プレイヤーにスキップメインコンテンツにスキップフッターにスキップ
  • 一昨日

カテゴリ

🎥
ショート
トランスクリプション
00:00
00:07待って
00:13あの
00:16違います
00:21彼女とは何でもない
00:24言い訳するのも変なんだけど
00:27いいえ
00:30追いかけてきてくれて嬉しかったです
00:57ああ
01:04ああ
01:06ああ
01:08何でも
01:10近くに来る用事があって
01:12ついでに寄ったらしい
01:13なるほど
01:15なるほど
01:17ちゅうか別に私に言い訳しなくたって
01:20言い訳なんかしていない
01:22どっちかっていうと誤解されそうで迷惑だった
01:25私が?
01:26君が
01:28すいません
01:29いや大丈夫
01:31ちゃんと説明した
01:33説明されちゃったんだ私
01:36何?
01:38あ、いいえなんでも
01:39あの、これありがとうございました
01:42池谷君の悪口
01:44それから
01:46映日はなんだかんだ一晩付き合ってもらっちゃって
01:48僕は死にかけた猫にミルクあげてたけだ
01:52はい
01:53ありがとう
01:54ミルク
01:56美味しかったよ
01:58にゃ
01:59すいません
02:0230過ぎてやることではなかったですね
02:04じゃあ
02:07ああ
02:09みんける
02:09こんな像
02:11いって
02:13かっ
02:30
02:34
02:36
02:39夏の色に憧れてた 普通の毎日
02:49流されたり逆らったり 続く細い道
02:59君と巡り合って もう一度さなぎになった
03:10嘘と本当の狭間で 消えかけた僕が
03:20思い出から継ぎはぎした 悲しい絵あり
03:29鍵も欠けず 旅立つのは 少し怖いけど
03:39丘の上に立って 大きく風を吸い込んで
03:49今心から言えるように 酔いそうで I love you
03:59すぐに飛べそうな 気がした背中
04:09夢から 覚めない花
04:20愛の色に 遥かな場所へ
04:30愛の色に 出してる
04:35え? 伊藤って私がですか?
04:39ああ 君がだ
04:41新雑誌の創刊メンバーだ 君にとってのいい話だろ
04:44で雑誌事業部から一人こっちに回ってきます
04:48それから来月の
04:50美咲さん
04:58ああ
05:00俺悪い話じゃないと思うな
05:03編集者としてずっとやっていくなら
05:06雑誌の方も絶対やっといた方がいいと思うし
05:08今度創刊される雑誌って
05:10うちの顔になるものだから
05:11そうかな
05:13美咲さん見込まれたってことだよ
05:18もう俺が言うことなんか何にも
05:24しようできないって感じだよね
05:26うん
05:27そんなことない
05:29本当に
05:30うん
05:31これまで通りいい同僚で
05:34はい
05:43誰だ
06:06ああ
06:10この間は
06:11ごめんなさい
06:13ああ
06:14いや
06:14こちらこそ
06:17あの日記
06:18ああ
06:20お姉ちゃんの日記
06:23返してもらうの
06:25いつにしましょうか
06:27そうか
06:28そうだったら
06:30お姉ちゃんの日記
06:31お姉ちゃんの日記
07:00お姉ちゃんの日記
07:03お姉ちゃんの日記
07:06なにをやってる?
07:10ハロー
07:14なにをやってると聞いてる
07:18ラーメンいかがですか?
07:20これ加藤のラーメンやるだろ
07:22ラーメンおもりで
07:24ラーメンおもりじゃない
07:26ラーメン
07:32俺なんか寂しくて看板代が入ってきたんですよ
07:36なんか抱きしめてないと寂しくて
07:48ウスマ電話がえらい勢いで点滅してるぞ
07:51いいのか?
07:53出版社でしょ?締め切りすぎてるから
07:56イラストか?
07:57うーん
07:59描いてないのか?
08:00そんな気分になりませんよ
08:03カノちゃんに振られたからか?
08:06そんなことぐらいで
08:10永瀬さんにわかりませんよ
08:13俺モテモテで今まで来たから
08:16振られたことなんてないんですよ
08:19永瀬さんとかいいよな
08:22いっぱい振られてるから
08:25たとえ今失恋したとしても
08:27数ある傷の一つとなって
08:29そんな目立たないんだろうな
08:31こんな時にさ
08:33嫌なことを言うんだな
08:35君も須藤を見習え
08:37何度振られても
08:38不勝のように蘇る
08:39須藤?
08:41ミサキさんか
08:43あの人は強いんだか弱いんだか
08:47分かんねえ
08:48
08:50いいか?
08:52仕事だけはやれ
08:55締め切りだけは守れ
08:57他は何も言わない
08:59そうじゃないとダメな波に飲み込まれるぞ
09:01あんたには言われなくねえ
09:04そうか
09:06悪かったな
09:08ああもう
09:10なんだよ
09:11彼女ちゃんにもう一度合わせてください
09:14あいたいよ
09:16あいてえ
09:18だいたいあの子ずるくないですか
09:22ある日突然やってきてピンポン来ちゃった
09:24つって俺の心のドアどんどん叩いて
09:26ついつい開けたらスルって入ってきて
09:28ニコーって笑ってスヤスヤ眠って
09:30ああよく寝た
09:32つってどっか行っちゃったんですよ
09:34あれですか
09:35それ人間として許されますか
09:37どっか行っちゃったんじゃない
09:39茨城に帰って
09:40商工会議所に勤める男性と結婚をするんだ
09:48なんでそんな本当のこと言うんですか
09:52いいか
09:53それが現実だ
09:55現実から目をそらしてはいけない
09:57ん?
10:05僕が
10:18仕組んだんですか
10:35ん?
10:36彼女ちゃんが今ドアの外に立ってるのは
10:39永瀬さんが仕組んだことなんですか
10:41いつからそんな悲願っぽいことを考えるようになったんだ君は
10:47君は
10:53俺は何も知らない
10:56あとは二人で話したまえ
11:08お待ちかねだ
11:10こんな notices
11:20びっくりした?
11:24びっくりした
11:30うん
11:32そっか
11:34ごめんねこの間
11:40ん?
11:43駅行けなくて
11:54あの時は行けなかったんだけど
11:58うん
12:00でも
12:02でも
12:04どうしても
12:07もう一回会いたくて
12:10来ちゃった
12:24もう
12:26ここにいな
12:30いな
12:39うん
12:43先生んとこ挨拶行かなきゃ
12:49担当離れることですか
12:52うん
12:53そうですね
12:55ねえみちゃん
12:58私先生に
13:00永瀬さんに
13:01何がしてあげられたのかな
13:03自分が担当してる間に
13:07みさくさんのその元気ない顔の理由は
13:11それなのかな
13:11え?
13:14単純に離れるのが寂しいんじゃないんですか
13:16なわけないじゃん
13:19私は最初から思ってました
13:21何を?
13:22言っても怒りませんか?
13:25怒りそうな気もするけど
13:26言ってみて
13:28みさきさんは
13:30永瀬先生のこと好きなんじゃないんですか?
13:32永瀬先生も
13:33みさきさんのこと好きだし
13:34怒る気にもなれない
13:36なんで?
13:37だって永瀬子はベストセラー作家だよ
13:40あの才能を神様に与えられた人だよ
13:43私はただのしがない編集者
13:45しかも契約
13:46だから?
13:48恋愛になんかなるわけないじゃん
13:50私は別にそういう玉残し願望ないし
13:55関係ないじゃないですか
13:58作家でも編集者でも
13:59同じ人間でしょ?
14:00やみちゃんには分かんないよ
14:02正社員で東大出てて
14:04バリバリ仕事もできて
14:06そんな人に明日嫌れるかもしれない
14:08契約の身の心なんて分かんないよね
14:11歪んでますね
14:12みさきさんって結構屈折してるんですね
14:14悪かったわね
14:16苦折してて
14:17私なんかね
14:19さっき会議で移動って話が出た時に
14:21一瞬とうとうクビかと思ったのよ
14:24餃子農場でバイトしてる自分が浮かんだの
14:26それでいつもビクビクしてるわけ
14:28ゆみちゃんの会が分かんないよ
14:30ビクビクしてる割には
14:31言いたい放題やりたい放題ってところありますよね
14:33何よ
14:34それは自分でしょ
14:35いいえそっちです
14:36頭きた
14:37私も帰る
14:38それは私が自腹で払います
14:41いいわよこのぐらい私だって払えるから
14:43私が払う
14:43お客様
14:44他のお客様のお迷惑になりません
14:46彼女
15:10お客様のお客様のお客様のお客様のお客様のお客様のお客様のお客様のお客様のお客様のお客様のお客様のお客様のお客様のお客様のお客様のお客様のお客様のお客様のお客様のお客様のお客様のお客様のお客様のお客様のお客様のお客様のお客様のお客様のお客様のお客様のお客様のお客様のお客様のお客様のお客様のお客様のお客様のお客様のお客様のお客様のお客様のお客様のお客様のお客様のお客様のお客様のお客様のお客様のお客様のお客様のお客様のお客様のお客様のお客様のお
15:40たまには外も気持ちいいでしょ
16:00うん
16:03長瀬さんのお家から近いですよね
16:07ここよく来ます
16:09しのぶさんとよく来ました
16:14そうですか
16:17忘れないうちに日記帳
16:23ああ
16:26忘れました
16:31ごめんなさい
16:34忘れました
16:39だって
16:44忘れ物して先生に怒られている
16:47小学生の男の子みたい
16:48ごめんなさい
16:57ごめんなさい
17:08行こうだよな
17:09あのお店時々行くんです
17:18ああ
17:19いいですか
17:21いいですか
17:21ごめんなさい
17:51ここでね
17:52
17:53日記
18:00
18:02日記帳忘れたのってわざとですか
18:08だっておかしいです
18:11日記帳渡すために会うのに忘れてくるな
18:15どうしてですか
18:19今度は渡します
18:25ごめんなさい
18:26じゃあ
18:31はい
18:33そんな顔していると入ろうかと思った曲もやめとこうかと思うぞ
18:54どうした
18:57別に
18:59ああ
19:00彼女はどうした
19:01どうしたんだ
19:06帰りました
19:08
19:10これが掟が
19:13マジ
19:15なぶともさん
19:19ありがとう
19:19恋の出して読まないでください
19:21すまない
19:21傷つくでしょ
19:23うん
19:25こう書いてある
19:27君とのことは結婚前のいい思い出だ
19:29結婚してもきっと忘れないだろう
19:31ちなみに結婚式は来週の月曜日だそうだ
19:34それじゃあまんま言ってるだけじゃないですか
19:36俺だってバカじゃないんだから
19:38わかりますよ
19:39バカじゃなかったのか
19:41俺は結局彼女にとって
19:44思い出作りの一パートだったんですね
19:47軸装パズルの最後の一枚みたいに
19:52ああこれで綺麗になった私の青春
19:55あとはとっとと結婚していける
19:58そんな感じですかね
20:01勝手だな
20:03ですよね
20:04しかし大抵において女性とはそういうものだ
20:08そういうもの
20:08俺たちは一パートにしか過ぎない
20:11彼女らに与えられた役割を忠実にこなす下僕だ
20:15ほう
20:16たとえ王子様という役を振られたとしても
20:19それは王子様をやらされているという意味において
20:22同じように下僕だ
20:24なるほど
20:25でも長田さん
20:28世の中には働かずに女の人の紐になって
20:32バッチンバッチン引き取ってやって
20:35日がなパチンコ行って外に女いっぱい作って
20:37それでも女の人が逃げていかない男の人っているじゃないですか
20:41あれは一体
20:42世界が違う
20:48世界
20:49どこかにそういうパラダイスのような世界があるに違いないが
20:53とりあえず俺たちはそこにはいない
20:57お疲れ様
21:1435歳主婦
21:19親との同居率
21:21ん?
21:23長瀬さん
21:24ほら
21:24山手線の中で主婦が小説考える話あったでしょ
21:28あれの資料
21:29割とリアルなとこ知りたいって言うから
21:31ああ
21:32頑張るんですね
21:35あと少しだし
21:39あと少しの間に
21:42やれることやっちゃわないと
21:45先輩
21:49ん?
21:51昨日ごめんなさい
21:52
21:54うんうん
21:55こっちこそ
21:55移動を言われたばっかで
21:57パニクってて
21:58でも私
21:59本当に三崎さんと長瀬さんがお似合いかなって思ったんです
22:02でも
22:05彼女いるみたいだよ
22:08そうなんですか
22:10うん
22:11なんか
22:12最近会ってるみたい
22:14女の人と
22:29まだ飛ぶの早かったんでしょうか
22:41絶対
22:42きっと
22:43もう一回飛びます
22:45それ
22:47見ててくれますか
22:49え?
22:50あなたが
22:51それ
22:52見ててくれますか
22:59見てるのは
23:03私じゃなかったのかな
23:07やあ
23:32その爽やかな絵が俺を笑いに来たんですか
23:34笑われるようなことをやったのか
23:37今この時間が何人時間だか知ってますか
23:40お祈りか?
23:41クリスちゃんだったか?
23:42違うでしょ
23:44カモちゃんの結婚式の時間でしょ
23:46知っている
23:47ねえなんで?
23:48お邪魔する
23:49なんのよ
23:51カレーを作らせてくれ
23:53自分家で作りゃいいじゃないですか
23:55匂いがこもるじゃないか
23:56台所を借りるぞ
24:01ふーん
24:02ふーん
24:05ふーん
24:06今度書籍の方から移ってまいります
24:14須藤美咲です
24:15ああ
24:17どうも
24:18うちでは最初
24:19インタビューページの担当にさせようと思ってるんです
24:22頑張りますので
24:23よろしくお願いします
24:24須藤さんはあれですか
24:28書籍に至ってことは
24:31作家の担当?
24:32え、まだ県民です
24:34ああ、そりゃ大変だ
24:36まあ、作家の引き継ぎってのはなかなかね
24:39家引っ越すみたいに追いそれとはいらないから
24:43そうですか
24:44そうですか
24:44ええ、作家は担当さん精神的な拠り所にしますからね
24:49それで、どんな作家の担当してらっしゃったんですか
24:53あ、永瀬孝先生とか
24:57ああ、永瀬くん
25:00これはいいね
25:02そうですか
25:03最近また書き始めたじゃない
25:05短編いくつか読みました
25:08ああ、なんか嬉しいです
25:10こんな可愛い人が担当だったら
25:13そりゃ頑張るだろう
25:14あ、あ、あ、あ、あ
25:16いや、全然ダメだ私
25:17あ、そうだ
25:20永瀬くんはまだ
25:21日本文芸大賞取ってなかったね
25:24はい
25:25今先行シーズンでね
25:28ノミネート誰にするか
25:29悩んでるところなんですよ
25:31じゃあ、永瀬さん
25:34あ、もしあれでしたら
25:36お会いいただいて
25:37ほほほ、いいですよ
25:40お会いしましょう
25:40ほんとですか
25:42あの
25:48ん?
25:50俺を一人にしてくれませんか
25:52あ、うん
25:54今、彼女ちゃんバージン濃度歩いてるかもしれないんですよ
25:58指輪の交換してるかもしれないんですよ
26:00三々駆動してるかもしれないんですよ
26:02俺、それ、つらいけど
26:05もう耐えてるんですよ
26:07それで
26:08そんな時にさ、トントントントントントントントンってさ
26:14やたるうまい包丁さまきがこう
26:16気が散るっていうか
26:18気が紛れていいんじゃないか
26:20よりムカつくんですよ
26:22そうか
26:24それは気がつかなくて悪かったな
26:28解散するとしよう
26:30これ、まないだこと借りていいか
26:35はい、どうぞ
26:37いいねえ、どうぞ
26:39いいねえ、いいねえ、いいねえ
26:41ご視聴ありがとうございました
27:11ご視聴ありがとうございました
27:41ご視聴ありがとうございました
28:11なんで行かなかった
28:15ん?
28:18かのちゃんは結婚式の日時を
28:21あの大き手紙に書き残した
28:22ご丁寧に場所まで
28:24その話
28:26さらっと欲しかった彼だ
28:29映画卒業みたいに
28:32君にさらっと欲しかったんだ
28:33でなきゃわざわざ書かない
28:35ねえ
28:37分かってたか
28:40それは何度も言いますけど
28:43僕だってバカじゃない
28:45じゃあまず行かない
28:48僕は
28:53僕は自分にできることはしたつもりです
28:58彼女の前に道を示した
29:01そして彼女の人生は二つに分かれた
29:04僕に続く道と
29:06そうじゃない道
29:08それを決めるのは彼女だ
29:11彼女の人生です
29:16僕が横取りするわけにはいかない
29:18君も僕も優しい
29:23一緒にされたくないけど
29:26悩かいって
29:28君には人が悲しむ顔が浮かんでしまうんだ
29:31彼女のお母さんやお父さん
29:34あの真面目なお兄さん
29:36彼女の結婚相手
29:39そしてさらってきた三日後の彼女の顔
29:43彼女は悲しがるか
29:46最初は嬉しがるかもしれない
29:49でもきっと
29:51三日後には後悔する
29:56もし俺が彼女の人生を決めたとしても
29:59その後悔をどうにかすることはできない
30:03俺育児なしかな
30:08いや
30:10走り出すことばかりが勇気じゃない
30:14踏みととまることも勇気だ
30:19心優しき勇者に乾杯
30:23なんか涼しいのよねあの子
30:40自分の担当してた作家売り込んじゃったりとかしてさ
30:43誰誰
30:43いやまああの須藤って言う子よ
30:46実は誰かの女だったりして
30:48じゃなかったらなんで急にうちの編集部来るんですか
30:53結局そういうことか
30:54そういうことでしょ
30:56鍋友のお礼だ
31:11カレーのお返しに
31:13アロハンブラ
31:14待ってください
31:40すいません
31:43鼻がむれちゃいました
31:44すいません
31:49ご視聴ありがとうございました
32:191994年5月3日
32:31永瀬さんと公園に行った
32:34緑が気持ちよかった
32:36忍の日記を読んだのは久しぶりだった
32:42自分の中で封印していた
32:45触れるのが怖かったのだ
32:48傷がまだ癒えていないことを僕は知っていた
32:53でも読まずにはいられなかった
32:59僕は彼女の生きていた時間をなぞった
33:03日記の中で彼女はいつか心変わりをして
33:08僕ではなく他の人を愛し始める
33:12よくある話した
33:14しかし
33:17それはこの胸を切りつけるのに十分だった
33:21彼女が死んで何年かの間
33:24僕は自分の心から流れたその血で物語を書いた
33:30希望の物語を書いても
33:33絶望の物語を書いても
33:36どんな物語も
33:38それは
33:39彼女との悲しい結末の色を帯びてしまうのだった
33:44僕の物語をみんながリアルだと言い
33:49僕は世の中にもてはやされた
33:51でも
33:54僕の心は言えない
33:57彼女に裏切られ
34:02彼女を亡くした
34:04僕の心の傷は
34:06消えない
34:07え?
34:12だから書いてないし
34:14活気もない
34:15でも
34:17この山手さんの話
34:18抗争もできてたし
34:20もう活気がしなくなった
34:23そんな
34:24しばらくは書かない
34:27休む
34:28休むって
34:29結構今まで調子よく書いてたじゃないですか
34:33店先で
34:36大根を売ってるわけじゃないんだ
34:37は?
34:40そんなお急ると
34:41作品はできない
34:42今日は
34:44帰ってくれないか
34:46はい
34:49先生
34:58来週の水曜日空いてますか
35:01なんだ
35:02あの
35:03編集長がぜひ
35:07話が
35:08スタート
35:09水曜日
35:10分かった
35:12ありがとう
35:21ねえ ケンジ君
35:38はい
35:38クミッコさんって知ってる?
35:41忍さんの言い事も?
35:44うん
35:44もちろん知ってるけど
35:46どうして?
35:49最近また会ってるみたいだよ
35:51お兄さん
35:51そう
35:53付き合ってるのかな?
35:56どうかな
35:56ちょっと心配だな
36:01兄ちゃん
36:02忍さん亡くなった時
36:03相当うまいってたし
36:04本も書けなくなっちゃったりして
36:06またあそこに戻んなきゃいいけど
36:08ご視聴ありがとうございました
36:09ご視聴ありがとうございました
36:39これ、どうしよう。
36:46どうしようかって、昨日からずっと考えていたんです。
36:54これは、私に残したものでも、永瀬さんに残したものでもない。
37:01はい、お姉ちゃん、棺の中に一緒に入れてほしかったんじゃないかと思います。
37:11私がお姉ちゃんだったら、そう思います。
37:18これは、お姉ちゃんの心の中の記録だから。
37:23お姉ちゃん。
37:30お姉ちゃん。
37:53ご視聴ありがとうございました
38:23ご視聴ありがとうございました
38:53ご視聴ありがとうございました
39:23ご視聴ありがとうございました
39:53ご視聴ありがとうございました
40:23ご視聴ありがとうございました
40:53ご視聴ありがとうございました
41:23ご視聴ありがとうございました
41:53ご視聴ありがとうございました
42:23僕が彼女を忘れたくなかったんだと思います
42:26幸せの思い出ばかりじゃなかったじゃないですか
42:34それでもね
43:04遅いです
43:34なんだそれはと聞いている
44:04時間があったら書かない
44:05時間ないんです
44:07何言ってるんだお前は
44:10ご視聴ありがとうございました
44:40ご視聴ありがとうございました
45:10先生の先生の
45:40何人に対し、何人の中で 何度も言うか
45:41何度も言うか 君は僕の恋人でもなければ 友達でも
45:46そんな風に思っていたんだったんですね
45:52そんなふうに思っていたんですか
45:57今までそんな風に思ってたんですか 私のこと
46:02先生の作品は必ず読みますから ありがとう
46:15いろいろ世話になった 美咲さんの心にはずっと永瀬先生が
46:20いたんですよ