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00:00大敗した参議院選挙の総括と今後の党の運営を議題とした両院議員総会の冒頭
00:08総裁の石場総理大臣は参議院選挙の結果について改めて陳謝した上で
00:15日米関税交渉や農業政策防災などの課題を挙げ
00:20引き続き日本国に責任を持っていきたいと重ねて続投の意欲を表明しました
00:27これに対し出席した議員からは自民党総裁選の前倒しを求める意見が相次ぎ
00:35その判断を総裁選挙管理委員会に一任すると決めました
00:40今日はスタジオに日本の政治を知り尽くしたジャーナリストの鈴木哲夫さんにお越しいただきました
00:48どうかよろしくお願いします
00:50まず今日の両院議員総会ですが
00:54鈴木さんの一番の注目点どこだったでしょうか
00:57ポイントはやっぱり石破さんが続投なのかそれとも石破卸と言ってもいいけど引きずり下ろすとか
01:03そのポイントというのは総裁選を前倒してやるかどうかということなんですよ
01:08それをこの総会の中でどこまで決めるのかというここがポイントだったんですけど
01:13結局今日は決めずにいわゆる戦艦というのかな
01:17それを専門にあるそこに委ねようということになったので
01:21結論が出たようで出てない
01:24ただ石破卸をやっぱりこういう石破さん降りるべきだという人たちからすると
01:31これは一歩進んだということになるし
01:34石破さんを擁護する人たちからすると
01:37今日結論出なかったし時間もこれから経っていけば
01:40少し辞任の声は静まっていくだろう
01:45双方がまたそれぞれの側の見方をしているので
01:50だからやっぱり次のおそらくですが僕は
01:538月中に参議院選挙の総括がありますよね
01:57ここが最後の大きな山なのかなという気がしますね
02:01なるほど
02:01あとちょっと昨日からのニュースでやっぱり
02:04日米の間に関税をめぐる15%
02:07そこがあるというので
02:08今日のこの両院議員総会でも
02:11この辺が一つポイントになるかなと思ったんですが
02:14ここは影響ありましたか
02:15いやいやこれもう大田さんの専門分野だから
02:18昨日はねやっぱり夜は
02:21結局日本騙されたと
02:23石破さんはいいようにやられたんだということで
02:26これが今日かなり吹き出すんじゃないか
02:29日を吹くかない
02:30思ってましたよね今朝までは
02:31だけど結局今朝の赤澤さんが赤澤大臣が
02:35いやそうじゃないんだということで
02:37訂正したもんだから
02:39今日はだからこれほとんど出てない
02:41なるほど
02:41だからやっぱり石破さん続投下
02:43いや石破さん降りるべきだ
02:44ここにもう焦点が絞られた感じだったと聞いてますけど
02:48なるほど
02:48そうなりますと下駄を預けられた
02:51藍澤一郎さんが率いる総裁選管理委員会
02:54ここにこれからの展開を移っていくわけなんですが
02:58そうですね
02:59シナリオとしてはその月末の参院選の総括と合わせて
03:02どういう流れになってくるんでしょう
03:04おそらくこれこういうなんかこう
03:06今のこの状況の中で
03:07じゃあ総裁選どうするかっていう
03:10で戦艦がそれ初めてのパターンなんですよね
03:13そうですよね
03:14だからそれどういう風な手続きで
03:17仕組みでやっていくかっていうのを
03:18これから多分赤澤さん中心に
03:20考えていかなきゃいけないので
03:21藍澤さん中心
03:22ごめんなさい藍澤さん中心に考えていくので
03:25少し時間かかるだろうということと
03:28同時にやっぱりその参議院選挙の総括
03:31なるほど
03:32これをやらないと
03:33じゃあ総裁どうするって話に次いきませんから
03:36そこまでは少しその
03:38なんていうのかな
03:39ちょっと静かになるんじゃないかと
03:41これは鈴木宗さんなんかそういう風に言っているみたいですけどね
03:45鈴木宗さんは続投派の方でございます
03:47まあそうですね
03:48全てをよしと言うんじゃないけど
03:50こうなったのは別に石破さんを下ろせば済む話じゃなくて
03:54自民党全体の総括が必要なんだと
03:57ここ何年かのね
03:58なるほど
03:58だからそういう
03:59鈴木宗さんはそういう考えですけど
04:01だからそういう意味では初めてのケースだから
04:04今までのようにトントントンと要するに
04:06総裁選に行くというよりは
04:08まだこう揺れながらという感じで
04:10参議院選挙の総括が終わらなければ
04:15次のでは行けない
04:17となるとやっぱり8月の終わり以降
04:199月ぐらいに最後の山が来るということでしょうね
04:22なるほど
04:22じゃあ一番大きなこのなんていうんですかね
04:25局面をこれ変えていく大きなポイントは
04:27まずはその月末の総括が一番重要になってくるということですね
04:31あともう一つ僕が思うのは
04:33これ石破さん直接取材してても思うんだけれども
04:36やっぱりその自分がやらなきゃいけないことがある
04:38例えば関税の問題も
04:39それから戦後80年のコメントにしても
04:42やらなきゃいけないことだからやるんだ
04:43これもあるんだけれども
04:45僕はやっぱりこの事態を大きく動かすのは
04:49ちょっと世論だと思うんですね
04:50これがだって大田さんも初めての経験だと思うけど
04:54普通だいたいやめないやめないって言ってて
04:58世論がやめろって言ってやめるでしょ
05:01今長田町でやめろって言ってて
05:04世論はやめなくて言って
05:05逆のパターンですよね
05:07僕は世論やめなくていいっていうのも
05:09やっぱりこれは石破さんの応援じゃなくて
05:12自民党全体で出直せと
05:15今その石破卸云々とかそういう話じゃないし
05:18顔を変える話じゃないでしょ
05:20そういう世論だと思うんですね
05:21なるほど
05:21これがだから盛り上がってくると
05:23やっぱり自民党の空気っていうのは
05:25多分変わってくる部分もあるので
05:27これは保守派
05:29自民党の保守派なんかも石破さん帰ろうっていう風に
05:32変わるべきだって言ってるけれども
05:33この世論が僕ね
05:36一番大きな影響を与えるのかなってちょっと気がしますね
05:39今日の鈴木さんの取材では
05:41両院議員総会でやめるべきそうではない
05:44続投資論
05:45どれくらいの割合だったんですか
05:46中にいた方が言ったんだけど
05:49だいたいね
05:496、4から7、3ぐらい
05:51前半後半でテーマが違ったので
05:54あれだけれども
05:56ただ
05:57なんていうかな
05:59喋る人はだいたいいつもの人っていう
06:01意見を言う人は
06:02この間の懇談会と思う
06:03そうそう
06:03トータルで34、5人がどうも意見を言ったらしいけれども
06:07もう本当に100人200人がわーっと言ったんじゃなくて
06:10だからそういう意味では
06:12なんとなく意見は言わないで
06:14冷めてる
06:15冷めてるというよりは
06:16まだ様子を見てる人たちの方が多い
06:19という風に見ていいんじゃないでしょうか
06:206、4、7、3でやめろ派の方が
06:23責任の投票ではあると
06:24そうですね
06:24ただ4、3がやはりやいやっていう風な
06:27もう少し冷静に議論しようよ
06:29という声もあったということですね
06:31なるほど
06:32これ自民党の決闘初めての事態でですね
06:36ただこれ非常にやっぱり
06:38トランプ関税しかりです
06:40それからアジアの安全保障環境
06:43特に中国、北朝鮮ですよね
06:45今外交がオルスになっちゃってるんですよ
06:47ここも心配なんですよね
06:49なんかこう今の自民党に対して最後ご提言ございますか
06:52いや僕はとにかく石破さんに続投するなら条件がありますね
06:57石破らしさを出せと
06:58外交でも何でもそうですよ
07:00今まで言ってきたことはだってやってきてないわけでしょ
07:03だからね
07:04もう続投って言うならその覚悟を持てるのかどうかということと
07:07僕ね自民党にとっては
07:09僕最大のチャンス
07:11つまりこれはもう回答的出直しをするチャンスだと思うんですよね
07:15だからそういう意味では
07:17ただの石破卸顔を変えるじゃなくて
07:19自民党全体どうしていくんだっていう理念も含めた総括ができるかどうか
07:24ここをぜひ見せてほしい
07:26できなければ結局自民党ダメじゃないになる
07:28僕その分岐点に来てるような気がします
07:31なるほど
07:31まさに戦後80年の大切なタイミングで
07:34回答的出直しを石破さんが
07:36イニシエイとできるかどうかというところになってきますね
07:38この後は広島県湯崎知事に伺いました
07:41鈴木さんありがとうございました
07:43ありがとうございました
07:541945年8月6日
08:06アメリカ軍は広島に人類史上初めて原子爆弾を投下した
08:12あれから80年
08:15北東
08:17被爆地の願いとは裏腹に
08:21今世界はいつ核戦争が起きても不思議ではない危険な状態にある
08:27ウクライナを侵攻するロシアは核の洞窟を繰り返し
08:35核兵器を保有するイスラエルは核開発を進めるイランと対立
08:41中国は核戦力を増強し
08:46北朝鮮は事実上の核保有国となった
08:50こうした状況を反映し
08:55核兵器を使ってはならないとする核のタブーは緩み
08:59核の秩序が崩れ始めている
09:02一方去年
09:07日本被弾協がノーベル平和賞を受賞するなど
09:11核廃絶を望む声はついえていない
09:14安全保障環境が不安定となり核抑止が叫ばれる中
09:21唯一の戦争被爆国である日本は
09:25戦後80年を迎えたことし
09:27核廃絶への道筋をどう示すべきなのか
09:32被爆地広島からの提言
09:34おととい8月6日は広島
09:39あす9日は長崎に原爆が投下された日です
09:43被爆から80年がたちますが
09:45これだけの惨劇を経験しても
09:48人類はいまだ核兵器を手放すことができない
09:51きょう改めて原爆
09:53そして核の問題を考えていきたいと思います
09:55スタジオには広島県知事の
09:58湯崎秀彦さんにお越しいただきました
10:01どうぞよろしくお願いいたします
10:02はいよろしくお願いします
10:03原爆はですね
10:06これ町都市に壊滅的な破壊をもたらしただけではなくて
10:11何よりですね
10:12決して回復することのできない
10:14心の傷であったりね
10:16あともちろん体への苦しみというものを与えて
10:21被爆者の方は今もこれ
10:23放射線の恐怖と背中合わせて暮らしていらっしゃるんですよね
10:271945年8月6日
10:31人類史上初めて原子爆弾が広島に投下されました
10:36この年激しい爆風や熱戦
10:40放射線の急性障害などで
10:43推計およそ14万の人々が亡くなったといいます
10:478月9日には長崎に原爆が投下され
10:52年末までにおよそ7万4000人が亡くなったといわれています
10:56戦後被爆地を中心に
11:00放射線の影響と思われる白血病や
11:03がんによる死者は増え続け
11:05生き延びた人々も後遺症といった健康問題にとどまらず
11:10差別や生活上の苦しみ
11:12さらには心理的な不安に襲われ続けました
11:16厚生労働省のまとめによると
11:20去年度末の時点で被爆者健康手帳を持つ全国の被爆者は
11:26前年度と比べて7695人減り
11:3099130人
11:33平均年齢は86.13歳となり
11:38被爆80年を迎えた今
11:40被爆者の医療や介護
11:42そして被爆体験の継承のあり方が問われています
11:46いつかは訪れる
11:49被爆者のいない世界
11:51これいずれ迫ってくるんですよね
11:54被爆者の皆さん高齢化されていらっしゃる
11:56まだ語ることもできない方もおられるんですよね
12:00そういった中どうやって風化に抗いながら継承していくか
12:04この辺まず知事どうお考えでしょうか
12:07はい本当に被爆者の高齢化進んで
12:11被爆者として自分の目で見たことを語れる人というのはやはり
12:18今も90歳ぐらいになられているので
12:20本当にその話を聞くというのはですね
12:23これから難しくなってくる時代がきます
12:26やはりですねそれを継承していく
12:30これは広島市が特に中心にやってますけれども
12:33被爆者から伝承者として
12:36トレーニングも受けてですね
12:38しっかりとお話をしていく
12:40これは非常に大事なことだと思います
12:42広島県としては
12:44それを担う若者の人材育成ということをやっていまして
12:49直接伝承者として伝承するということ以外にですね
12:54様々な教育というか
12:57関心を持ってもらう
12:59平和だとかあるいは核兵器の問題について
13:02関心を持ってもらうということをやっています
13:04これ様々あるんですけれども
13:06ご覧いただくようにですね
13:078月6日にも若い皆さんに来ていただいて
13:13中光国連事務次長も参加いただいてですね
13:16この対話イベントを行ったりとか
13:19あるいは広島アイキャンアカデミーというのがありますけれども
13:23これは大学生大学院生レベルの世界の皆さんに来ていただいて
13:28広島で検証するといったようなことですね
13:32あるいは今年は特にさらに研究者レベルの人に集まっていただいて
13:39この過激の現実を踏まえた上で安全保障であるとかですね
13:45国際関係を考えてもらうそういったことを進めています
13:48なるほど被爆者が掲げてこられた松明を次の世代
13:51そしてそのを広げていく取り組みだと思うんですよね
13:54さておととい6日広島市では平和記念式典が行われました
14:01湯崎知事の挨拶をお聞きください
14:04国守りて賛がなし
14:08もし核による抑止が歴史が証明するように
14:13いつか破られて核戦争になれば
14:16人類も地球も再生不能な参加に見舞われます
14:20概念としての国家は守るが
14:23国土も国民も復興不能な結末があり得る安全保障に
14:28どんな意味があるのでしょう
14:29湯崎知事の挨拶
14:32私毎年現場でもうずっと十数年お聞きしてきたんですけれども
14:37毎回核抑止に対して真正面から挑戦を挑まれているんですね
14:43今年私お聞きしまして
14:47ある意味集大成といったらちょっと言い過ぎかもしれませんが
14:50抑止とはあくまで頭の中で構成された概念または真理
14:54フィクションであるとおっしゃられて
14:56自信過剰な指導者が現れたり
14:59人間のエゴ
15:00それから民衆が高揚して圧力がかかった場合
15:04これ抑止が破られるんじゃないかという
15:06鋭い継承人類にならされたんですけれども
15:09知事この辺の思いというか
15:11どういうメッセージを込められたんでしょうかね
15:13やはり我々人類の歴史から学ばなければいけないというふうに思うんですけれども
15:20去年は実は鳥取県の上地遺跡というところから始まる
15:25当時からの戦争の様子というのをお話ししたんですが
15:29やはりどんなに頭で考えてこうしておけば
15:37相手は攻撃しないだろうというふうに思っても
15:40それが永遠に続くとは限らないわけなんですよね
15:45それがもうこれまで繰り返されてきたことが
15:50人類の歴史であって
15:52その核抑止だけが特別であるというふうに考えることが
15:56おかしいんじゃないかと思うんですね
15:58よく保守勢力が核抑止というふうに言われますけれども
16:05本当の保守というのは何かというと
16:08やはり人類のこれまで誤ってきたことであるとか
16:12間違ってきたことであるとか
16:13そういうことから学んで
16:15次の展開を考えるということが本当の保守だと思うんですけれども
16:21そういう意味ではやはりこれまでの
16:24第二次世界大戦も第一次世界大戦も
16:27それ以前のですね
16:28それこそギリシャの古い歴史からというふうに申し上げたんですけれども
16:32繰り返されてきたことなので
16:33核抑止だけは特別ではないということを
16:36しっかりと言いたいということと
16:37それから核の場合には
16:40先ほどビデオでも流していただきましたけれども
16:43国守り手3がなしということになってしまうわけで
16:48そこに一体どんな意味があるのか
16:50安全保障の根本は何かということをもう一度問い直す
16:54国家を守ることが安全保障ではなくて
16:57これは人間の安全保障が本来の安全保障であって
17:00これは実は日本政府も
17:03強力に推進をしようとしていることなんですよね
17:06そういう観点から言うとやはりいかに核という要素を
17:09なくしていくかということが非常に重要であるということをですね
17:13今回は申し上げたかったということですね
17:16なるほど今知事の口から
17:17人間の安全保障という言葉あったんですが
17:202010年のスピーチ
17:22これも私聞かせていただいたんですが
17:24広島大教授を務められたお父様
17:26湯崎実さんが人間的性の全体的破壊ということをおっしゃっていて
17:32これを引用されているんですが
17:34このお父様の思い
17:35この人間的性の全体的破壊
17:37少し解説をいただけますでしょうか
17:39はいそうですね
17:40父はもともと最初はABCCにいたんですけれども
17:44その後原型に呼ばれまして
17:48ABCCというのは被爆者を調査したアメリカの研究機関ですよね
17:54今の放射線影響研究所ですけれども
17:57社会学者として社会的な影響を研究をしていました
18:03その多くの被爆者にお話を聞き
18:08また爆心地の復元作業も行っていたんですが
18:16そういう中で被爆者
18:18この原爆というのは
18:20ただ傷つけるとかというだけではなくて
18:24まず例えば家族もみんながいきなりいなくなってしまうとか
18:29そこにあった歴史だとか
18:31そういうものも分からなくなってしまうとか
18:34あるいは人間って一人で生きることはできなくて
18:37必ず社会的な関係というのが必要ですよね
18:41そういった社会的関係も断ち切ってしまう
18:44破壊されてしまう
18:45それをもってこの人間的性の全体的破壊というふうに
18:50言っていたということなんですけれども
18:52やはり核兵器がただ大きな爆弾ということではなくて
18:58そういったまさに人間のあり方自身を通っていくような
19:08そういうやはり特別な兵器であるということだと思います
19:12なるほど
19:13私も被爆者の方の取材長く続けさせていただいているんですけれども
19:17やっぱり今のお言葉を聞いて真っ先に思い浮かぶのが
19:20お母様のお腹の中で被爆した原爆消灯症被爆者の方なんですね
19:26横浜に住まれる中井陽子さん
19:28これは原爆消灯被爆者を支援するキノコ会という
19:31広島の民間団体なんですが
19:35今年79歳になられました消灯症の方は
19:38横浜に住む中井真一さん陽子さんご兄弟
19:43これお写真ありますが
19:44ずっと陽子さんはですね
19:46いろんな婚約の話もあったんだけど
19:49ちょっといろんな事情でそう結婚されずにですね
19:52ずっとこのお兄さんの真一さんをお支えになっている
19:55今年2月のさっきのお写真なんですけれどもね
19:58これは幼少時代の写真で
20:01陽子さんはですね
20:02これ兄を傷つけた悪魔の兵器だっておっしゃっていて
20:06この言葉を実は浜澄二郎さんという
20:09体内被爆者の方が
20:11今年の核兵器禁止条約提案国会議
20:15ニューヨークで開かれた3月の会議で
20:17この陽子さんの言葉を用いながら
20:19この核の非人道性を世界に訴えられたということなんですね
20:24体内で被爆した
20:26放射線に射抜かれたということかと思いますが
20:29こうやって人間的性の全体的破壊をもたらす
20:34核兵器ということなんですけれども
20:35今まさにこの核の秩序が揺らいでいるんですけれども
20:40知事のリーダーシップでですね
20:43広島県では毎年核軍縮不拡散
20:46核セキュリティに関する取り組みを評価する
20:49広島レポート
20:50世界の取り組み状況を通信簿つけておられるんですけれども
20:54少しちょっと最近のトレンドをお話しいただけますでしょうか
20:58はいそうですね
20:59まずこの広島レポートのご紹介ですけれども
21:02広島レポート
21:04世界各国のですね
21:07この核不拡散
21:10核軍縮それから核セキュリティについての
21:13まさに通信簿というのを付けていく
21:15いろいろ細かい項目に分けてですね
21:18付けているんですけれども
21:21これやはりですね
21:22特に去年を見ると核軍縮の進展というのは
21:26ほとんど見られないといったような状況がありまして
21:30それはやはりロクチアによるウクライナ侵攻
21:33これが長期化しているということであるとか
21:36あるいはその中で核兵器による同活
21:39さらには中国それから北朝鮮
21:43これ核兵器の開発だとか
21:45製造というのが進展をしているわけですね
21:48欧州でも核抑止を強化しようという議論が
21:53非常に強まっているといったような状況がありまして
21:56さらにはですね
21:58この核兵器国と非核兵器国の分断というのもね
22:02ますます進んでいて
22:03NPTも難しいし
22:05TPMWもですね
22:06非常に分断を進めているような状況もあるといったことですね
22:11こういう状況も非常に厳しい
22:15今世界情勢にあると言えると思います
22:18核不拡散条約と核兵器禁止条約
22:22ちょっと推進国がそれぞれ分断している状況を
22:25ご指摘いただきましたね
22:26さて番組では今世界を覆っている核の危機について
22:32アメリカの専門家に取材しました
22:34今回私がインタビューしたのは
22:36アンドリュー・ウェーバーさん
22:37この方なんですけれども
22:38オバマ政権時代に核兵器などを担当する
22:40国防次官補などを務めた方で
22:42広島県のアドバイザー的なこともされている方なんですけれども
22:49何と言っても核の脅威を取り除きた方なんですね
22:53ソ連が崩壊してカザフスタンに大量の
22:56兵器級の濃縮ウラン600キロがあった
22:58それをロシアと協力しながら
23:02現場に行っているんですけれども
23:04カザフスタンから高濃縮ウランの撤去作業
23:09これ最後飛行機に乗せて運び込むとこなんですけどね
23:12核物質が流出しないように
23:14テロ組織に流れたら大変だと
23:16この方インタビューしました
23:18ウェーバー氏が今最も恐れているのは
23:22戦術核の存在です
23:24こちらのVTRをご覧ください
23:25VTRをご覧ください
23:28私が一番目一番目の関係
23:30の方向日本の撤去は
23:34大量の撤去の方向は
23:35大量の撤去の方向は
23:37上がりする前者の撤去の方向が
23:40強い側にある方向は
23:41この trendは
23:43先ずつともに
23:44ともにもとにかく
23:45プラスのプロディーたちの
23:48プロディーの方向は
23:48からの復元に
23:51側にある側に
23:53戦術核とは長距離ミサイルで敵国を狙う戦略核とは異なり
24:15極地戦での使用を想定した比較的小型の核兵器
24:23ウクライナ侵攻開始以来核の同活を繰り返すロシアだが
24:27アメリカのメディアが報じたアメリカ情報機関の分析によれば
24:33プーチン大統領は2022年秋戦術核の使用を真剣に検討し
24:39実際に使われる確率は5割だったという
24:53ウェーバー氏はプーチン大統領と並んで
25:18戦術核によるリスクを増大させているのがアメリカのトランプ大統領だという
25:24アメリカは80年代に戦術核であるカクトマホークを配備
25:31しかし1991年ブッシュ政権の下運用から外され
25:382010年にはオバマ政権が廃棄を決定した
25:43ところが中国に対抗するため戦術核が必要だと
25:492018年第一次トランプ政権はカクトマホークに代わる
25:55海上発射型核巡航ミサイルの開発に着手
25:58再び大統領となったトランプ氏は
26:04今年開発予算を計上した
26:07戦場で使用する戦術核は
26:11対立する国同士の核報復の連鎖を招きかねないと
26:16ウェーバー氏は警告する
26:46核弾頭の数を去年より100発も増加させた中国
27:04今や事実上の核保有国となった北朝鮮
27:08核の脅威高まる日本が
27:12この危機を回避する術はあるのか
27:14中国や北朝鮮の存在など
27:21東アジアを取り巻く核の脅威
27:24こうした状況に核を持たず作らず持ち込ませずの日本において
27:31近年アメリカの戦術核を配備したり
27:35日米で共同運用すべきではないかとの議論が
27:39政治家や専門家の間で持ち上がっている
27:42ウェーバー氏はこうした核シェアリングの考えは
27:48間違いだと断言する
28:05そしてそれが自分の独自身の独自身の独自身の独自身の独自身の独自身の独自身を
28:23独自身の独自身を持ち上げ
28:43核兵器による報復の意思を示すことで
29:01敵国に軍事行動を思いとどまらせる核抑止の考え方
29:08核大国アメリカ
29:09核を持たない同盟国の日本
29:12両国はアメリカの核の抑止力を拡大することで
29:17東アジアの核リスクに対処しようとしている
29:20だが抑止の要となるのは
29:25局地戦で使われる戦術核ではなく
29:28敵国に攻撃を思いとどまらせる
29:31戦略的抑止力だとウェーバー氏は語る
29:34ウェーバー氏は核の傘の信頼性を高めるのは
30:00小型の戦術核ではなくひとたび使用したら
30:04国家が存亡の危機に瀕する
30:06大型で長距離射程の戦略核だと力説する
30:10核使用の敷居が極めて高いからこそ
30:15抑止が壊れないという論理だ
30:17加えて大切な要素があるという
30:20これ勘違いしてはいけないのはですね
30:49これアンディさん小型の核という言い方をされていましたけれども
30:53小型でも何でもないんですよね
30:55実はこれ広島長崎に落とされたものと同じ程度
30:59あるいはそれより少し爆発力が少ないもので
31:03戦術核だからといって使いやすいということでは決してない
31:06全然ね
31:07もちろんこれだからより大きな核よりも
31:10相対的に使いやすい懸念があるので
31:12これはリスクが高まるというのが
31:15ウェーバーさんのご指摘なんですけれども
31:17特に気になりますのが
31:19この日本の国内
31:20先の参院選を見ておりましてもそうなんですけれども
31:23核にもっと依存した方がいいんじゃないか
31:26場合によってはアメリカと核共有を進めた方がいいんじゃないか
31:29核が安価だという議論まで出てきているわけなんですけど
31:34今のこういう日本の政治状況を含めまして
31:37これ被爆権の知事としてどのように目に映っていらっしゃいますか
31:41まず今の核抑止を強めるとか核共有とか
31:46日本で行われている議論というのは
31:48少しちょっと安易に
31:51いやもう相手が大きなものを持っているから
31:54我々も大きなものを持たなきゃいけないみたいな
31:57単純なちょっと議論になっているんじゃないかなと思います
32:01ウェーバーさんがおっしゃるように
32:04この抑止についても非常に複雑な議論があるわけですし
32:10さらに言えば私の挨拶の中でも申し上げたように
32:14抑止というのは破れる
32:16まさに小さな核というのは
32:20より破りやすいもの
32:23いわゆるリスクリダクションというのが
32:26核軍縮の中でもコンセプトありますけれども
32:29そのリスクリダクションという観点から言うと
32:31逆の方向に行くわけです
32:33リスクを高めるというものになるものなので
32:37核共有とか日本が核を持つとか
32:43あるいはその意思決定に参画するというのは
32:47僕はありえないことだというふうに思います
32:50そもそも間違いとか事故で
32:56使われるということもあるわけですし
32:59実際過去ですね
33:00沖縄で核弾頭をつけたミサイルを
33:04発射しちゃったという事故も起きているんですよね
33:07こういうことも含めて
33:08それが起きると一体どういうことが
33:11結末になるのかということをよく考えてですね
33:15むしろこのリスクを減らす
33:18ですから戦術核もまず減らす
33:21次に戦略核を減らす
33:23こういう取り組みに力を集中する必要があると思います
33:28なるほど
33:28加えて知事が演説でもおっしゃっておられたのは
33:31抑止というのは何も核だけじゃないんだぞ
33:34比較の軍事力抑止力もあれば
33:36何より外交であったりソフトパワーだぞ
33:39敵対する国同士の信頼関係を構築する
33:44外交こそ大事なわけであって
33:45それが抑止力を高めるということなんですが
33:48あとお聞きしたいのがですね
33:50日本国政府被爆国なんですけれども
33:52核兵器禁止条約
33:54定額国会議へのオブザーバー参加
33:57この春見送ったんですが
33:58こういう今の日本政府石破政権の姿勢
34:01どうお考えでしょうか
34:02日本政府が常々核兵器国と
34:06非核兵器国の橋渡しをするというふうに
34:10方針をおっしゃっているわけですけれども
34:12そうだとするとですね
34:15やはり非核兵器国の特に熱心に
34:20核廃絶に取り組んでいる国々の側にも
34:24立つ必要があると思うんですよね
34:26そのためにやはり核兵器禁止条約にも
34:30参加をしてですね
34:31その話を聞くまたそれを伝える
34:34そういう努力が必要だと思いますし
34:37その中でどう一致点を見つけられるのかというのをですね
34:42探る必要がある
34:43それをNPTでやるんだというふうにおっしゃってますけれども
34:47その両方の場でね
34:49それをやっていくことが求められるし
34:52それが各国から求められているんじゃないかなと思います
34:56なるほど
34:56冒頭のビデオで2022年秋
35:00ロシアが場合によっては戦術核を使うオプション
35:03それをプーチン大統領が考えた
35:05私もNATOの高官にそういう話を聞いたことがあるんですけれども
35:095割ほどの確率だったと
35:115分かもしれないと
35:12アメリカのインテリジェンスはそういうふうに分析しているというふうな
35:14アメリカ紙の報道があったんですけれどもね
35:17やはり実際あの時なんですけれども
35:21バイデン政権はメッセージを送ってですね
35:24もちろん核では反撃しないけど
35:27アメリカのこの本当に大規模な通常戦力で応戦するというメッセージを送ったのと
35:32あと今知事が言われた
35:34やっぱりですね
35:35とりわけ核兵器禁止条約を推進している国なんですよ
35:39例えばグローバルサウスの国
35:42これがやっぱりプーチンさんにメッセージを出すとかですね
35:44そういう国際社会が一致して
35:48やっぱり核はダメですよというワンボイスを伝えることも
35:51これ抑止力になるんで
35:52今知事が言われたように
35:54本当に橋渡しと言うんだったら
35:56やっぱり核兵器禁止条約のオブザーバー参加くらいは
35:59日本政府は果たすべきではないかなというふうに考えます
36:02これは加算国でもできると
36:04条約にまだオブザーバー参加ですから
36:07入る手前ですから
36:08どうですかすぐさまは難しいけれども
36:11やっぱりまずはオブザーバー参加ということですよね
36:13我々もちろん批准してほしい立場でありますけれども
36:17まずはオブザーバー参加というのは
36:19これまでもいわゆる傘の下にある国も実際実行していますので
36:25それができないわけではもちろんないということだと思います
36:29むしろ日本国政府にはそれが求められている立場じゃないかなと思いますね
36:33今回インタビューさせていただいた
36:38アメリカの元国防次官補アンディ・ウェーバーさんなんですが
36:42被爆体験の継承の大切さ
36:45これも力説されていました
36:46VTRをご覧ください
37:03コリアの改善に対する新しい戦異性があります
37:05I think we need to continue with education
37:19so that new generations understand our history
37:22and that these
37:24any nuclear weapon
37:27whether it's so-called tactical
37:29or low-yield
37:31ウェーバーさんは核のタブーを強めなきゃいけないと
37:47おっしゃってたんですが
37:48逆に言うとやっぱり核のタブーに
37:50揺らぎが生じてるんじゃないかという示唆だと思うんですが
37:53与崎知事この核のタブーどうお考えでしょうか
37:55そうですね
37:56核のタブーっていうのはやはり
37:59被爆者が思い出したくもないことを
38:03我慢してみんなに伝えなきゃいけないということで
38:09核の実装被爆の実装を伝えてきたことが
38:13この核のタブーの形成に貢献してきたことだと思うんですね
38:17それを踏まえると本当にこれが揺らぐっていうのは悲しいことですし
38:22よく考えると核のタブーが揺らぐということは
38:26つまりその抑止の考え方自体が揺らいでるということなんですよね
38:31そこでさらに核抑止を強化しようというのは
38:35これは本当に今起きていることの真逆のことでありまして
38:39もっと言うとアメリカでもいわゆる四権人
38:44キッシンジャーそれからシュルツ ナン ペリーさん
38:49この核の政策ですよね
38:55国務長官だとか国防長官だとか
38:58そういう最終的責任者だった人がやはりこのままではいけないというふうに
39:03思って世界に訴えているわけですね
39:06我々はそれもやはりしっかりと重く受け止めなければいけませんし
39:11この核のタブーを維持しながらですね
39:14いかに核兵器廃絶に向けた取り組みを進めるかということが
39:18非常に重要だと思います
39:20今おっしゃられた四権人は
39:22冷戦の核が使われるかもしれない現場にいた人たちなんですよね
39:27ペリー国防長官が代表的なんですが
39:29その方々が2000年代後半から
39:31本当にやばいぞと
39:33テロ組織も核を持つかもしれない時代だというので
39:36核なき世界を真正面から問われたんですけれども
39:39あと大切なことは何より原点は
39:43私被爆の実装を知ることだと思うんですね
39:46核のタブー非常に心配される中
39:50日本被弾協が昨年ノーベル平和賞を取りました
39:53そして私被爆の実装といえば
39:55この忘れられないのが
39:57若き頃30数年前に取材をした
39:59森滝一郎さんという広島の被爆者
40:03哲学者なんですが
40:04被爆で右目を失って人類と核は共存できない
40:09これ座り込み核実験の後に
40:11座り込みの抗議活動されているんですが
40:14こういった方々の奇跡に入られていますけれども
40:18やっぱり言葉をもう一回
40:20彼らが紡いだ言葉
40:21彼女たちのこういった言動をもう一回思い起こすことが
40:24何より大事ではないかなと思うんですね
40:27非常に難しい時代なんですけれども
40:32やっぱりノーモア広島
40:34ノーモア長崎
40:35そしてノーモアウォーなんですよ
40:38これを何とか山口千里さん
40:39長崎の方ですけど
40:41国連で訴えられたんですが
40:43明日8月9日は
40:45この山口さんが被爆をされた
40:47長崎の原爆の日でございます
40:4980年経ちました
40:50これからも80年100年200年
40:54未来永劫長崎が最後の被爆地でなくてはならないと
40:57強く思うんですけれども
40:58そうしていくためには
41:00今人類全体に何が問われているとお考えでしょうか
41:04はい
41:05私挨拶に申し上げたように
41:08核抑止というのは本当に頭の中で成立していることでしかないわけです
41:14物理的な真実としては
41:17核兵器というものがそこに厳選として存在する
41:20これが爆発すればですね
41:23とてつもない影響を人類
41:26それから地球全体に及ぼしてしまうということがあるんですね
41:30人間の頭の中ということは
41:32必ずその100%成立するものではないわけですから
41:37その現実をやはりみんながですね
41:40特にやはり政治家であるとか
41:42軍事だとか安全保障に関わる人が認識をして
41:46この危険なですね
41:48この物理的現実を変えていくということに力を入れていくと
41:53これがやはり求められることだと思いますし
41:55今80年は使われませんでしたけど
41:58これが本当に100年200年300年使われないのかというと
42:03これは誰も保障ができないと思うんですよね
42:06そのこともよく考えて行動する必要があると思います
42:09そうですね
42:09私は知事のこの6日の挨拶が出た後ですよね
42:14割とネットなんかで
42:15湯崎知事がトレンド入りするという
42:17そうですよね
42:18XQツイッターでずっと上位キーワードになってましたよね
42:23やっぱり今おっしゃられた
42:24核抑止力に暗示しちゃいけないんだと
42:27その先には何が待っているんだ人類はという
42:30鋭い継承のメッセージ
42:32執行を停止するんじゃないということを
42:34やっぱり強くおっしゃられたんですよね
42:36そういった今のどうですか
42:37私すごいネットで反響があったのを励まされたんですが
42:40知事ご自身いかがでしたか
42:42そうですね
42:42いろんな要素があったみたいなんですけども
42:45ただ多くの人にやはり見ていただいて
42:49考えていただくそういうきっかけになったのは
42:53よかったなと思いますし
42:54やはりこれは一言ではなくてですね
42:56人類全体のそれぞれの自分ごとだというふうに
43:00考えていただきたいですね
43:01なるほど最後に時間なくなってきたんですが
43:04視聴者の皆様そして被爆国に住む市民の皆様に
43:07メッセージを最後お願いいたします
43:09はい明日はですね長崎の原爆の日です
43:13ぜひですねこの日をまた皆さん
43:16核兵器の問題あるいは平和の問題について
43:19考えるきっかけにしていただければと思います
43:21太田さんは広島に行って希望の光が見えた
43:25私はやっぱり知事の挨拶ずっと十何年聞いてましてね
43:29今回そして反響があったっていうのを見まして
43:32わあまだまだ捨てたもんじゃないし
43:35これからね知事がおっしゃってた
43:37核廃絶の光へ向かって
43:38人類張っていかなきゃいけないんだっていう風な
43:42被爆者の方ががれきの下から
43:43こう這い上がった光景を思い出しながら
43:45知事おっしゃられたんですよね
43:47このメッセージをぜひ私たちしっかり受け止めて
43:50そして自分ごととして核の問題
43:53戦争の問題
43:54しっかり考える戦後80年の夏にしたいと思いますね
43:58はい
43:58湯崎知事今日は本当にありがとうございました
44:01ありがとうございました
44:01またお越しくださいありがとうございました

お勧め

23:01