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  • 4/13/2025

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00:00甘くて白い日本の伝統的な飲み物甘酒
00:06ところで甘酒には2種類あるって知ってましたか
00:10一つは酒粕をお湯に溶いて砂糖で甘みを加えた微量のアルコールを含む甘酒
00:18あっ酒粕のいい香りがしますね
00:24甘さが強いですねアルコール感っていうのもしっかりと感じられます
00:32そしてもう一つが米を麹で発酵させ甘みを出した甘酒アルコール分はありません
00:42あっお米の香りがふわっと口いっぱいに広がりますねすごく優しくて上品な味わいです
00:51今回注目するのはこちら米麹から作る甘酒です
00:58この甘酒を主力に味噌や麹など国内だけでなく海外からも高い評価を得ている会社が倉敷市にあります
01:07丸倉食品です
01:09添加物ですねそういうものを入れなくても長く保存できるような発酵食品であれば本来はそうあるべきものの形をお客様に届けることができるっていうところが強みだと思いますね
01:23昔ながらの製法で仕上げる甘酒のこだわりの一つが 麹作りに必要な麹菌です
01:31蒸した米を発酵させるのは菌糸の長い長毛菌と呼ばれるもの
01:37甘酒にひとりに糖度が高くなるということが分かったんですね
01:42その代わりデメリットとして手がかかってしまうというのがあると
01:46だからあえて大手メーカーさんが採用していないその長毛菌をですね
01:49弊社が使うことでニーズに応えることができると
01:53マルクラ食品によると市販の甘酒の糖度は22度から26度程度だそうですが
02:01驚きの48.7度
02:04健康への関心や小麦に含まれるタンパク質
02:10グルテンを含まないグルテンフリー志向が高まる中
02:14輸出にも力を入れ衛生管理の国際基準を満たす環境を整備
02:19海外からの需要は今や売り上げ全体の35%に
02:25原発事故が起きてからですね
02:28海外から日本の食品に対する見方というものが大きく変わってしまってですね
02:34第三者がやっぱり印象していないと難しいな
02:37高品質で安全安心なものづくりは新商品にも
02:42最近は料理系インフルエンサーとのコラボ開発にも取り組んでいます
02:47ということで今回は世界が認めた高品質な米麹製品で
02:53未来を切り開くマルクラ食品を特集します
02:56こんにちは
03:19プライド瀬戸内経済のちからです
03:22番組では地元企業の優れた取り組みから新たな時代を生き抜くヒントを探ります
03:27私も甘酒今いただいたんですけれども
03:30やっぱり甘みがしっかりしてて体が温まって元気になったような気持ちになります
03:36美味しいですよね
03:37スタジオにはマルクラ食品専務の岡田康夫さんにお越しいただきました
03:42よろしくお願いします
03:43よろしくお願いします
03:44岡田さん海外でも売り上げが35%と大変な人気なんですね
03:49今うちの甘酒以外にも米麹であったりとかお味噌とかを含めて
03:56お米を発酵させたものをひっくるめて今35%を超えるぐらいまでなっております
04:00最初はどうでした?受け入れられるかどうかって
04:04なかなかやっぱり日本と違って海外の方は甘酒を飲むという習慣がございませんから
04:09本当にうまくいくのかなというところはあったんですけど
04:12実際に向こうに持っていくとこれをジャムとして
04:15ジャムとして?
04:16トーストに塗ってみたりだとかライスジャムにして売ったらうまくいくんじゃないかとか
04:21向こうのバイヤーさん日本の発想とはなかなか違うんですけど
04:24そういう風にいろいろアイデアをいただいて
04:25新しい受け入れられ方がライスジャムって面白いです
04:28というわけで今回のテーマは
04:30世界が認めた米麹で描く未来戦略です
04:34倉敷市にある丸倉食品
04:56売り上げの4割を占める甘酒を主軸に
05:00味噌や麹などの製造販売を行う従業員14人の会社です
05:06兄で社長の岡田幸典さんとともに経営を担うのが
05:13専務の岡田康夫さん
05:15フードコート運営会社や電子部品メーカーを経て
05:1922年前家業を継ぐため倉敷に帰ってきました
05:23麹から作った甘酒というものが主力の製品となります
05:29手作りにも特化してすることで
05:33他のものを添加しなくてもおいしいものが作れるという感じですね
05:36丸倉食品は明治時代米の販売店として創業
05:42昭和に入り岡田専務の祖祖父が麹作りを始め
05:46その後味噌や甘酒などを手掛けるようになりました
05:50貫いてきたのは質の高いものづくりです
05:55毎日仕込むという麹
06:00大きな生路で米を蒸します
06:03蒸し上がった米はほぐしながらコンベアに通しますが
06:07この時ふりかけるのが麹菌
06:10この麹菌が糖度の高い甘酒を作り出す決め手となるのです
06:16どんな麹菌を使っていらっしゃるんですか
06:25麹というのを発酵した時に
06:28菌糸という系みたいなものが長く伸びていきます
06:30そこが長く伸びるものが長毛菌というもので
06:33菌糸があまり長く伸びないものというのが短毛菌となります
06:36表面の菌糸が長く伸びるということは根っこも長く入るんですね
06:40たくさん入っていれば入っているほど
06:42甘酒にした時に糖度が高くなるということが分かったんですね
06:45甘さを引き出す力が強い長毛菌ですが
06:50手間がかかるというデメリットも
06:52なかなか麹の菌糸が長く伸びるとですね
06:56毛がすごい絡まって塊になってしまう
06:59塊になった時にその欠乏力がすごい強すぎるとですね
07:03機械で自動で砕こうと思った時に
07:05なかなか砕けなくなってしまう
07:07大手メーカーさんはそこであまり人的コストをかけたくないですから
07:10短毛菌といわゆる砕きやすいものを使う
07:12それで自動で作るという風なことをすることで
07:15低コストな麹を作るということが実現されています
07:18大量生産に向くのが短毛菌ということですか
07:22あえて大手メーカーさんが採用していない
07:25その長毛菌をですね
07:26弊社が使うことでニーズに応えることができると
07:29塊を崩しながら空気を均一に含ませる
07:34手入れというこの作業
07:368時間ごとに6回繰り返す
07:38体力が必要な力仕事です
07:41徹底した温度管理の下
07:45麹作りには3日半を要します
07:48味の決め手となる長毛菌
07:57といってもその種類は200以上あり
08:01どうブレンドするかも腕の見せどころです
08:04あまり糖度ばっかりを求めてしまうと
08:09色が悪くなってしまいますし
08:11あまり白さばっかりを取ってしまうと
08:13あまり甘くならないというのがあるので
08:14そこら辺でうまくある2種類の菌をですね
08:18特殊な割合でブレンドをしてですね
08:19他のメーカーさんとは違う麹ができあがるという風になっております
08:23黄金比率になっている
08:24そうですね
08:24こうして出来上がった麹を蒸した米に水とともに加え
08:3112時間発酵熟成
08:33表面を抗菌シートで覆うことで
08:36味の均一化を図っているそうです
08:38そこで糖度を測ってですね
08:42弊社の基準では47度以上になるものが合格品という風にしてますので
08:47糖度がすごい高くなればなるほど
08:49やっぱり常温で防腐剤とか入れなくても
08:52日持ちはしやすくなります
08:53そのまま飲めるような甘酒になりますと
08:55大体22度から26度ぐらいまでの間のものがすごい多いですね
09:00今回は特別に出来たてのいわば生甘酒をいただけることに
09:07いただきます
09:09うん
09:12すごい甘い
09:15甘いですよね
09:16麹とご飯混ざってるだけなんで
09:19こんなに甘さ出るんですか
09:20そんなに出るんですよ
09:21はい
09:23マルクラ食品の甘酒は5種類がラインナップ
09:26このほか米麹や白味噌といった発酵食品を展開しています
09:32商品のおよそ3割は東京大阪など都市部でオーガニック食品を扱う店舗で販売するほか
09:40岡山香川の一部スーパーにも出荷
09:43中でもマルクラ食品が力を注いでいるのが海外への販路拡大です
09:50きっかけは商社から得た情報でした
09:53ソイソースという名前で醤油が売れ出してきたんだと
09:57だから今後赤だしを飲むだとかなってくると味噌とかの文化もそのうち入ってくる可能性はあると
10:03まだ今空白の市場だから早めに仕掛けておけば大きくシェアが取れるかもしれないということでですね
10:09アメリカのオーガニックという市場にその味噌を出していくということを
10:14その20年ぐらい前の時ですかね
10:16そこから始めるような形になってきたんですね
10:19輸出事業を支えたのが衛生管理の徹底です
10:242013年には世界で最も厳しい審査で知られるFDA
10:30アメリカ食品医薬品局の左札をクリア
10:34食品の安全管理に関する国際企画
10:37FSSC2万2000も取得しています
10:41原発事故が起きてからですね
10:45海外から日本の食品に対する見方というものが大きく変わってしまってですね
10:50日本製だから必ずしも欲しいということにならずに
10:54美味しいからって言って売れるんかって言っても
10:56そういうものでもなくなってきて
10:57本当に安全なのかどうかっていうものを
11:00第三者がやっぱり印象してないと難しいなってなってですね
11:03輸出先はアメリカやヨーロッパなど
11:0718の国と地域に及び
11:09海外向け製品が今や売り上げ全体の35%を占めるまでになりました
11:15向こうが欲しいって思っているものを
11:18こっちが作っていく
11:19そちらに寄せていくっていう作業というか
11:21それが必要なんじゃないかなと思ってますね
11:23具体的にはどういうの?
11:25そうですね 例えばお味噌だったら
11:28あんまり欧米の方って辛いものとか
11:30醤油っぱいものあんま好きではないんですね
11:31なんで味噌でも甘めな味噌
11:34うちだったら白味噌で今出させていただいてるんですけど
11:37甘酒もやっぱり海外は飲むという習慣がありませんから
11:40やっぱりそれを甘味料として
11:43パンケーキとかを作るときの材料に使われたりだとか
11:46トーストに塗ってジャムの代わりにしたりとかですね
11:48お米でしか使ってませんから
11:50優しい甘みになって体にもいいだろうということで
11:53そういう使い方をしていただいてます
11:55岡田さん海外展開をする上で
11:59アメリカの左札をクリアしたことが大きかったということなんですけど
12:03そうですね
12:03大変だったんじゃないですか
12:05そうですね
12:05急に3ヶ月後に左札に来るというメールが
12:09アメリカから来たわけですけど
12:10その時にそれを受けなくてもまずいいと言われたんですよ
12:14ただ受けない場合はロサンゼルス港に商品を入れることを許さない
12:17みたいなことを言われてですね
12:18コンサルを受けてた先生が結構アメリカによく行かれるということで
12:21その先生からちょっとアドバイスを聞こうと
12:23まずはトイレの場所を変えましょうと言われたんですよ
12:26その自宅のトイレとかがあるすぐ扉を出たところで
12:30食品を作っていたりだとか
12:32そういうところっていうのが結構あったりするんですけど
12:34アメリカ人はそういうところがものすごい受け入れられない部分があってですね
12:37ちゃんとトイレはトイレで外で建てましょうと
12:39ただ3ヶ月あればギリギリかなみたいな
12:42結論から言うとササツに来る2日前ぐらいに出来上がったんで
12:46あとササツに来る人がですね
12:48やっぱりそのあまり食品
12:50日本の文化のことをあまりよく知らない方だったんですよ
12:54味噌仕込みをして落とし蓋を置いて石をたくさん積んでる
12:58そういうイメージあると思うんですけど
12:59あれって日本の文化としてそういうものが根付いてるわけですよ
13:02ただそれをその方が見た時にですね
13:04なんだこの食品は石が入ってるじゃないか
13:06こんなの食べれないだろうみたいな感じのことを言われるわけですよ
13:09コージムロを見て温度が高いからこれだと菌が繁殖するだろうみたいな
13:13いや菌を繁殖させてるんですよみたいな感じなんですけど
13:16なかなかそれもよくわからないみたいな
13:18ただアメリカのそのFDAのササツをクリアしたっていうことがですね
13:22アメリカだけでなくEUであったり
13:24他の諸外国からもここはちゃんとアメリカの水準を超えてる
13:28作り方をしてるっていうのを認めてもらってですね
13:31それが結局売上が増えるというか取引先が増えるきっかけになったので
13:35それはやって大変ではあったけどよかったなというふうに思ってます
13:39日本のもの欲しいって言われる方すごいたくさんいらっしゃるんですよ
13:43海外アメリカだけでなくいろんな国がですね
13:45いるんですけどやっぱりその食品になると
13:47やっぱりその国の法律をクリアするっていうことがなかなかできなくて
13:50そこでみんな諦めちゃう
13:52だから欲しいんだけどビジネスに結局ならないっていうのが
13:55もうそれが大半らしいんですよ
13:57だからそこを何とか超えることができれば
14:00日本のものをもっともっとたくさん海外に出していけると私は思いますね
14:04そして長毛金を使うことで本当に手間暇かけてされてる
14:09人手不足って言われていることもあると思うんですけれども
14:12従業員の働き方も工夫されてるんですよね
14:14そうですね
14:14昔勤めてた会社さんでそこのフードコートで働いてた時に
14:19たくさんアルバイト生を雇ってアルバイト生が辞めていくという
14:23その経験の時にいろんなことをちょっと学んだんですけど
14:26大半が人間関係で辞めてることが分かったんですよ
14:29一つ分かったことがシフト制なんですよ
14:34学校とか幼稚園とかから電話かかってきてですね
14:36ちょっとお子さんが熱を出したので迎えに来てくださいと
14:39それも仕方のないことじゃないですか
14:41その人が悪くないというのは皆さん当然理解はされててもですね
14:44何々さんが帰ったせいで私が残業しないといけなくなっちゃったとか
14:49私この日休みだったのに私が代わりに出ないといけなくなっちゃったみたいになると
14:53やっぱりそういうところで見えないところでちょっとずつ溝ができていってですね
14:58すると自分も悪いなと帰った人も別に本当は悪いなと思うようになってしまって
15:03どっちかが結局気まずくなって辞めちゃうみたいなことがすごくあってですね
15:07このシフトっていうのは小悪の根源だなと思ってですね
15:10朝礼で今日からシフト制廃止しますと
15:14自由に来て自由に帰るみたいな形にしてくださいってなったら
15:19人が辞めなくなったんですよ
15:20効果が実際にある
15:23そうですね
15:23だから帰られても誰かがそれの抜けた穴を埋めなくてもよくなったので
15:27ストレスがかからなくなるわけですよ
15:29それ埋めなかったらちゃんと回るんですか
15:31例えば適正人数は仮に10人だったとしますよね
15:3510人だったら本来シフトだったら毎日10人になるような感じで
15:38シフトを組んでいくわけですけど
15:39そのやり方でやると人少ない時は7人しかいないし
15:43人多い時は15人とかになっちゃうわけですよ
15:45国内のスーパーさんだったら注文が来て1日後2日後ぐらいには
15:49商品出さないといけないんですけど
15:50海外とかに出すんだったら2ヶ月後に港につけてくれとか
15:53そういう仕事のリードタイムというかそういう感じになるので
15:56優先度の高いスーパーの仕事とかそういうものは先にやるんですけど
16:00人がたくさん来てたらそういうのが早く終わってしまいますよね
16:03空いた時間に海外のやつとかやっていくわけですよ
16:05そこで前倒ししてアドバンテージを稼いでいっておくと
16:08なるほど
16:097人しか来ない時はシフト制でもやっぱり7人しか
16:12結局来れないわけですよ
16:14みんな来ないわけだから
16:15それまでにやっているのでその穴が埋まると
16:17だからその月末とかにしわ寄せが来て
16:20私が僕がやらないといけないみたいなことにならなくなって
16:23それでもやっぱり人間なんで
16:25いろいろ細かいことあったりはしますけど
16:27ただその時に比べると
16:29その定着率というのはだいぶ上がったんじゃないかなと思いますね
16:32すごい
16:33面白い
16:34そんなマルクラ食品ですが
16:37新たな商品開発にも積極的です
16:40CMの後お伝えします
16:41こちら
16:47倉敷市二日市の住宅街にある人気のシフォンケーキ専門店です
16:53ショーケースを覗いてみると
16:56専門店だけにラインナップが豊富
16:59聞けば常時15種類もあるそうですが
17:02中には甘酒
17:05白味噌も
17:07マルクラ食品さんの玄米甘酒を使った甘酒資本が一番人気で
17:13プリエ名物としてショーケースに陳列してますので
17:18やはり名物を一番に買われる方がいらっしゃいます
17:21こちらのお店
17:24安全安心な素材にこだわるだけに
17:27マルクラ食品のものづくりの姿勢に共感し
17:30甘酒や白味噌を使った商品を開発することにしたそうです
17:35では甘酒のシフォンケーキいただきます
17:39甘酒の香りほんのりしますね
17:47口触りすごく滑らくしっとりしてます
17:51マルクラ食品の甘酒は洋菓子のほか和菓子やスムージーにも使われています
17:58意外なところでは美容効果を狙ったフェイスパックにも
18:03汎用性の高さから岡田専務は新たなファンの開拓を狙った商品の可能性を探っていました
18:11その甘酒を作る中の蜜の成分をうまく取ることができて
18:18底の部分だけをうまく抽出することができれば
18:22それをシロップみたいな形に使えるんじゃないかと思って
18:25岡田さんが挑んだのは米の糖分を抽出した天然甘味料ライスシロップ
18:33甘酒を作る工程を工夫し10年かけシロップだけを取り出すことに成功したのです
18:40糖度は80度と高く蜂蜜が食べられない乳児や
18:46食物アレルギーのある人も食べられることから評価も上々で
18:51アジア最大級の食品展示会フーデックスの美食女子アワードで
18:57金賞を受賞するなどしました
18:58さらにはノートルダム精神女子大学との産学連携で
19:05パウダー化した塩麹も開発
19:08パウダーにすることで料理にかかる時間を大幅に短縮できるといいます
19:15最近はPR効果を狙った料理系インフルエンサーとのコラボにも取り組んでいます
19:23去年11月にはSNSの総フォロワー数170万人以上の
19:30京塚翼さん監修の塩麹ペーストを発売しました
19:34麹の粒が細かいため焦げにくく扱いやすいことや
19:58栄養豊富なブロッコリーのパウダーをブレンドした点が顧客から指示されています
20:03それが実際入れることによってすごいやっぱり注目を浴びたりとか
20:08っていうのはなかなかメーカー側からの視点じゃ出てこない発想ではあるので
20:12そういう新しい刺激っていうものはすごい役に立っているなと思います
20:16従来の顧客からさらに広げていこうというふうにも
20:20だから一番私として大切なのは口コミが広がっていくことだと思っているんですね
20:25いいものを作っていったらやっぱりそれを他の人にも教えてあげようと思ってくださる人はいると思いますので
20:31育てどんどんどんどん広がっていったらいいなと思ってますね
20:34今後の追求する精神ですね
20:38グローバルの目線も持たれた状態で
20:41品質管理を徹底した上で
20:43さらにおいしさというところも妥協することなく
20:46徹底して突き詰められているところが素敵だなというふうに思っています
20:51新商品の開発による新たなファンの取り込みや海外販路の拡大が進み
20:58昨年度は過去最高の1億9400万円を売り上げました
21:04思いもよらない展開というのが出ているんじゃないですか
21:08そうですね 私たちは工事を作るプロではあるんですけど
21:13工事ってそのまま食べるようなものではないじゃないですか
21:15それをどう使うかというのはやっぱり料理研究家の方だったりとか
21:19そういう方のアドバイスをいただいた方が
21:22多分もっとより良い消費者にとっていいものを作れると思うんですよね
21:26売りたいものを作るのではなくて
21:28お客様の欲しいものをメーカーはそれを汲み取って作るということが重要だなというふうに
21:33できることとできないことというのはあるんですけど
21:35ただそれをできるだけそれにお客様のニーズに近づけていくと
21:39そこがやっぱりお客様の求めているものの
21:42いろいろなゴールに近づいていくことになりますから
21:44そして今や生産が追いつかないぐらいということで
21:48新工場も建設中
21:49そうですね 昨年末に新しく新倉敷の方に土地を買って
21:55今建築の許可が下りたので
21:57多摩島の端っこの方といいますか
21:59そちらの方にちょっと新しく工場を建てるということになってですね
22:02そこで工場を今の2倍以上の量が作れるようになるので
22:07そうなれば今海外のお客様から注文が来ていても
22:11結構断っているものが結構あるんですけど
22:13そういうものも受けることができるようになって
22:15もっとたくさんの人に商品が届けられるなと
22:18忙しくなりそうですね
22:19そうですね ありがたいことですけどね
22:22それでは最後にお伺いします
22:25岡田さんにとって新たな時代を生き抜く全ては
22:28そうですね 日本という国はですね
22:31やっぱり技術を持っている国だと思いますから
22:33やっぱりその値段を安くして売っていくみたいなことをやっていくとですね
22:37やっぱり人件費の安い新興国にやっぱりどうしよう負けてしまいますから
22:41やっぱりお客様から見てですね
22:43高いかもしれないけど
22:45この商品であればこんだけ払ってもいいなと思えるような
22:49そういうふうな付加価値の高い商品ですね
22:51商品にしてはサービスにしてもですけど
22:53そういうものを作っていくことが大事なんじゃないかと思います
22:56伝統の技を磨いてで世界に乱していくという
23:00そうですね
23:01今日はマルクラ食品専務岡田康夫さんにお話を伺いました
23:07ありがとうございました
23:07従業員が辞める理由は多くが人間関係にある
23:26その人間関係を悪くするのがシフト制だというところに目をつけて
23:30自由な出勤制度に変えた岡田専務
23:33英談だと思います
23:35そういった人に対する細かな目配り
23:39聞くばりがあるからこそ
23:40麹菌も居心地よく発酵できて
23:43それが海外の人も魅了している製品になっているのではないでしょうか
23:47書記さん
23:49一つトリビア持ってきました
23:51日本麹文化協会によりますと
23:53甘酒に豊富に含まれるビタミンB群は
23:56肝臓のアルコール分解酵素の働きを活発にしてくれるということで
24:02江戸時代の武士たちはですね
24:04これを甘酒を宴会の前に飲んで悪酔いを防いでいたんだそうです
24:09そういう効果があるんだ
24:11海外の人もちょっとお酒を召し上がる前は
24:15この甘酒を飲む
24:16そういう文化が広がるかもしれませんね
24:19いいですね
24:20今回は倉敷市のマルクラ食品の取り組みを見ていきました
24:24塩麹は最強の美肌健康調味料と言われたりするんですけども
24:37今回マルクラ食品さんと一緒に作らせていただいた
24:39生きる塩麹は
24:41その中でも最高峰の有機無添加国産100%を実現している上に
24:46スーパーフードのブロッコリーも麹の中に入っていて
24:50なおさら美容健康に良くて
24:51さらに業界初で焦げ付きにくいペースト塩麹ですね
24:55ぜひAmazonで初めての塩麹と試合プレッドもらえれば出てきますので
24:59ぜひチェックしてみてください
25:014月20日のプライドは
25:05酒やパン作りに欠かせないコウボに注目
25:08岡山県立大学の学生が見つけた野生のコウボから
25:12ユニークな商品が続々と誕生しています
25:20プライドはTVerで配信中
25:34お気に入り登録もぜひ
25:36ご視聴ありがとうございました

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