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  • 2025/7/31
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01:29不一切!
01:30絶対に!
01:31これは私の息子です
01:33この方
01:34是你嗎?
01:36何それ?
01:38どういうこと?
01:39我知不知道堀口さん是否
01:45那照片是別人的
01:48我現在的同樣是我同樣的
01:51人事記錄表
01:53確かパソコンで調べられましたよね
01:55えーっと
01:57どこだったかな
01:58こういうの堀口さんに任せきりだったから
02:01あっ
02:03あれ?
02:04アクセス不可
02:06他の人のは出るんですよね
02:08ああ
02:10出ますね普通に
02:12堀口さんだけプロテクトされてるってこと?
02:16そんなこと想像したくもありませんが
02:18もし堀口さんが
02:20戸籍を偽って警察官になっていたんだとしたら
02:24大問題ですね
02:25もしかしたら上層部がそれに気付いてプロテクトしたのかも
02:30いやだって堀口さんはそんなことする?
02:32堀口さんだよ
02:33堀口さんは堀口さんでしょ
02:35いやちょっと落ち着きなさいよ
02:37公安時代の同僚に探りを入れてみましょうか
02:40やめておけ
02:41堀口は知られたくなかったから隠していた
02:45それを掘り返す覚悟がお前たちにあるのか?
02:49いやでもこのままじゃご家族が納得できないんじゃないでしょうか
02:54たとえどんな理由がありにせよ
02:56警察官
02:57たとえどんな理由がありにせよ
02:59警察官が戸籍を偽装していたことが公になれば
03:04奥さんと息子さんはどうなる?
03:06マスコミの格好の餌食になるんだぞ
03:09堀口がそれを望んでいたと思うか?
03:12堀口の名誉のためにも
03:14残されたご家族のためにも
03:16これ以上ことを荒立てるべきじゃない
03:19違うか?
03:20私には分かりません
03:22何が正しいのか?
03:24それは命令ですか?
03:27俺の頼みだ
03:28いつもなら絶対飲みに誘ってたのに
03:32結婚天秤のお祝いをするって言うから
03:36遠慮したんですよ
03:38ごめん
03:39やっぱり無理だ
03:40そうだね
03:41なんかさ
03:43絶対お腹すかないんだよね
03:45入ったなぁ
03:47もういったぞこれは
03:49手島くん
03:50きっとここだろうなと思って
03:52え、どうしたの?
03:53実は
03:54気になっていることが
03:57以前
03:58堀口さんと
03:59利根川室長が
04:00二人だけで話していたところを
04:02たまたま見かけてしまって
04:04あんな顔の利根川室長も
04:06堀口さんも
04:07見たことがなかった
04:09見ちゃいけないものを
04:10見てしまったような気がして
04:12利根川室長は
04:14堀口さんのこと
04:15何か知ってるんじゃないでしょうか
04:17きっと堀口さんは
04:19何かを抱えて
04:20ずっと苦しんでたんだと思います
04:22まこっちゃん
04:23当然でしょ
04:24やったろうじゃないの
04:26僕も
04:27当然でしょ
04:28力を貸してください
04:30堀口さんのためにも
04:32当然です
04:34堀口さんのためにも
04:36当然です
04:37分からない
04:38なぜか
04:39経歴が確認できないんです
04:41なので
04:42逆に堀口さんとのことを
04:43聞かせてもらえませんか
04:45知り合ったのはいつ頃なんですか
04:4810年ほど前
04:49彼が
04:50三鷹署の交番にいた頃です
04:52近所から
04:53嫌がらせを受けていたのを
04:54彼に助けてもらって
04:56嫌がらせ
04:57実は
04:58私の父は
04:59殺人罪で
05:00服役中なんです
05:02そのことが
05:03前の夫の親戚に知られて
05:05離婚することになって
05:07一人で
05:08なんとか
05:09翔太を育てようとしていたんですけど
05:11いつの間にか
05:12近所にも知れ渡って
05:13そんな時
05:14彼が
05:15大丈夫ですよ
05:16俺も似たようなもんですから
05:18今はしんどいと思いますけど
05:20一緒に頑張りましょう
05:22それから
05:23彼を頼ることが多くなって
05:25翔太のことも
05:26本当に可愛がってくれて
05:28いつの間にか
05:30彼を好きになってました
05:32そうだったんですね
05:34ただ
05:35彼は
05:36昔のことを
05:37ほとんど
05:38口にしませんでした
05:39私と同じで
05:40話したくない過去があるんだろうって
05:43無理に
05:44詮索はしませんでした
05:45でも
05:48少し前に
05:49翔太の
05:51進学や
05:52将来のことを
05:53相談する中で
05:54彼に
05:55昔のことを聞いたんです
05:56どうして
05:57警察官になったのって
05:59折口さんはなんて
06:00もう忘れたって
06:02私の不要意な質問が
06:04彼を追い詰めて
06:05それで
06:06考え込んだ
06:07あんな事故
06:08堀口さんは
06:09そんな弱い人間ではなかったと思います
06:12あまり悪い方に
06:13考え込まないでください
06:15彼女もずっと苦しんできたんですね
06:17加害者の娘として
06:19自分も似たようなもの
06:22そう言ったんですか
06:23堀口さんは
06:24うん
06:25それって
06:26堀口さんも
06:27百合さんと似た境遇にあった
06:29ってことじゃないですか
06:30身内に犯罪者が
06:32でも
06:33それだと
06:34警察官採用試験で
06:35弾かれるのは
06:36定説ですか
06:37だから
06:38戸籍を偽って
06:40警察官になった
06:41立子さんの息子である
06:44本物の堀口直文さんが
06:46失踪したのが
06:4718歳だから
06:48おそらく
06:50このタイミングで
06:51今の堀口さんになり変わった
06:53どうやって?
06:55お疲れ様です
06:56お疲れ様です
06:57お疲れ様です
06:58公安の知り合いにあたりましたが
07:00さすがに口が固くて
07:02ここに書かれている以上の情報は出てきませんでした
07:04データがプロテクトされてるってことは
07:07組織ぐるみってことですか?
07:09壁は高いなぁ
07:11とりあえずさ
07:12何でもいいから
07:13堀口さんの情報ここに足していかない?
07:14そしたら何か見えてくるかも
07:15例えば?
07:16たとえば
07:17たとえば
07:18堀口さんは
07:19犬好き
07:20そんな薄い情報自信満々に言わないでよ
07:23まこちゃんお手本見してよ
07:24え?
07:25ねえそれただの見た…
07:26テンポ
07:27
07:28ねえそれただの見た目じゃん
07:29堀口さんが聞いたら怒りますよ
07:31じゃあ武藤さんありますか?
07:32えー
07:33将棋が強かった
07:35将棋?
07:36確かに強そう
07:37アプリでいつもやってましたから
07:39あ、ねっ
07:40堀口さんのスマホ預かってきました
07:41何か分かるんじゃないかと思って
07:43何か分かるんじゃないかと思って
07:45うん
07:46これです
07:47ちょっとお借りしますね
07:48うん
07:49この上杉影勝ってのが堀口さん?
07:52そうですそうです
07:53好きだったのかな上杉影勝
07:55え、誰?
07:56知らないの?
07:57うん
07:59昔…昔の偉い人
08:00ん?
08:01戦国時代の武将上杉謙信の息子です
08:04へぇー
08:05武藤さんの他に
08:06この余氷って方と頻繁に対戦されてますね
08:11余氷?
08:12こういう時は…
08:14この人なんだけど
08:15かなり昔から頻繁に対戦してるから
08:17堀口さんのこと何か知ってるんじゃないかと思って
08:20この類の解析は時間がかかる
08:23ごめん
08:24忙しいよね
08:25超特急でやるね
08:27復元したけどこれが限界ね
08:29この人って…
08:31悪かったな
08:32突然呼び出して
08:34呼び出して
08:35どういう要件だ
08:37天下の公安部長が
08:39警視庁の吐き溜め室長を直々に呼び出すとは
08:42まあそう焦るな
08:44何か注文したらどうだ
08:46あいにく禁止中でな
08:48可愛い部下の模に服してる
08:51変わってないな
08:53お前もの
08:55堀口は優秀な警察官だった
08:59惜しい男を亡くしたよ
09:01もうこのままじゃ拉致が開かない
09:04少しでも地域を絞り込めればいいんだけどね
09:07なんか堀口さんの出身地を知る手掛かりがあればな
09:12てか武藤さんと手嶋君よく堀口さんと飲みに行ってましたよね
09:16なんかヒントになりそうなこと聞いてない?
09:18だって大体…
09:20鉄師の相談に乗ってただけだしね
09:22相談?
09:23まあ…
09:24そういえばあのほら
09:25ウサギがなんちゃら
09:26ウサギ?
09:27だからほら
09:28恋を叶えるには
09:30ウサギを様見つけたら
09:32恋が叶う
09:34恋の願掛けです
09:35熊野大社
09:37山形県
09:38山形?
09:39上杉陰勝も山形ですよ
09:41え?堀口さん山形県出身?
09:43堀口さんの年齢は?
09:4447歳!
09:45堀口さんが地元にいたとされる年代に絞って
09:49場所は山形
09:50豊島さん
09:51はい
09:52男3人で恋はな?
09:54え?
09:55ヒットしました
09:565件あります
09:58関係者に
09:59関係者
10:005件あります
10:01関係者に子供が含まれているのは
10:03これかもしれません
10:051988年
10:06南陽市
10:07日野里町に住む被疑者
10:09伊藤英二41歳が金融業者の男性とトラブルになり
10:13包丁で殺害
10:14被疑者長男の伊藤和弘11歳が
10:17すぐに救急車を要請するも
10:19被害者は搬送先の病院で死亡確認に至ったもの
10:23伊藤和弘11歳
10:25伊藤
10:26もしかしてこの人が
10:28堀口さん
10:29あたち
10:30山形行ってきます
10:31でもまだ確証は
10:32確証を得るために行くんです
10:34そこまでだ
10:35室長
10:36室長
10:37堀口の件はもうこれ以上追及するな
10:39なんでですか
10:40室長
10:41何かご存知なんですか
10:42堀口さんのこと
10:44あいつは俺のせいで
10:47どういう意味ですか
10:49俺のせいで
10:52死んだ
10:53どういう意味ですか
10:54死んじまった古いダチで
10:56檜山っていう記者がいたな
10:59そいつから預かったもんだ
11:01何ですか
11:03公安部長の佐川が
11:05大義士高山義次の汚職や暴力事件をもみ消した
11:10不正の記録が入っている
11:13佐川部長が
11:14まさか
11:15俺は柄にもなくその気になっちまって
11:18内部告発なんてことをやろうとして
11:21気がついたら一家から飛ばされてた
11:25次の人事でいよいよ佐川がトップになるなんて話もある
11:30堀口
11:31力を貸してくれないか
11:34元公安部として何か役に立てればいいんですか
11:37元じゃないよな
11:39お前が俺を監視してるのは分かってる
11:41佐川の命令か
11:43やはり気づかれていたんですね
11:46堀口
11:47俺と一緒に佐川を告発しないか
11:50申し訳ありません
11:51佐川部長に
11:53背くことはできません
11:55そっか
11:56残念だ
11:57お前は優秀な警察官だ
12:00もっと
12:02まともな警察官の仕事しろ
12:04いいよ
12:05ああ堀口さん
12:06いや実はですね
12:08あの時の
12:10なんで佐川の言いなりにと思ってはいたんだが
12:14今回の件でその理由が分かった
12:17堀口は
12:19戸籍の偽装という弱みを握られ
12:23脅されていたんだ
12:24俺は
12:26もしかしたら佐川が関係しているのかもと思い
12:30防犯カメラの映像を
12:32片っ端から確認した
12:33この人って
12:35高山大義士だ
12:37その後堀口は
12:39朦朧としながら歩き出したが
12:42激しい頭痛に恐れて
12:44階段で転倒した
12:46じゃあ堀口さんが死んだのは
12:48その高山大義士に突き飛ばされて
12:51頭を打ったのが原因ということですか
12:53その可能性は
12:55ある
12:57一刻も早く証拠を集めましょう
12:59それが証明できれば
13:01高山大義士を障害致死で逮捕できます
13:03それは難しいと思う
13:05昨日改めて現場を見てみたけど
13:07証拠は全てきれいさっぱり洗い流されていた
13:10不自然なくらいに
13:12佐川公安部長が手を回したってことですか
13:15佐川公安部長が
13:16検視結果でも
13:18シーンは
13:20階段で転倒したことによる
13:22外傷性脳損傷だと既に断定されている
13:25堀口さんは
13:27なぜあんな場所に
13:29堀口の手帳だ
13:31毎月第二木曜
13:33高山と佐川はあの店で密会していた
13:35迷っていた堀口は
13:37いざという時のために
13:39二人の密会の証拠を抑えようとした
13:41だがその時
13:42高山の暴力を真ん当たりにして
13:47見て見ぬふりができなかった
13:49本当にそんなことは
13:51なるんだよ!せねえ!
13:53堀口は優秀な警察官だった
13:56惜しい男を亡くして
13:59家族のためにも優秀な警察官のままでいさせてやりたいような
14:05トネガワ
14:07それって…
14:08私もするんじゃないぞという脅しだ
14:11佐久江は堀口の戸籍偽装の件も
14:15公表しない
14:17そうすれば警察はメンツを守れるし
14:20ゆりえさん親…
14:22そうすれば警察はメンツを守れるし
14:24ゆりえさん親子は遺族年金を受け取れる
14:27完璧な口封じですな
14:30そんな…
14:31俺がたきつけなければ
14:33あいつがあの場に行くこともなかった
14:35俺があいつを殺した
14:37お前たちに黙っていたことは悪いと思ってる
14:39だが…
14:41今回ばかりは…
14:44これで終わりだ
14:45これ以上進めば
14:47堀口が守りたかったものも守れなくなる
14:50おい見た!
14:52室長には分かるんですか?
14:54堀口さんが本当に守りたかったものが何なのか?
14:57それは…
14:58今は分かりません
14:59家族なのか…
15:01警察官としてのプライドなのか…
15:03過去の秘密なのか…
15:05組織がどうとか死因がどうとか…
15:07もう色々ありすぎて何が何だか…
15:09大体…
15:11亡くなった人の本当の気持ちなんて分かるわけがないって
15:13室長いつも言ってるじゃないですか
15:15だから私は…
15:17せめてその人の名前と…
15:20帰るべき場所を見つけてあげたい
15:22堀口さんが…
15:24本当はどこの誰で…
15:26なんでこんなことをしたのか…
15:27ゆりえさんにちゃんと伝えてあげたいんです
15:31それが…
15:32彼女を傷つける結果になったとしてもか…
15:35所詮…所詮我々は薬病神ですからね…
15:38今回は…
15:39少し違うと思います…
15:41違う?
15:42はい…
15:43だって…
15:45私たちは…
15:46ずっと堀口さんと一緒にいたんですから…
15:49彼を信じることができます…
15:51彼は…
15:52堀口直文さんになり変わった…
15:55身元不明の考慮死亡人です…
15:58その身元を突き止めるのが…
16:01私たちの仕事…
16:02って…
16:04いつもなら言うところですけど…
16:06すいません…
16:07今回だけ私…
16:09史上で動きます…
16:10あんたはいつも史上でしょ…
16:13はぁ?
16:14安心してください…
16:15私がさくらと一緒に行って…
16:16暴走しないようにしっかり見張りますから…
16:19何それ…
16:20そういうまこっちゃんだって本当は…
16:21私も一緒に行く…
16:23文句ある?
16:25ない…
16:26心強い…
16:27お前たち勝手なことするんじゃ…
16:29お取り込み中?
16:30遅いわよなっちゃん…
16:32あなたもまだまだね…
16:34所長勘弁してくださいよ…
16:36これでも…
16:37徹夜でやったんですから…
16:39頼まれてたアカウントの…
16:40予表の本名は…
16:42磯部誠二…
16:43磯部…
16:44磯部誠二…
16:45この事件で現場に駆けつけた…
16:47交番勤務の警察官です…
16:492年前に退職してますが…
16:51現住所は…
16:52山形県…
16:53完全に繋がりましたね…
16:55それ…
16:56山形県…
16:57何用紙…
16:58それともう一つ…
16:59スマホから…
17:00山形県…
17:01何用紙…
17:02完全に繋がりましたね…
17:03それともう一つ…
17:04スマホから…
17:05ネットバンキングの記録が見つかった…
17:07堀口さんは…
17:08その磯部という人に…
17:09毎月10万円…
17:10お金を振り込んでます…
17:12もしかして…
17:13戸籍を変えた…
17:14口止め料…
17:15とにかく…
17:16行って確かめるしかなさそうね…
17:17行って…
17:18行ってきます…
17:19行ってきます…
17:20ほんとに息が合ってんだか合ってないんだか…
17:23昔の…
17:24あなたとサバー君を見てるって…
17:26彼と戦えるのはあなたしかいない…
17:29絵画無視だよ…
17:30他にも同居はいくらでもいる…
17:32ダメよみんな…
17:34優秀すぎて…
17:35知りませんよ…
17:37そんな人は…
17:39会ったことなんて…
17:41一度も…
17:42え?
17:43その…事件のことも…
17:45随分昔で…
17:47よく覚えてません…
17:48そんな…
17:49この将棋アプリで堀口さんと繋がってましたよね…
17:52毎月…
17:53彼から磯部さんにお金が振り込まれていますよね…
17:56それは何のお金ですか?
17:58さぁ…
18:00何のことだか…さっぱり…
18:02伊藤和弘さんが…
18:04堀口さんなんじゃないですか?
18:06この事件が…
18:07何か関係してるんじゃないですか?
18:08知らない…
18:09知らないと言ってるでしょ!
18:10まだまだ…
18:11こっからこっから…
18:13見たことね…
18:14わからねぇ…
18:15わからねぇ…
18:16知らねぇ…
18:17知らねぇなぁ…
18:18わからねぇ…
18:20覚えてる?
18:21もち…もち読んだよ…
18:23でも…街の人は誰も…
18:25そら…そら…
18:26誰も話したがんねぇよ…
18:27この街の人にとって…
18:29何よりも…
18:30忘れてることだからね…
18:32伊藤和弘さんについて…
18:33何かご存知ないですか?
18:35そんなら…
18:36私よりも…
18:37慶子さんに聞く方が…
18:38一番早いな…
18:39慶子さん?
18:40和弘君のお母さんですよ…
18:42今も…
18:43女司令さん…
18:44住んでます?
18:45ごめんくださーい…
18:46どちら様だべ…
18:48警視庁身元不明人相談室の月本です…
18:50三田です…
18:51三田です…
18:52伊藤和弘さんについて…
18:54お聞きしたいことがあります…
18:56和弘さんは…
18:57今どちらにいらっしゃいますか?
18:59さぁ…
19:00どこかで過ぎに暮らしてると思いますよ…
19:03あの子は自由だから…
19:05堀口直文という名前に…
19:07聞き覚えはありませんか?
19:09分かりません…
19:10この…
19:11この人なんですけど…
19:12知りませんね…
19:14この人が…
19:16どうかなさったんですか?
19:18亡くなりました…
19:19私たちは…
19:20亡くなりました…
19:22東京で…
19:24私たちは…
19:25同じ職場で働いていました…
19:26でも…
19:27戸籍を調べたら…
19:29彼は…
19:30堀口直文ではなく…
19:32別の人であることが分かったんです…
19:34彼はあなたの息子さん…
19:37伊藤和弘さんじゃないですか…
19:39知りません…
19:41慶子さんは…
19:43なぜここから引っ越さなかったんですか…
19:46ご主人が起こした事件のせいで…
19:48今でも時折…
19:49誹謗中傷があるとお聞きしました…
19:52それでも引っ越さなかったのは…
19:54もしかしたら…
19:56いつか和弘さんが帰ってくるかもしれない…
19:58この場所を…
19:59残しておいてあげたかったからじゃない…
20:01もしかしたら…
20:03いつか和弘さんが帰ってくるかもしれない…
20:05この場所を…
20:06残しておいてあげたかったからじゃないですか…
20:08この彼は…
20:10あなたの息子さんですよね…
20:13それね…
20:14勘弁してやってくれ…
20:16磯部さん…
20:18私がお呼びしました…
20:20磯部さん…
20:21あなたが彼を忘れるはずがないんですよ…
20:23だって彼は…
20:24あなたに憧れて警察官になったんですから…
20:26将来の夢…
20:28僕の夢は…
20:29磯部さんのような…
20:31警察官になることです…
20:33それでもまだ…
20:35彼は覚えてませんか…
20:37もう…
20:3930年以上前のことだ…
20:42たけんど…
20:44忘れるわけがねえ…
20:46忘れるわけねえよな…
20:48ケイコさん…
20:49俺らを…
20:50あいつの…
20:51ためをもって…
20:53あいつの夢…
20:55叶えてやりたくて…
20:56あいつと…
20:58縁を切った…
21:00和弘を捨てたんだ…
21:02たけんど…
21:03先に信じるやつがっかー!
21:06なんて…
21:07コケなこと…
21:08せっくり…
21:09やってるでねえが…
21:10いやもう頑張ったなぁ…
21:13和弘を…
21:15和弘さんのお話…
21:16どんなことでもいいので…
21:17请您的支持 欢迎订阅明
21:47前天まで堀口直文さんになったのには大きな理由があります
21:52今から36年前
21:54和弘さんの父親が借金の取り立てに来た男を包丁で視察する事件が起きました
22:01ショックを受けた和弘さんは学校にも行けなくなり家に引きこもるようになってしまったんです
22:07そんな時親身になって寄り添ってくれたのが事件を担当していた警察官磯部誠二さんです
22:15磯部さんは塞ぎ込んでいた和弘さんの元に何度も何度も通って声をかけ続けたそうです
22:26声をかけ
22:27そして俺の事なんか気にかけてくれるんですか
22:30それが警察官の仕事だ
22:33いや違うな
22:35どういう警察官さ俺はなりたいからだ
22:39今死んでるかもしんねえけど
22:41一緒に頑張ろう
22:43磯部さんのような警察官になりたい
22:46でも和弘さんの思いを知った磯部さんは悩みました
22:51その頃の警察は
22:53身内に犯罪者がいる人間は
22:56採用試験で弾かれてしまうのが定説だったからです
23:00そこで磯部さんは
23:03警視庁の佐川という人間に相談をしました
23:06そこで提案されたんです
23:10戸籍を変えて別人として生きること
23:13当然和弘さんは断ろうとしました
23:17でも
23:17行ってこい
23:19この街も
23:20父ちゃんも
23:22母ちゃんも
23:24嫌な記憶全部捨てで
23:26夢を掴んで
23:27幸せになるの
23:29母ちゃん
23:30あんたは
23:32自由になんなさい
23:36それ以来
23:37彼は
23:38お母様との連絡を一切絶ったそうです
23:42それだけの覚悟で
23:44彼は別人になった
23:46ただ
23:48毎月お母様への仕送りを
23:51磯部さんの口座に振り込んでいました
23:5329年間
23:55欠かすことなく
23:56それだけが
23:58和弘さんとお母様を繋ぐ
24:00唯一の絆だった
24:03きっと
24:04和弘さんはずっと葛藤していたと思います
24:08自分の選んだ道が
24:10本当に正しかったのかどうか
24:12それでも警察官として
24:14目の前で苦しんでいる人を助けたかった
24:17その中の一人が
24:19ゆりえさん
24:20あなたなんです
24:21和弘さんのお母様から
24:23預かってきたものがあります
24:25何日が前に
24:27突然あの子から
24:28手紙など今まで一度もありませんでしたから
24:32怖くて読めなかった
24:33見てもいいですか
24:36終わったら
24:37読んでやってもらえますか
24:40はい
24:40母さん
24:41母さん
24:42元気ですか
24:43手紙なんて久しぶりすぎて
24:45うまく書けるかわからないけど
24:47他に連絡の取りようがないから
24:49仕方ないね
24:5029年前
24:52俺を自由にしてくれたこと
24:54夢を掴んで
24:55警察官になれと言ってくれたこと
24:58感謝しています
24:59おかげで俺は
25:00今日まで警察官として
25:02誰かの力になれるならと思って
25:04だけど
25:05やっぱりダメだけど
25:07ごめん
25:09やっぱりダメだったよ
25:11戸籍を偽って
25:12別人として生きる俺は
25:14磯部さんのような
25:16理想の警察官には
25:17到底なれなかった
25:19やっぱり俺は
25:20間違いを犯したんだ
25:23だから
25:24やり直すことに決めた
25:27俺が成り変わった
25:28堀口直文さんのご家族にも
25:32本当に
25:33申し訳ないことをしたと思ってる
25:34でもね
25:35母さん
25:37悪いことばかりじゃ
25:38なかったよ
25:39出世とはほど遠いけど
25:41気持ちのいい仲間と
25:42巡り会えた
25:44そして何より
25:46世界一大事な人と
25:48出会うことができた
25:50こんな俺にも
25:51守りたいと思える
25:53家族ができた
25:55もうこれ以上
25:55その人に
25:58嘘をつきたくないんだ
26:01だから
26:01本当のことを打ち上げて
26:04戦おうと思う
26:07きっとも
26:10警察官ではいられなくなる
26:12罪を
26:13償うことにも
26:15なると思う
26:16それでも俺は
26:17伊藤和弘に戻るよ
26:20全部落ち着いたら
26:21妻と息子を連れて
26:23会いに行くから
26:25とても優しくて
26:27強い人だから
26:28きっと母さんも
26:30気に入ってくれると思う
26:32こんなダメな俺を
26:36待っていてくれる人がいる
26:39帰る場所がある
26:40母さん
26:41
26:41今すっごい幸せなんだ
26:45ゆりえさんと翔太くんが
26:47堀口さんと一緒に過ごした時間に
26:50嘘なんて一つもありません
26:52夫は
26:53公安に勤めていた頃
26:54いつも暗く落ち込んでいたんです
26:56でも
26:57妹不明に相談室に移動になってからは
27:02仕事の話もよくしてくれるようになって
27:04本当に仕事が楽しかったんだと思います
27:07彼が最後まで
27:08笑顔で
27:10過ごすことができたのは
27:12本当に
27:14皆さんのおかげです
27:16ありがとうございました
27:17堀口は
27:18誰よりも熱い正義感を持った
27:23素晴らしい警察官でした
27:26我々は
27:27彼と一緒に働けたことを
27:30誇りに思っています
27:33ありがとうございました
27:34ちゃんとお兄さんの言うこと聞いてた?
27:38うん
27:38将来
27:40ほら
27:40翔太くん
27:41将来はパパみたいな警察官になりたいって
27:44瀬島刑事
27:45行こう
27:47うん
27:47将来はパパみたいな警察官になりたいって
27:52瀬が割れまして
27:53思い出の庭に
27:55ねえおいしそう
27:57どれから行く?
27:59私はね
28:00これかな?
28:01まこちゃんは?
28:02私は
28:02あ、かばったらじゃんけんね
28:03相談室
28:05やめる
28:06え?
28:07ご視聴ありがとうございました
28:09ご視聴ありがとうございました
28:10ご視聴ありがとうございました