スズキがレトロスタイルの新星を発表：GSX-8TとGSX-8TTを紹介

スズキ株式会社は、7月4日（金）に新型ストリートバイク「GSX-8T」と「GSX-8TT」を正式に発表しました。これらのモデルは2025年夏に世界市場でデビューする予定で、特にヨーロッパと北米市場を主なターゲットとしています。スズキのクラシックな精神を受け継ぎながら、最新技術を融合させた意欲作です。

ネオレトロなデザインを採用した両モデルは、スズキの歴史的名車にオマージュを捧げつつ、最新のエンジン技術、電子制御、シャーシ構造を取り入れています。丸型ヘッドライトは往年のスズキ車を彷彿とさせ、さらにスズキ初となるバーエンドミラーが装備され、クラシックとモダンが絶妙に融合された外観に仕上がっています。

搭載されているのは、GSX-8SやGSX-8Rでも高い評価を得ている排気量776ccの並列2気筒エンジン。高剛性のスチールフレームと軽量アルミ製スイングアームを採用し、軽快なハンドリングと快適性を実現しています。

さらに、最新の電子制御技術も充実しており、スズキドライブモードセレクター（SDMS）、電子スロットル（ライド・バイ・ワイヤ）、双方向クイックシフター、そして低温環境下でも高い始動性と信頼性を誇るELIIY Power製のリチウムイオンバッテリーが搭載されています。
出典・画像：Global Suzuki