開催か中止か センバツ苦悩の選択

  • 12 年前
東日本大震災が発生した去年3月11日。選抜高校野球大会が間近に迫っていた。開催か? 中止か? 被害が広がる中、主催者の高野連と毎日新聞社は苦悩の選択を迫られた。野球どころではないという意見。一方で、阪神・淡路大震災の年のセンバツに勇気づけられたと開催を求める意見。出場予定だった東北高校ナインは避難所で寝起きし、家族の安否がわからない部員もいた。高校野球の原点とは何か? 揺れた8日間のドキュメント。