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00:00I'm sorry.
00:02I'm sorry.
00:03I'm sorry.
00:05What's your name?
00:07I'm sorry.
00:08It's all a sin.
00:10It's a sin.
00:13I'm sorry.
00:15I'm sorry.
00:17I can't believe that that person is just a bad person.
00:30I don't know what I'm going to tell you.
00:40My mother is Minagawa Akari's mother.
00:45I'll never give up on you.
00:57I'll never give up on you.
01:15何かあったんですか。
01:22随分飲んでるみたいですね。
01:26何かあったんですか。
01:29おかげ。
01:34入校前の下駄です。
01:40It's like you were talking to me about talking to me like that.
01:48I just heard that I was talking to you.
01:52I was talking to you.
01:55I was talking to you before I was talking to you.
02:00You were talking to me?
02:03事件から1年後に病気で
02:07最後まであなたから振り込まれた500万には手をつけませんでした
02:13ついでに言うと被害者の母親とも接触しています
02:18中越さんと
02:19気づいたんですね自分の部下の正体に
02:24彼女は真相を追求するために捨て身であなたに近づいたんでしょうね
02:30記事が出るのはいつか後何か弁解したいことあれば連絡ください
02:36お世話になりました
03:00ここに来るときにちょっと変な女を見たような
03:07大丈夫ですか?
03:14大丈夫です
03:16大丈夫です
03:19大丈夫です
03:31大丈夫です
03:33大丈夫です
03:34大丈夫です
03:37大丈夫です
03:40口元のおかげで
03:43大丈夫です
03:45大丈夫です
03:48・裕補甲管関係の方が
03:49暗りは嫌いに落ち
03:51前上のおかげで
03:53Do you have any angle, isn't it?
04:17What?
04:18E217系のリバイバルシリーズ
04:21撮りに来たんですよね
04:22そうです
04:25良ければ
04:28こっちに来れば
04:30じゃあ
04:32お言葉に申えて
04:34ひょっとして
04:43鉄道初心者ですか
04:45
04:46なんか慣れてない感じ
04:49バレた
04:51君はなんか
04:53ベテランみたいだね
04:55こう見えて鉄道たれき長いんで
04:58もしかして
05:06小さい頃から
05:07そうですね
05:10気がつけばずっと鉄道好きです
05:16じゃあ君
05:17お父さんは
05:19え?
05:23ああ
05:23あの
05:23つまり
05:24お父さんも
05:26電車好きとか
05:28ああ
05:29いえ
05:29うちお父さんいないんで
05:31もしかしてだけど
05:39
05:44ここにほくろ二つない?
05:48
05:48あ、ごめん
05:51変なこと
05:51あ、ごめん
05:55変なこと
05:55なんで知ってるの?
06:04もう終わりにしよう
06:16そう思ったはずだった
06:19だけど
06:22確か事故の原因は
06:25不明だって
06:26僕の責任です
06:30どういう意味?
06:37真実を知りたい気持ちを
06:39私はまだ
06:42捨てられない
07:09中越さんって人
07:12ピザを食べて死んだ子の母親だった
07:15初めまして
07:19常務の部下の中越です
07:21初めまして
07:22じゃあ君
07:34お父さんは
07:52ゆうきもえこ
08:05こんなに
08:06どうしてた
08:07え?
08:22もしもし
08:39すみません
08:55間違いでした
09:09すみません
09:17はい
09:17ここの管理人さんですか
09:19はい
09:20ここに住む中越さん
09:22中学生のお嬢さんいらっしゃいますよね
09:25あ、ミミちゃん
09:27その子
09:28いつからここにいますか
09:30え?
09:33赤ちゃんの頃から
09:34中越さんと一緒に住んでるんですか
09:36何ですかあなた
09:39あ、僕あの
09:41
09:43大丈夫です
09:47もしもし
09:56今ちょうど連絡しようと
09:58調べてほしい電話番号がある
09:59萌子の捜索用の携帯に電話があったんだ
10:02少女の声だった
10:05何度かコールバックしたけど出なかった
10:07例の更新所に頼んで調べてくれ
10:09分かりました
10:11あの、まだ確証はないんですが
10:16実は今中越さんの家の近くにいて
10:19中越さん
10:21はい
10:23彼女にはもう関わるな
10:28彼女は
10:30皆川あかりちゃんの母親だ
10:33嘘でしょ
10:37変に探られたくない
10:39もう関わらないでくれ
10:41え、でも
10:42探られて困ることあるんですか
10:45ピザの件は
10:47ピザの件は
10:49こちらに落ち度はないんですよね
10:52その件
10:54まだ話してないことがある
10:57どういうことですか
10:59今はそれしか言えない
11:02俺に隠してることないって言いましたよね
11:06記者の話はデタラメでいいんですよね
11:09根拠のない嫌がらせなんですよね
11:11アサヒさん
11:13悪い
11:14ちょっと時間をくれ
11:16更新所の件
11:18よろしく頼む
11:20なんで電話に出ないんだよ
11:31なんなんですか
11:32不合侵入ですよ
11:33聞きたいことがあるんだ
11:34もうすぐ入港なんで忙しいんです
11:38あんたは言ってたよな
11:40アサヒさんがワシオさんに
11:42口止め料を500万円払ってたって
11:44あれ本当なのか
11:45だからそう言ったじゃないですか
11:47証拠は
11:47結城アサヒに騙されたってこと
11:58やっと気づいた
12:04ご視聴ありがとうございました
12:34リリコ
12:46大丈夫か
12:49なんでこんな馬鹿なこと
12:55もしかして
13:01中越さんのこと
13:03いいか
13:08お前は何も心配しなくていい
13:10お父さんが何とかする
13:11やめて
13:12あのことは忘れていい
13:14やめて
13:15もう無理
13:16出てって
13:17リリコ
13:22変わらないのね
13:26えみこ
13:29そうやって何もかも勝手に決める
13:34リリコから全部聞いたわ
13:39あの事件のこと
13:41お前には関係ない
13:44関係あるわよ親なんだから
13:46親なんて言える立場じゃないわね
13:52でも黙って見てられなかった
13:57ご遺族には
14:01ちゃんと話さないと
14:03ダメだ
14:04記者が記事にしようとしてる
14:06記者
14:07ワシオさんの娘だ
14:08その記者はまだリリコのことを知らない
14:11もし知れたら
14:12リリコのことまでめちゃくちゃに書かれてしまう
14:15世間から面白おかしく叩かれて
14:18後ろ指刺されながら生きていくことになる
14:21守ってやれるのは
14:24俺たち親だけじゃないか
14:26守る
14:30パパは私を守ったの
14:38パパは私が何か言おうとするために
14:44ずっと口を塞いできたよね
14:46やっぱりあの事件があったからその報いで
14:49くだらないこと言うな
14:50もう二度と
14:52あの件の話はするな
14:54全部忘れなさい
14:57苦しいの
15:05リリコ
15:06このままだと私
15:10もっと壊れていく
15:14私たち
15:25もう逃げちゃダメなのよ
15:28逃げてなんか
15:31俺は
15:34リリコのために
15:36いいえ
15:38あなたは逃げてる
15:41あの事件だけじゃなく
15:45リリコ自身からも
15:48私たち
15:51親としてやるべきことをやらないと
15:55だけど
16:02エミコ
16:05俺は
16:07私も行くわ
16:11リリコあそこまで追い込んだのは
16:14あなたと私なんだから
16:16Hello.
16:41Hello.
16:43ゆきです。
16:46中越さん、今よろしいでしょうか。
16:51何でしょうか?
16:54あなたにお話したいことがあります。
17:00明日、申し訳ありませんが、私の家に来てもらえませんか。
17:08話したいこと?
17:11あなたが知りたいと思っていることです。
17:16あの…意味が…
17:20お嬢さんの…
17:23あかりちゃんの命が失われた…
17:28本当の理由です。
17:34お待ちしております。
17:41あかりちゃんの命が失われた、本当の理由です。
17:50あかりちゃんの命が失われた、本当の理由です。
17:55行くのは危険すぎる。
17:57あかりちゃんが失われた、 私は私を見つけました。
18:02私は私が失われた、何か失われたのですが、
18:03あかりちゃんの命が失われます。
18:05あかりちゃんの命が失われた、
18:06大光明を知らせるのは、
18:07大光明を知られた、
18:08あかりちゃんの命が失われた、
18:10彼女の命が失われたとえ、
18:11Akaari!
18:41Do you really want to talk about everything you want?
19:04Yes
19:07It's too late
19:12It's too late
19:14It's too late
19:19It's too late
19:24It's too late
19:25It's too late
19:29It's too late
19:30It's too late
19:32It's too late
19:34It's too late
19:35It's too late
19:37It's too late
19:39It's too late
19:40It's too late
19:44It's too late
19:45Tell me
19:46Tell me
19:47I'm the same company
19:49Hey
19:51Hey
19:52Hey
19:53I'm a company with Hakoshi Hiromi
19:55Oh
19:56Yes
19:57I'm a company with Hakoshi Hiromi
19:59Oh
20:00I want to talk about Hakoshi Hiromi
20:02I want to talk about Hakoshi Hiromi
20:04I want to tell you what I want to talk about.
20:19Go ahead.
20:34Go ahead.
20:38Go ahead.
20:55Go ahead.
21:05Go ahead.
21:0811年前、
21:10皆川アカリちゃんが亡くなった事件の真相を話してください。
21:17はい。
21:25結城デリを立ち上げたのは、あの事故から10年前のことです。
21:34小さな総菜屋から始めて、いつかスーパーマーケットに成長させたいと思い、開業をしました。
21:44やがて、業績は少しずつ伸びて、5店舗を展開するようになり、社員も増え、セントラルキッチンで調理するまでに成長しました。
22:00ただ、1号店だけはずっと特別で、あそこは私たちにとって思い入れのある店で、調理責任者の和尾さんが、いつも厨房に立って、2名のスタッフに指示を出し、出来たての総菜を提供していました。
22:09事故が起きたあの日は、ちょうど、6店舗目の出店がまとまった日で、私は少し浮かれていました。
22:18ちょっと遊びに来ただけ。
22:19仕事じゃなくて。
22:20仕事なんてやってらんないよ、こんな天気のいい日に。
22:25言い訳にしかなりませんが、あの日、私は現場に目が届いていなかった。
22:32だから、厨房スタッフが2名とも休み、急遽、
22:39ヘルプを呼んだことを、その時、知ったんです。
22:46その、ヘルプが不注意でエビを入れたって言い訳にしていました。
22:48仕事じゃなくて。
22:49仕事なんてやってらんないよ、こんな天気のいい日に。
22:53言い訳にしかなりませんが、あの日、私は現場に目が届いていなかった。
22:59急遽、ヘルプを呼んだことを、その時、知ったんです。
23:06その、ヘルプが不注意でエビを入れたってことですか?
23:20どうして?
23:22どうしてこれまで黙ってたんですか?
23:26決まってるじゃないですか。保身のためですよね。
23:29自分たちのミスでエビを入れたことを認めてしまうと、
23:32業務上過失致死にあたります。
23:34だから、混入経路は分からないということにしたんでしょう。
23:44ヘルプって誰なんですか?
23:51誰なんです?
23:56私の責任です。
23:58それじゃ分かりません。ちゃんと説明してください。
24:07その、ヘルプの人を…
24:11かばってるんですか?
24:12リリコー。
24:29リリコー。
24:30話しに来たのね。
24:42あの日、ヘルプとして調理場に立ったのは、私です。
24:57リリコー。
24:58あの日、ヘルプとして調理場に立ったのは、私です。
25:12結城デリコー。
26:43オーブンに入れる直前のことです。
26:50リリちゃん、ピザ、大丈夫?
26:52あ、はい、これから焼きます。
26:54オッケー。
26:59オッケー。
27:00オッケー。
27:01よし。
27:12異変に気がついたのは、翌日の夜のことでした。
27:17あ、警察?
27:20ああ、警察に呼ばれてる。
27:23なんで?
27:23一つだけ確認させてくれ。
27:29昨日、ピザにエビを入れたか?
27:33え?
27:33エビを入れたんだな。
27:38うん。
27:39間違えて入れちゃって。
27:43でも、全部取ったはずだよ。
27:45いいか。
27:46このことは絶対誰にも言うな。
27:49全部忘れなさい。
27:51いいな。
27:51おとといの夜、3歳の女の子が、こちらの総在店で販売されていたピザを口にした直後、
28:03口角類アレルギーによるアナフラキシーショックの疑いで死亡しました。
28:06死亡したのは、都内の保育園に通う、皆川あかりちゃん3歳です。
28:13当日は、あかりちゃんのお誕生日でした。
28:17自宅でお祝いをしている際に、こちらの総在店で販売されていたピザを口にした後、
28:23体調不良を訴え、両親が病院に運び込み、処置を受けましたが、死亡しました。
28:30警察は、症状や言いの内容を…
28:33ずっと父のせいにしてきました。
28:55あかりちゃんの命を奪ったのは私だということを、父が強引に隠した。
29:00パパが隠すから、パパが私の口を塞ぐから、全部パパが悪いんだって。
29:11でも、本当は怖かっただけです。
29:18事実と向き合うことが怖くて、ずっと逃げて…
29:22でも、苦しくない。
29:34気がついたら…
29:35自分も周りの人も傷つける、最低な人間になってました。
29:42そこまで、娘を追い込んだのは、私です。
29:56私は、二つの罪を犯しました。
30:00一つは、責任者としての管理ミス。
30:08もう一つは、
30:12娘、かわいさに、
30:14真実を隠したことです。
30:16いや、ちょっと待ってくださいよ!
30:31いくら社長の頼みでも、
30:33こんなのって、
30:35隠蔽と同じじゃないですか!
30:37あ!
30:41え、すいません、あの、
30:43インターホンを起こしたんですけど…
30:44申し訳ないが、今日は帰ってもらえませんか?
30:47俺には無理です。
30:51黙ってんなって。
30:52リリコのためなんです。
30:54お願いします!
30:56責任は、僕一人が負いますから。
30:59リリコは、まだ子供です。
31:01未来があるんです!
31:01そりゃ、俺だって、リリちゃん、かわいいけど!
31:03お願いします!
31:05何でもしますか!
31:07お願いします!
31:14借金があるんですよ、ギャンブルの…
31:23いくらですか?
31:29借金…
31:30金…
31:48ワシオさんは優しい人でした。
31:49結局、渡した500万円には手を付けず、
31:56他の財産を手放したんだと思います。
32:01うちの会社にも誘いましたが、
32:03辞退されました。
32:04信じません。
32:09借金なんて。
32:12好きなように、報道をしていただいて、
32:15構いません。
32:17もちろん、言われなくてもそうします。
32:19事項は成立していますが、
32:22隠蔽は許されることじゃありませんから。
32:27おっしゃる通りです。
32:28私は、
32:32娘を守ったつもりで、
32:36一番大事なことから、
32:39目を背けてきました。
32:47中越さんを見ていて、
32:49やっと気づきました。
32:56私が、
32:58娘を大事に思うように。
33:03あかりちゃんもまた、
33:06ご両親にとって、
33:09かけがえのない娘さんだったということを。
33:13ある日突然、
33:15大事なものを失ってしまうことだってあるんです。
33:17後悔しても遅いんです。
33:25あかりちゃんは、
33:27リリコであり、
33:30毛恵子だった。
33:34そんな当たり前のことに、
33:37どうして気づかなかったんだろう。
33:44本当に、
33:45申し訳ありませんでした。
33:53申し訳ありませんでした。
33:57本当に、
33:59ごめんなさい。
34:00ごめんなさい。
34:10何なんですか、これ。
34:14やめてください。
34:15ごめんなさい。
34:22やめて!
34:23謝って、
34:33どんな気分ですか。
34:38それで気が済みましたか。
34:39あなた方には、
34:43謝る相手がいる。
34:47でも私には、
34:50あかりは、
34:53もういないんです。
34:55謝れないんです。
34:56中越さん。
35:00あの日のこと、
35:02何千何万回と、
35:03考え続けています。
35:04何で、
35:04何であの時、
35:10あかりがピザを食べる時、
35:11何で、
35:14何で、
35:15あの子をもっと見てあげなかったんだろう。
35:19何で、
35:20もっと早くアレルギー検査をして、
35:22対処できるようにしておかなかったんだろう。
35:25何で、
35:26私は、
35:29あんなに愚かな親だったんだろう。
35:32中越さん、違います。
35:33自分が憎いです。
35:36あの時からずっと、
35:38今も、
35:40今瞬間も、
35:42自分を責めてます。
35:47あかりに謝りたい。
35:52あなた方みたいに、
35:54あって、
35:55顔見て、
35:58ごめんなさいって言えたら、
36:00どんなに、
36:09あなた方は終われても、
36:12私はずっと終わらないんです。
36:14何で、
36:43痛いそう…
36:50仲越さん!
36:53仲越さん!
36:54待って…
36:54離して!!!
36:55落ち着いてください!!!
37:00石をかけて…
37:01償わせてください!
37:05優美ちゃんのことも支えていきます!
37:13I don't have to worry about that.
37:20I don't have to worry about it.
37:23I don't have to worry about it.
37:26I want to kill you.
37:28I don't have to worry about it.
37:35It's not.
37:38I don't care about it.
37:41I don't have to worry about it.
37:46I don't care about it.
37:50I don't care about it.
37:59I have to be a victim of two things.
38:10One thing is that I can't protect my wife.
38:17And one thing is that I can't protect my wife.
38:33I can't find my wife.
38:40I can't protect my wife.
38:43I can't protect my wife.
38:49I can't protect my wife.
38:53I can't protect my wife.
39:03I can't protect my wife.
39:08I can't protect my wife.
39:14I don't want to know what I want to know.
39:17But I don't want to talk to my wife.
39:24I'm going to talk to my wife.
39:30How do you feel about that?
39:36I don't know if I can't.
39:38I can't protect my wife.
39:42I can't protect my wife.
39:46I can't protect my wife.
39:52I can't protect my wife.
40:02Like…
40:04I can't protect my wife.
40:06I can't protect my wife.
40:13子供を失うというのは、体の一部を儲がれるようなものだと思いますよ。
40:21同じ年頃の子供を見るだけで、辛くて愛おしいはずです。
40:28たとえ憎い相手の子供でも傷つけられるわけありません。
40:43私には、あなたを憎む資格なんてないんです。
40:58はい。
40:59橘更新所です。先日ご依頼いただいた件ですが、請求書の送り先はいつも通りご自宅でよろしかったでしょうか。
41:06もちろんです。それで、電話番号の契約者はいつ頃特定できそうですか。
41:12もちづきさんから聞いてませんか。
41:15えっ?
41:16とっくに特定しましたよ。
41:27ひろみさん。
41:28はつめちゃん。
41:30ちょっと、話があって。
41:33怪しい男?
41:35はい。なんか、管理人さんに変な引き込みみたいなことしてたんです。
41:41なんか、ミミちゃんについて探ってるみたいでした。
41:46ミミ?ミミの何を探ってたの?
41:50いつから住んでるとか、そういうこと。
41:53そういうこと。
42:01ミミ?帰ってるの?
42:03おかえり。
42:04何か知らない人に話し避けられたりしてない?
42:16えっ?知らない男の人!
42:19ないけど、そんなの。
42:22ほんとに?
42:24あ、でも、話しかけられてはないけど、話しかけはした。
42:30誰に?
42:31だから、知らないおじさん。
42:34鉄道出身者みたいだったから、いろいろ教えてあげただけ。
42:37それだけ?あとは?
42:40あと…
42:41全部隠しておく。
42:44ほくろが二つないかって聞かれた。
42:46悲しいのは一人で十分だからと、これ以上に悲くなりたくないのと、私の中で誰にも見つけられずに。
43:05例の電話の契約者、わかったんだって。なんで黙ってた。
43:12それで、調べはついたのか?
43:19モイ、自分で聞く。
43:21調べはつきました。
43:25モイ子だったのか?
43:31モイ子だったんだな。生きてたんだな。
43:35何で黙ってた。
43:40あんただって、俺を騙してきたじゃないか。
43:43エビを入れたのは、うちじゃないって言いましたよね。
43:46その話は後だ。
43:48俺に隠してることないって言いましたよね。
43:51何で騙したんですか。
43:54俺のことをバカにして、下に見てるからですか。
43:57そうじゃない。
43:59ずっとあんたを信じてきた。
44:01裏切ったのはそっちだろ。
44:03あの人の子供をもう一度奪う権利。
44:08あんたにあるのか。
44:10あの人?
44:13あの人?
44:14何やってるの。
44:15耳も荷物まとめて。
44:16悪いけど、説明してる暇ないの。
44:18お願いだから早く。
44:23左腕の肘にほくろが二つ。
44:27左腕の肘にほくろが二つ。
44:342015年12月6日に行方不明。
44:41失踪当時は電車が好きだった。
44:432015年12月6日に行方不明。
44:50失踪当時は電車が好きだった。
44:52電車が好きだった。
44:59結城萌恵子。
45:01現在12歳。
45:03お母さん。
45:28この子誰?
45:40娘は?
45:41娘はどこだ?
45:42最低だよ母さん。
45:44最低だよ最低最低!
45:47もう二度とあの子の前には現れないでください。

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