ビデオ: レオナルド、ストライカー車両に基づく新しいレーザー防空システムを公開

レオナルドDRSは、BlueHalo社と協力して、無人航空機（UAV）の脅威に対処するために設計された革新的なレーザー防空システムを発表しました。

この発表は、レオナルドDRSの公式ウェブサイトで行われました。

この新しいシステムは、1〜3グループのドローンを破壊するために設計され、運動エネルギー技術と非運動エネルギー技術を組み合わせた、現代的で多機能な航空脅威対策ソリューションです。主な兵器には、高出力レーザーに加え、Northrop Grumman社製の30mm砲「XN914」や、BAEシステムズの70mm誘導ミサイル「APKWS 2」が含まれています。

目標を検出・追跡するために、このシステムはDRSの「RPS-92 nMHR」レーダーと、BlueHaloの電子情報システム「Titan C-UAS」および「Titan-SV」を使用し、敵ドローンに対して完全な防御カバーを提供します。

先月、ニューメキシコ州ソコロで米国陸軍の関係者に対して行われたデモンストレーションでは、BlueHaloの26キロワットのレーザー「LOCUST」を使用して複数のドローンを成功裏に撃墜しました。

このデモでは、レーザーと30mm砲を用いて、ドローンと地上目標を同時に破壊する能力も示され、戦闘シナリオでのシステムの多用途性が強調されました。

レオナルドDRSランドシステムズのシニア・バイスプレジデント、アーロン・ハンキンス氏は、このプロトタイプの開発の迅速さを強調し、「わずか8ヶ月で、レオナルドDRSと優れた業界パートナーたちは、ストライカー車両をベースにしたこの指向性対ドローン防空システムを設計、製造、テストしました。我々はDRSの実績を活かし、迅速に防空能力を陸軍に提供するために協力しながら、迅速な前進を遂げました」と述べました。

レオナルドのレーザー防空システムは、ドローンなどの現代の航空脅威に対する重要なステップであり、同社の先進的な軍事技術ソリューションの開発への取り組みを強化しています。

出典: leonardodrs | 画像: X @LeonardoDRSnews