ブラタモリ 2025年7月19日

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00:00凄いなやっぱり今日は函館に来てますおーやっぱ何度来てもすごいねおーこの区切れうん今タモリさんがいるのは北海道函館市函館山の展望台です函館といえばここから見る夜景

00:29きれいですね函館はブラタモリでくまなく回っておりましてあの時は桑子先輩がまだいらっしゃった頃ででも函館やり尽くした感じだなこんにちは

00:55野村雄一さん30年以上にわたり函館の歴史を研究しています

01:0210年前函館ブラタモリで行きましてやり尽くしたっていう感じがあるんですけど

01:10今回この函館の中で私たちが向かう先というとあの辺り市街地の真ん中にちょっと白い細長いタワーが見えるのが分かりますでしょうかね

01:23その向こう側に緑が広がっているんですけれども

01:28はいはいはいあそこの辺ですかね五稜郭は

01:31そうですね

01:32あそこは行ってないですねそういうの

01:34うーん行ってません

01:36はい

01:37お二人五稜郭というとどんなイメージがありますでしょうかね

01:42幕末ですね江ノ本武明

01:45藤方俊三

01:47藤方俊三

01:49そうですねあの幕末の函館戦争その戦いの舞台になったということで有名ですよね

01:56はい

01:57で本日のお題ですけれども

01:59はい

02:00これ田森さんめくっていただけますでしょうか

02:03いくの?

02:04はい

02:05何でしょう

02:06はい

02:07幕末の要塞五稜郭の秘密

02:14あの五稜郭の秘密をですね探っていくと

02:18うん

02:19幕末の日本の激動の時代が見えてきます

02:23うーん

02:25分かりました

02:26はい

02:27行ってませんでした

02:28はい

02:29よかったです

02:30申し訳ないです

02:31はい

02:32それでは五稜郭に行ってみましょう

02:34はい始まりましたムラタモリ今回の旅の舞台は北海道函館市にある五稜郭幕末に作られた星型の要塞です函館を代表する人気スポットで年間およそ100万人が訪れます幕末には戊辰戦争最後の戦い函館戦争の舞台になります

03:03激動の時代に翻弄の時代に翻弄された五稜郭の秘密とは

03:10タモリさんがブラブラブラ旅して解き明かします

03:17今日は五稜郭でブラタモリ

03:19今日は五稜郭でブラタモリ

03:26それ効果があるかね?

03:28溢れる幸せを祈るよ

03:33クロスファイヤー

03:36僕らの住むこの世界では旅に出る理由が本話な自己関係誰もみんな手は船はしばし分からん

03:485稜郭の秘密を探る旅まずは五稜郭がよーく見える場所からスタートです

04:12五稜郭タワーの上から見ると五稜郭の全貌が見渡せるんです

04:27そのために作られたんですか?

04:28そのために作られたんですよ

04:29そのために作られたんですよ

04:30わざわざ?

04:31そうですね

04:32へぇー

04:35早速タワーに登って五稜郭の全貌を見てみましょう

04:42おーこれ思っちゃうより高いですね

04:46あっよく見えますね

04:48あー綺麗

04:49ほんと真上から見えるんですね

04:53あっこれは作る甲斐があるわ

04:56これはきれいだわ

05:00では田森さん斧五稜郭は何のために作られた?

05:10やっぱり開宮してそこの辺りを防衛する防御を固めるっていう事ですよね

05:16That's right.

05:46実際には屋根の所があるんですね。

05:48役所があったものですね。

05:52あれは徳川幕府が名古屋においた奉行所なんですね。

05:58つまり五稜郭というのは開校後に、外国からお役所を守るために作られた、要塞ということになります。

06:08あ、そうですか。

06:10お役所を守るために…

06:12ちょっと大げさ過ぎますよね。

06:14確かに役所を守るためが金にしては立派すぎますよねそもそも何でこんな形にしたんでしょう?

06:31実は五稜郭にはモデルとなったものがあります 16世紀頃にヨーロッパで普及していた星綿の要塞を参考にしたものになります

06:47でもそのわざわざ西洋式にしたのはどんな糸があったと思いますか?

06:55なるほど

07:04五稜郭を作り始めたのは1857年

07:09バコマスもいいとこですね

07:12外国人がやってきて西洋式のパナ城があるのを見てすげえなと驚かすため

07:24まさにそうなんですか

07:27そうなんですか

07:30日本にも西洋と同じ要塞を作る軍事力と技術力があったということをアピールするために五稜郭が作られたということになります

07:45効果があるかね

07:48実はですねこちらの地図をご覧ください

07:53五稜郭はこちらにあります

07:57外国にアピールしたい割には港から随分離れた場所にありますね

08:04どういうことなんでしょう?

08:08港が近いということはそこには外国船がどんどん入ってくる

08:17大砲が持ってますね

08:18そうですね

08:19狙いは一発だ

08:21あの当時の大砲の射程距離っていうのは大体3キロというふうにいわれていました

08:27ですので五稜郭は海から3キロ以上離れた内陸に作ったんですね

08:32こっちからもこっちからも大砲は届かない距離

08:39こうコンパスであって

08:41こうなった

08:44当時日本は外国というですね

08:48前代未聞のその出来事をですね

08:51前にして外国船が何をしてくるか分からないという

08:57異常な緊張感につまれていたと思います

09:00ペリーなんか相当周到にやってきて

09:04港の水深とかを全部測ってますからね

09:08そうですね

09:09何を狙ってるのか分からないですよね

09:12人の土地に来て

09:13人の土地に来て

09:15そうですよね

09:16勝手に

09:17勝手に測量して

09:18そりゃ不安ですよね

09:21外国船からの攻撃は怖いけど

09:27外国に向けて日本の力もアピールしたい

09:31そんな複雑な思いの中で生まれたのが五稜郭なんですね

09:37実はですね五稜郭の中にも幕末の歴史を物語る秘密がまだまだあるんですよ

09:47ありますかはい

09:51それではいよいよ五稜郭に向かいましょう

09:55そっちですか入り口は

09:56そっちですか入り口は

09:57そうですはい

09:58犬くん

10:03あ、うさぎと奥を

10:05あ、うさぎだ

10:06はい

10:07フェレット

10:08フェレット

10:09えぇー

10:10あの二人仲いいですね

10:12これ素晴らしい風景だよね

10:16さすが五稜郭すごいっすね

10:23ということで五稜郭の入り口にやってきました

10:31まず五稜郭の守りがですね

10:35どれほど硬いかその秘密に迫ってみたいと思います

10:38はい

10:39はい

10:40あちらですね

10:41はい

10:42あちらどうぞ

10:44あ

10:46あ

10:47城壁の上か

10:48あの大砲のある場所というのが

10:51ここですかこれですか

10:53そうですね今いたのはこの角

10:55土塁の先端になります

10:58で実はこの角に大砲を置くということが五稜郭の守りの硬さ

11:05星型のすべての角から攻撃できるので

11:10これから侵入しようとしても

11:13これはこうですね

11:15こんな風に打たれてしまうと

11:19こっち側からも同じようにこう打たれてしまうと

11:24ここ二人もちょっとあのさしてみて

11:27はい

11:29はい

11:30ここですかね

11:31そうですね

11:32はい

11:33まあ全方位守れるという

11:35うん

11:36視覚のない守りになっている

11:39確かに

11:41これではどこからも入れないですね

11:44星型なのは視覚をなくすためだったんですか

11:50さらに敵から見ると

11:53この角とこの角の二箇所から

11:55二方向でこういう風に寝られてしまうと

11:59うん

12:00これをクロスファイヤー

12:02十字交換という風に言います

12:06こうなっているとは知らなかったですね

12:09これは守り方ですね

12:11はい

12:12さらにもう一つ守りの秘密があります

12:16入り口に作られた半月宝と呼ばれる三角形の土類です

12:21はい

12:22はぁ

12:23お願いします

12:24わぁ

12:26わかったあれと

12:28どんあれと

12:30ここか

12:31そうですね

12:32ここですね

12:33はぁ

12:34こっち側からもこう打たれてしまうと

12:37こっちからこういう風に狙えます

12:40田村さんこっちからちょっとやってみてこういう風になりますでそうすると佐藤さんが半月宝からさらにクロスファイヤーなんと入り口は3方向から狙えるんですか西洋式の星型要塞は守りがとっても硬かったんですね

13:05こうして西洋の要塞をモデルに作られた五領国なんですけれども

13:12ただ幕府の人間たちがどうしても譲れないものがあったんですね

13:20ん?

13:22幕府の人たちが譲れなかったものって一体何なんでしょう

13:28ここはきれいに作ってますね

13:33はい

13:35こちら幕府の人たちがどうしても譲れなかったもの石垣になります

13:40はい

13:41そうですか

13:43三木積みってやつですかね

13:45そうですね三木積みですね

13:47五領国は形だけ見ると西洋式なんですけれども

13:51こういった石垣の積み方はもう日本のお城のそのままですね

13:57どうしても作っちゃうんだねこれね

14:00保守派がいるんだよね

14:03いやこれは西洋式ですよって言ってもやっぱり

14:07素人やお前石垣だろってこともあるんだよね

14:11爆発の混乱の中ですね

14:13急いで西洋文化を取り入れようとする当時の人々の戸惑いを表すもの

14:21この辺りの堀の石垣もちょっとしっかりと積まれているのがその辺も石垣星原が何かやってますね石垣からも幕末という時代を感じますねいよいよ五稜郭の中心部奉行所へ行きましょうお奉行所

14:23この辺りの堀の石垣もちょっとしっかりと積まれているのがその辺も石垣星原がなんかやってますね石垣からも幕末という時代を感じますねいよいよ五稜郭の中心部奉行所へ行きましょう

14:53五稜郭自体は西洋式なんですけどもこの奉行所は?

14:58全く日本式ですね威圧的ですね

15:03あの暴露が効いてますね

15:06あれが建物の特徴ですね

15:09特徴ですね

15:11この五稜郭なんですけども1868年ある人々によって宣布されます

15:21もともとは外国の脅威に備えるために作られた五稜郭ところが時代が江戸から明治に変わると旧幕府軍と新政府軍の戦い函館戦争の舞台になってしまったんです

15:46新政府軍はこの五稜郭を落とそうとあらゆる方向から函館に攻めいってもちろん海からも新政府軍は五稜郭を狙うわけなんですけれどもでも届かないはずですよねそうですけどもそれが届いてた届くようになってしまったと

16:16五稜郭を作り始めてたった10年でここまで大砲が届くようになったんですか武器が進化するスピードも速かったんですね

16:53一体どう変わったのかじゃあその函館戦争の痕跡を見に行きましょう行きましょう行きましょう行きましょう函館戦争の痕跡が残っているんですか探しに行ってみましょう探しに行ってみましょうこれ立派な待つの木がありますがこれは戦争の当時もあったわけですか?そうですねその前の奉行所を作った時に奉行所の庭として経営を作られていたんですか?

17:20その奉行所の庭として植えられたものですね

17:25北海道は元々赤松は自生していないのでこれは佐渡島から苗木を取り寄せて植えたという風に

17:37戦火をくぐり抜けて生きてきたんですねそうですねはい

17:43ひょっとしてその坂ですか?

17:46そうです今見つけられましたけども旧幕府が改造した痕跡なんです

17:53これ大砲を上げやすくするためですか?

17:56早いですね早すぎですね

18:00五郎角の土塁の上に大砲を引き上げるためのスロープ

18:06このスロープこそその函館戦争の時に作られたものなんですね

18:13それ以前はじゃあこういう階段で上げてたんですか?

18:21この急勾配を大砲を持ち上げるというのはなかなか厳しいですよ

18:28ということは旧幕府が来る前はこの土塁の上には大砲はなかったんですか?

18:36なかったと?

18:38そうですねそういうことになります

18:40絵の子たちも函館五郎角にやってきて

18:45鉄壁のままに五郎角があるぞ

18:47で中を見たら

18:49あれれって

18:51あれれになった?

18:54木枝幕府はかなり慌てて五郎角を急きょ実戦仕様の要塞に改造していったんですねふーんでもあんまどうなるか分からん幕末に実戦を想定してないっていうのはおかしいですよね

19:14確かにどうして実戦をあまり想定していなかったんでしょうその理由を探りにやってきたのは五郎角の裏側ですこの浦門橋で注目していただきたいのが堀の石垣ですね

19:38ああノズラになってますよこれ自然のままの石ですねまあ見た目全く重要視してませんねここまではやっぱり保守的石垣はもうちょっとまんばれなかったんちゅうかねあああ端っこに意地見せてますよ

20:03表の立派な石垣に比べると裏は全く違いますねどうしてなんでしょうこちらをご覧ください

20:20今いるのがここですねはいこっちは同心ながらとか書いてありますね

20:29柿節の方が屋敷ですかねはい五郎角に仕留めていた役人とその家族などが住んでいた家そうするとこの浦門のルートというのは通勤?そう役人たちの通勤路があった通勤?

20:47通勤?通勤はこれいいか?ってこと言って

20:53つまり普通に役所で役所に

20:57五郎角自体は西洋式の要塞をモデルにして要塞としてのポテンシャルは高いものをしていました

21:07でも幕末に開港していろいろ商業的な関係に外国がなっていくとそうするとあまり軍事的な脅威を感じられなくなっていい人じゃんってことになって

21:21そういった中で五郎角あくまでも武行書であるのでそれほどしっかりとした防備でなくてもいいんじゃないかというのがこの裏側の方からを見るとなんとなく分かってくるのかな

21:39開国後外国の脅威に備えて作られ始めた五郎角ですが完成までの7年の間に外国が貿易相手になり緊張感も和らいだってことですか

21:57だから実戦をあまり想定していなかったんですね

22:08ただしその後の残念ながら箱鉄戦争の時に日本人同士の戦いの場という風に劇的に場所に変わってしまった

22:19まさか内戦のために近志郎が使われようとは思ってもよかった短い間に目的も機能もどんどん変わっていった五郎角まさに幕末という激動の時代が生んだ要塞だったんですね

22:40さあ五郎角の秘密もですねこれで終わりと思われるかもしれません

22:49もうあるんですかまだまだある

22:54実は五郎角には知られざるもう一つの五郎角があったんです

23:01えっもう一つの五郎角って一体何なんでしょう港の近くまでやってきました

23:16もうそこ見当たるんですね

23:21そうですね

23:22すぐですね

23:23こちらの小地図をご覧ください

23:27はい

23:28今私たちがいるのはこの辺りです

23:30あっこの辺りですか今いるの

23:32こちらに伸びてくるのがこの坂が

23:35上海坂

23:36はい上海坂ですね

23:37この坂になります

23:39これが坂ということはこの先というのは

23:45もう海だったわけですね

23:46そうですね

23:47昔は海だったんですね

23:49ではこの先隠れている部分に何があったと思いますか

23:53何があったでしょうか

23:54何があったでしょうか

23:55いいですか

23:56いいですか

23:57はいどうぞ

24:01伝天岬お台場

24:04この台場

24:05この台場は先ほど言ったもう一つの五郎角といえる存在

24:111 2 3 4

24:13カクカクしてますね

24:14はい

24:15六角

24:16本当は六角形なんですけど

24:20まあほぼ五角形ですね

24:22この台場ですね

24:24今は解体されて残ってはいないんですけれども

24:28かつての台場の写真がこちらになります

24:31これいつこ作られた?

24:35実は五郎角とほぼ同じ時期に作られて

24:39大きいですね

24:40大きいよね

24:41大きいよね

24:42大きいよ

24:43海を埋め立てて作っているので

24:44その上にはここは全部石垣で

24:47うん

24:48これほうがあるところなんですかね

24:51ほう座ですね

24:52これが十五個あったので

24:54十五門の大砲がこう海に向けてずらっと並んでいたと

24:58この弁定三崎台場は函館を最前線で守る存在として作られた

25:05セットになっているんですか?

25:08そうですね

25:09五郎角は役所であったんですけど

25:11こちらは実戦的な軍事的なものとして作られた

25:16この辺ですよね

25:18そうですね

25:19今はその姿を見ることができませんが昔はどんな様子だったんでしょう?

25:29私たちの着順grundとは誕生します

25:47とても方々が好きです

25:50実は函館戦争の時ですね旧幕府軍の新選組が実はこの台場を拠点としていたんですねああそうですかはいで五稜閣には幹部である栄本とか

26:19肘方はこっちにいたんですねで新選組が攻めてきて弁天三崎台場は孤立してしまったわけなんですそれを聞いた肘方は仲間を助けようと五稜閣を出て弁天三崎台場の方に向かっていくんですねしかし途中で撃たれて戦争してしまう

26:45肘方はそこで出たところで撃たれたんですねで肘方がなくなってしまってその後間もなく絵の元たち旧幕府軍が降伏して羽子たち戦争が終結したということになります

27:01陸の五稜閣と海の台場この2つが舞台となり激動の時代に終止符が撃たれたんですね実はですねこの台場あの今はこのように取り壊されてなくなってしまっているんですけれども実はあの今も羽子立ての街の中で生き続けているんです。

27:29あるんですはいあるんですか行ってみませんかいやいややっぱりねはい役目を終えて取り壊された台場どんな姿で残っているんでしょうこれ入船漁港と入船漁港はい石垣ですねずっとそうですねはいこれがひょっとして台場の石垣ですか?

27:59その通りですはい残ってるんじゃないですかこのあたり明治30年前後に港の改良工事をしているんですねその時に壊した石垣の石をこの防波堤に積み替えて

28:21日本の転換期に生まれた2つの五稜郭が今もこの函館の街を見守っているんですね

29:00函館というどっちかというと端っこの方で行われていたということですよね

29:09その終焉地が函館であったということですね

29:13激動の場所でしたんだよねそうですねはい

29:17ねぇ

29:18うん

29:22バックマツの音が聞こえます

29:31石垣を触ってみると時代の音がするのです

29:38広島広島広島広島広島広島広島広島広島広島広島広島広島広島広島広島広島広島広島広島広島広島広島広島広島広島広島広島広島広島広島広島広島広島広島広島広島広島広島広島広島広島広島広島広島広島広島広島広島広島広島広島広島広島広島広島広島広島広島広島広島広島広島広島広島広島広島広島広島広島広島広島広島広

ブラタモリ 2025年7月19日

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