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00:00E.S.T.B.S.
00:04前回は日清戦争が勃発し日本が勝利
00:27下関条約が結ばれたことをお伝えしました
00:31シンには莫大な賠償金が課せられ
00:34両党半島そして台湾、宝庫諸島を日本に割上することが決まりました
00:41今回は日清戦争に敗れたシンが
00:45列強によって分割されていく様子を詳しく見ていきます
00:49明治28年4月23日
00:54下関条約の締結からわずか6日後
00:58ロシア、フランス、ドイツが
01:01両党半島の返還を求めます
01:03この三国干渉
01:06それぞれの国にはどんな思惑があったのでしょうか
01:10明治28年10月
01:13朝鮮王朝で日本公使が
01:17国王の妃であるミンビを殺害する事件が起こります
01:20朝鮮王朝で何が起こっていたのでしょうか
01:25明治31年3月
01:28ドイツがサントン半島の甲州湾をシンから借り上げ
01:33咀嚼地とします
01:35ロシアは三国干渉で日本から返還された
01:39両党半島の旅順、大連を咀嚼
01:42さらにイギリス、フランスと続き
01:46列強による中国分割が始まります
01:48この時、日本はどう動いたのでしょうか
01:54明治31年4月
01:57アメリカがキューバの独立をめぐり
02:00スペインに戦線布告
02:01米西戦争が起こります
02:04結果はアメリカの圧勝
02:07アメリカはスペインの植民地だったフィリピンなどを獲得
02:11アジア進出を本格化させます
02:14アメリカはなぜアジアを目指したのでしょうか
02:19それでは欧米列強がこぞってアジアに進出してきた
02:25明治28年から3年間を詳しく見ていきましょう
02:29関口博史の一番新しい金元大使
02:33一番新しい金元大使始めます
02:38今回でございますが
02:40秘書の関条約が締結されるところが
02:441週間も経たないうちに
02:46ロシア、フランス、ドイツが
02:48三国干渉
02:50両東半島の返還を
02:53日本に求めてまいりました
02:55さあ、これどうなるか
02:56後ほど詳しくお話しいたします
02:58そして台湾に日本軍が上陸し
03:02台湾総督府を設立しています
03:05その頃に朝鮮王朝では
03:09日本公使が民備を殺害するという大事件が起こります
03:14その翌年、ロシアでは
03:17ニコライ2世が大韓式を行いまして
03:20ロシアが神と秘密外交を結んだ
03:25この頃になると
03:26ただ秘密外交というのが
03:29あっちこっちで行われますね
03:31そうですよね
03:32だからこの19世紀外交の
03:341個のキーワードですよね
03:36秘密外交
03:37そしてすぐその外交で約束したことが
03:41破られるんでしょう
03:42破られるし
03:43割とすぐにバレるしね
03:44なんか多いですよね
03:46だからウィルソン大統領が
03:48第一世界大戦が終わる時に出てきて
03:51秘密外交はいかんという
03:52流れになるんですけども
03:55この頃はもうそれが標準という感じですよね
03:59はい
03:591898年
04:02ドイツが
04:03ドイツがここに出てきますよ
04:05神から甲州湾を咀嚼
04:09これ皇帝がウィルヘルム2世に変わるんですね
04:14そこでドイツはやっぱり世界的な大国にしたいっていう
04:18政策を始めるんですね
04:20でももうアフリカの分割とかほとんど終わっていて
04:24アジアでも入れるとこはそんなにたくさんないっていう中で
04:29出ていく時代です
04:30そしてロシアも旅順大連を咀嚼する
04:35ここですね
04:36これはロシアとしては
04:38どうしても自分のものにしておきたいところだった
04:41そうですね
04:42その後も中国の分割の流れは止まりません
04:46そして明治31年4月22日
04:49福建省を日本の影響下にする協定が締結されます
04:55福建省というのはこの台湾の対岸といいますか
04:59ここを日本の影響下にする協定を
05:03日本と市が結ぶということです
05:06そしてこの太平洋をちょっと見ておきます
05:091898年4月
05:11キューバ独立をめぐり
05:13キューバってのはここですね
05:14アメリカののど元と言われますが
05:17そこの独立をめぐって
05:20米西戦争
05:22アメリカとスペインの戦争が始まります
05:25そしてこれでアメリカが勝って
05:28フィリピンガムなど
05:30スペイン領だったところを
05:32アメリカが獲得すると
05:33そしてアメリカが太平洋進出を本格化してきて
05:38ハワイの併合もこの頃に行われます
05:41また明治31年の6月には
05:44八大総理の大隈重信内閣が誕生いたします
05:50これもですね
05:51まだ明治31年なのに
05:54総理大臣が8人代わっている
05:56それも後ほど詳しくご説明しましょう
05:59下関条約の締結からわずか6日後でした
06:06明治28年4月17日
06:11日本と新は下関条約に調印
06:15両東半島、台湾、宝庫諸島を手にすることが決まりました
06:20しかし条約締結からわずか6日後の4月23日
06:26ロシア、フランス、ドイツが
06:29両東半島の返還を日本に勧告
06:32三国干渉が行われました
06:35参加国にはどんな思惑があったのでしょうか
06:39下関条約というのは
06:42真は朝鮮の独立を認め
06:45台湾宝庫諸島、両東半島を日本に割上すると
06:50そして約3億円
06:52現在の6兆円ほどの賠償金を日本に支払うことで
06:57まとまっていたんですが
06:58その締結からわずか6日後
07:01ロシア、フランス、ドイツが
07:03日本に両東半島の領有の放棄を求めた
07:08何でしょうこれ
07:10勝ちすぎ取りすぎというふうに
07:13ヨーロッパの列強から見えたんじゃないですか
07:15見えたんですか
07:16ロシアはどう考えたか
07:19日本の両東半島進出を阻止したい
07:23これはロシアとしては両東半島
07:25日本が出てくると困る
07:27地図を見るとあれですけれども
07:30ロシアがまだまだ南へ出ていきたいというところに
07:35日本が出口を塞いでるような形ですよね
07:39両東半島を抑えられてしまうと
07:41ロシアがせっかく海に出てくる出口を
07:43なんか塞いでるように見えると思うんですよ
07:46もっと言うとこの朝鮮半島の根っこのところを
07:48日本が抑えてしまうというのも嫌だったんでしょうし
07:51非常に嫌なところを日本が抑えにかかったなというふうに
07:54見えるんじゃないですかね
07:55しかも割情というのも
07:58まるごと日本のものになるということですよね
08:00港だけを借りるとかそうではなくて
08:04なのでかなり大きな変化になります
08:08それはロシアとしては見過ごせないと
08:10フランスは何だったのか
08:13ロシアと同盟関係
08:15露仏同盟を結んでるんですね
08:18そのもとアジアでの植民地を確保したい
08:22フランスの狙いがあった
08:24フランスとしてはやはりロシアは絶対味方につけておきたいんですよ
08:29このドイツを挟み込めるわけですから
08:32やっぱりヨーロッパの大国ですからね
08:35絶対ロシアを味方につけておきたいので
08:38ことあるごとに恩を売るっていう気持ちも当然ありますよね
08:42そしてドイツです
08:45植民地を獲得する政策に方針転換し
08:49アジアでの足場を確保したいとしたドイツ
08:52さらにロシアがアジアに注力すれば
08:56バルカン半島での対立が弱まると期待したのではないかと
09:00バルカン半島は相当揉めてますからね
09:03アジアの方へロシアの力が
09:05行ってくれれば助かるみたいなところがありましたかね
09:08バルカンって本当に膝元って感じですから
09:11ドイツとね
09:12そこでオーストリアとロシアが常に緊張関係があるし
09:17なので自分の近くで揉め事が起こるよりは
09:21やっぱり遠くに目を向けてもらえると
09:24すごく助かるというのがあるし
09:25そういうことがあったんでしょうね
09:27孫子の兵法でこういう話ありますよね
09:29孫子の兵法の中で
09:33こっちの方に向かってこないように
09:35どっか他のところで夢中になっててもらうように
09:38してもらうのがいいんだみたいな
09:39考え方があって
09:41ドイツ人が孫子の兵法を呼んだわけじゃないと思いますけど
09:44同じような発想はあったんじゃないですかね
09:47そしてその三国干渉を受けてどうしたか
09:52五代総理の伊藤博文
09:55広島で御前会議を開きます
09:58御前会議ということは
10:00まだ天皇も広島にいらっしゃるということで
10:024月24日
10:04三国干渉を受け入れるかどうか協議したようでございます
10:08御前会議というのはご存知でしょうが
10:10国家の十大臣に関して天皇が臨席して開かれる最高大会議でございます
10:17そして5月4日、賠償金を追加させる方、4500万、これを審が支払うなら、両党、半党の返還に応じてもいいという決定を、この御前会議でしたようでございます。
10:33この三国干渉自諾の決定は病気のため御前会議を欠席した外務大臣睦宗光が提出した勧告を受けるべきとの意見が影響したとも言われています
10:48外務大臣の睦宗光という人は韓国を拒否すればさらなる軍事的干渉を受ける危険性が高い返還要求が台湾や宝庫諸島にも及ぶかもしれないということを言っております
11:07ここはもう何としてでも台湾宝庫諸島は日本が治められるようにしておきたいと
11:14ただ国内世論は韓国の受諾に激しく反発が起こった
11:22ジャーナリストだった徳富祖宝という人はロシアやドイツフランスが憎くはなかった
11:29彼らの干渉に腰を折った我が外交当局者が憎かった
11:35うんまあでも当時ロシアフランスドイツを相手にして軍事的にこの要求を突っ跳ねるってことは物理的にできないわけですからね
11:46当時の日本人の雰囲気として面白くないというかこう干渉してきたヨーロッパの国々が憎いわけじゃないが我が政府が情けないみたいなそういう気持ちはあったんですかね
11:56でもこの頃すでに国民世論が海外でのこういう成果に一喜一憂してものすごく湧き立つっていう時代が本当世界中できてるんだなっていう感じですよね
12:11日本でもそうでそれに反応して長寿行列があったりとかそういうことが起こってくるわけじゃないですか
12:18それが今度またこの政府へのかなりプレッシャーにだんだんこう1回戦争するごとにねその感じが強くなってきている時代だっていう気がしますけどね
12:28その国内世論の反発に対して天皇が韓国受諾の趣旨を説いたそうです
12:37ここにそれが残っております
12:39この赤いところ寛大さをもって対処することは帝国の光栄と威厳において既存するところはない
12:51だからこれはみんな納得してくれということを言っているのではないかと
12:58これを受けて我心焦炭という言葉が出てくるようになります
13:03我心焦炭
13:04薪の上に寝て苦い肝をなめ
13:08あだを忘れず目的のために苦労するという意味なんだそうでございます
13:14我慢だ我慢だとここは
13:17なんか中国の個人で出てくる話ですよね
13:19そうなんでしょうね
13:20でこの我心焦炭をスローガンに軍事力の増強を進めてロシアへの反発が強まっていったといわれています
13:31三国干渉を受け日本が秦に返還した両東半島
13:37この地はこの後ロシアとの間で争いの火種となっていくのです
13:44日本は台湾統治を本格化します
14:03三国干渉で両東半島を返還しなければならなかった日本は明治28年5月日本領として確保した台湾統治のため日本軍を台湾へ上陸させます
14:19明治28年5月29日日本軍が台湾北部に上陸いたします台湾にいた新国兵が各地に反乱を起こすも日本軍が鎮圧兵を指揮していた漢人つまり中国人ですね
14:37たちは台湾を脱出して半年ほどで台湾全土が支配下に置かれ 日本は台湾の経営に鉄道が不可欠と考え既存の路線を延伸
14:5010段鉄道の建設を開始した それまで台北と新地区の間には鉄道があったようです
14:59これをさらに高尾まで伸ばそうと 13年後にこれが完成するそうですが
15:08やっぱりこの鉄道というのが大きな時代になりましたよね
15:12日本としても台湾を領有するのであればやっぱりちゃんと鉄道によるインフラを敷いて物資を確実に運べるようにしたかったんでしょうね
15:24砂糖とか米とかあと小農とかを日本に輸出して取引して儲けるっていうビジネスパターンが始めるっていうそれがこの辺りかなって感じですよね
15:38ここは今新幹線が通っているところですよね
15:41ここは新幹線通りましたか
15:44そうですそうです
15:44ここはあまり詳しくないんですよ 最近の台湾
15:47この時代に鉄道を作り ほぼその路線で新幹線を戦後日本が作ったということで
15:54西側の方が平地なんで開発しやすいんですよね
15:59なるほどね これで見てもこっち側は山岳地帯が書かれてます
16:03こっちは平地なんだ
16:04鉄道も引きやすいのでそこに今新幹線通って本当に早いです
16:10さあそこでそろ台湾
16:13日本は新国の統治組織を受け継ぐのではなくて台湾総督のもとに台湾総督府を組織して海軍大将
16:25その川山助則という人を初代の台湾総督に入名しました
16:31その台湾総督府台北に設置されましたが
16:35行政司法を所管する民政局と陸海軍を所管する軍務局で構成され
16:44以降日本の統治が続くということになりますが最初はこんな建物だったそうです
16:50それが1919年にこの立派な建物ってこれが今でも使われているんですよね
16:59すごく台湾日本時代の建物とかを大切にしてくれていていろんなそれこそ観光庁であったり博物館であったりとか転用して使ったりしててそれがそれで日本人が遊びに行くとすごく楽しいです
17:16朝鮮王朝の国王妃ミンビが日本公使に殺害されました
17:22これまで朝鮮王朝では国王古城の父タイイン君と古城の制裁ミンビが勢力争いを繰り広げてきました
17:34日清戦争直後日本を後ろ盾にしたタイイン君が新日政権を受立実権を握ります
17:42ところが日本が三国干渉を受け入れると再び勢力争いが起きるのです
17:50朝鮮王朝の王宮で日本公使が民美を殺害するという事件が起こります
18:00朝鮮王朝では国王の古城ここに古城さんいますね
18:05の父であるタイイン君が新日政権を作って実権を握っておりました
18:14日本側にこのタイイン君というのはついていた人です
18:18それが日本が三国干渉に応じた事によって日本はロシアに屈したとされて
18:25民美を中心に進路派が復権をしてくる
18:31結局こういうことになりました
18:36古城よりもどちらかというと民美が復権したと
18:40そして日本公使の三浦五郎という人が
18:45その巻き返しを図ってタイイン君と組んで民美を殺害したという事件でございます
18:54殺害事件を宮中にいたロシア人またアメリカ人の軍事顧問
19:02そういう人たちがこの事件は全部見ていたわけでございまして
19:07日本は国際的に非難されることになります
19:11宮中にロシア人がいますか
19:14近代化をお手伝いするという名目で
19:17アドバイザーみたいな人が乗り込んでくるというのは今でもありますよね
19:22そうですよねとか後の冷戦時代のアメリカやソ連の軍事顧問と称する人たち
19:29でも実質的にはその国を支配しているみたいな
19:32そういうような人たちがきっとこの時の朝鮮にもいっぱい入り込んでたんじゃないですかね
19:37ちょっとやりすぎだと思いますけどねこれは当時としても暗殺事件までやってしまうというのは朝鮮半島での日本の発言力が弱まってタイイン君が失脚いたします
19:52そして国王の古城新路政権を樹立2年後国王の称号を皇帝に改め国名も大韓帝国と改称いたしました
20:06古城さんずっと影薄かったじゃないですか
20:10自分の奥さんと父親ばっかり前に出てきて
20:14結果的に奥さん殺されちゃって父親の方も失脚して結局彼だけが残ったってことですよね
20:22で皇帝になっていくと
20:23ロシアとはいいわけですよね
20:25いいわけなんですよね
20:27朝鮮半島に親ロシア政権が誕生したことで
20:32この後日本は朝鮮半島での権益を巡り
20:36ロシアと対立することになるのです
20:39ロシア皇帝ニコライ2世の戴冠式が開かれました
20:48明治29年5月26日
20:53ロシア・モスクワのクレムリンでニコライ2世の戴冠式が行われ
20:59日本からは山形有朝が参列しました
21:03実はこの時ロシアは真の利口相と日本を仮想敵国とした密約を交わしていたのです
21:12ロシアのニコライ2世の戴冠式があり
21:18その裏で秘密外交が行われた
21:215月26日ニコライ2世の戴冠式に山形有朝
21:26それから真の利口相が参列して
21:30モスクワのクレムリンで行われたようです
21:33絵が残っております
21:34そして6月9日山形有朝もロシア外相と会談をし
21:40朝鮮半島で日露の対立を避ける協定を結んでおります
21:46ほっとくと対立が起こってしまうという危険性があったということですね
21:51今の言葉で言うと危機管理みたいな感じですよね
21:55軍隊を出動させる時には
21:58一応引き離し地帯を設けようとか
22:01そんなような話どっちだっけね
22:02この日露がその協定を結ぶところが
22:07ロシアは真の利口相とも密約を結んだと
22:11二股外交ですね
22:13こういうことをロシアはやりますか
22:15当時の大国はみんなやったんでしょうね
22:18ロシアに限らず
22:20二枚舌外交であり秘密外交であり
22:23さあそのロシアの利口相との密約の中身でございますが
22:29日本を仮想敵国とした軍事同盟を
22:33ひそかに締結したものでございまして
22:35日本が朝鮮半島を真に侵略した時は
22:40互いに軍隊を派遣し合う
22:43ロシア軍や武器を迅速に輸送できるよう
22:48東進鉄道のロシアによる付設を認める
22:53ここなんですよ
22:54この時ロシアが一生懸命
22:57シベリア鉄道を作っておりました
22:59ここから先は南高寺になると
23:02だから建設中と書いてあります
23:04それよりもここを真から
23:07ここに鉄道を作ることを許されれば
23:12このが早いと
23:13そして密約は三国干渉で
23:17ロシアが両東半島を返還させた
23:20その見返りにロシアに鉄道を引いてもいいよ
23:23ということになったようです
23:25初めに鉄道ありきですよね
23:27これはミルクガニ
23:28ここに鉄道を敷きたいという願いが先にあって
23:33真と約束を交わすという印象ですよね
23:36やっぱりこの鉄道を作られると
23:38日本もちょっと警戒しなきゃならない
23:40やっぱりこのシベリア鉄道がいつできるかというのは
23:44かなり日本側は気になったはずなんですよね
23:47もう少しかかるだろうと思ってたら
23:49いきなりロシアとシンが結んで鉄道ができちゃった
23:52この鉄道があるのとないのとでは
23:55大規模に軍隊を送り込んでくる能力が全く変わるわけですね
24:00朝鮮半島の方は進路派政権になっちゃったとすると
24:04日本からすると相当面白くない時代でしょうね
24:07両国がお互いにこの頃ピリピリしてるんですか
24:11ずっと最初からですよね
24:12この朝鮮半島を巡っては
24:14日本とロシアってお互いかなり近代化の初期の頃から潜在的にはライバルだとみなし合ってる関係ですよね
24:22この後日本とロシアは朝鮮半島そして隣接する後の満州国のエリアで勢力争いを繰り広げるのです
24:34列強による中国分割が始まります
24:39日清戦争での莫大な賠償金を
24:46秦は列強各国から借金をして賄いました
24:49その担保として列強は
24:53秦の領土を借り上げる咀嚼地を秦に認めさせたのです
24:57明治31年3月6日まずはドイツが99年の期限で山東半島の甲州湾を咀嚼その後もロシアイギリスフランスなどが次々と咀嚼地を設置します
25:13いわゆる中国分割です
25:17ドイツが秦から甲州湾を咀嚼する
25:23そして中国分割が始まります
25:26細かく見るとこっちです
25:28ドイツがここで99年間の期限で山東半島にある甲州湾をここを咀嚼いたしました
25:37咀嚼地というのは期限付きで他国に貸した領土であって
25:43植民地になるわけではない
25:46北京線自体は変わらない
25:48チンタオ湖を建設して東洋艦隊
25:56ドイツが東洋艦隊を持っているわけだ
26:00本格的に海軍を増強し始めたのが97年ぐらいですから
26:05本当にいけいけどんどんで今作っているところで
26:08その余波が極東にまで及んでくるという感じですよね
26:13でもだからさっき三国干渉をやって返しなさいって言ったのは別に
26:18秦のためを思って返しなさいって言ってるわけではなくて
26:22後から自分が手を突っ込もうって思うから
26:26ここに一枚噛んでおこうっていう
26:28なんかそういう流れに完全になってますよね
26:30これ真から見て微妙ですよね
26:33だから日本の干渉は跳ねつけたのだけども
26:36結果的にかなりヨーロッパに食いものにされちゃったという感じでもありますね
26:41なんかどんどんそれが進んでますよ
26:4420年ぐらい前にアフリカ分割競争が起こるわけです
26:47で今度これが中国にやってくるっていう感じですよね
26:52そしてこの交際っていうんですか交際鉄道
26:56これも認められたわけですね
26:58で三島省はドイツの勢力家になりました
27:03はいそのおかげでシンタオビールがこのうちもあるわけです
27:07そうですね
27:07いいよねーな
27:08今でもありますもんね
27:10はいすごいですね
27:12そうかそうか
27:13はいロシアはどうしたか
27:1525年間の期限で旅順大連を咀嚼した
27:20ここです旅順大連
27:21でハルビンから旅順の鉄道建設も認められ
27:27両東半島周辺がロシアの勢力家になった
27:32両東半島というのはここのことを言います
27:34で旅順に極東艦隊を配備し
27:40大連ここを商業工としてアジアの拠点にしたと
27:47でこの鉄道ですがゆくゆく満鉄といって日本が支配する時代がきますよね
27:55この長春から南の方ですよね
27:57ここですね
27:58これが南満州鉄道というのが日本のこの大陸への足掛かりになっていくんですよね
28:06まあその話はまだ先の話でございますが
28:10ロシアのニコライ2世
28:13旅順大連の獲得を日記に書いております
28:16久しく望まれた事件が成就した
28:20ロシアは太平洋岸に旅順という不登校とシベリア鉄道の出口を獲得したのであると
28:28ロシアとしてはいいものが手に入ったってことになるでしょうね
28:32やっぱ太平洋岸というところがポイントでしょうね
28:35まあいわゆる不登校であるというのも大事なんですけど
28:38それ以前にロシアが持ってたウラジオストクだって不登校ではあるんですよ
28:43ただウラジオストクは日本海に面しているので
28:46日本の三海峡のどっかを通らないと外洋に出れないんですよね
28:51その宗谷津川津島のどれかを通らなきゃいけない
28:54ところが今度は中国に港を獲得できると
28:58日本に邪魔されずにもはや自由に外海に出てくるってことなんで
29:02これはそのより地政学的に有利なところに港を手に入れたという経験ですね
29:08そんな中日本はどうしていたか
29:12新たに日本領土となった台湾の安全確保に動いていました
29:17明治31年福建省不活条協定を締結
29:23福建省というのは台湾宝庫諸島の大陸側のここのことを言います
29:31福建省を他の国に割上しないことを真に約束させて
29:38この地域を日本の勢力下に置いたと
29:41台湾の安全保障と大陸への影響力を保つために
29:46この福建省を日本が保護するべき利益戦と捉えたようです
29:52これ前にもご紹介しましたが
29:54まず国境っぽいものはこれ試験戦と呼んでおりました
29:58でもこれだけじゃ安心できない
30:01その外側に利益戦というものを考え
30:05ここも安定していてくれないと
30:08ここが安全ではないというこういう考え方ですね
30:11福建省は日本の影響範囲となり
30:15列強による中国分割はさらに進むことになってまいります
30:20イギリスもフランスも乗り出してまいります
30:25イギリス25年間の期限で
30:29三島半島の異海営を咀嚼
30:32ここです
30:34海軍基地建設東洋艦隊の拠点とイギリスはしました
30:40さらに上海と南京を結ぶ
30:43米井鉄道の付設権を獲得して
30:47長江洋洲港のことでございますが
30:51この流域がイギリスの勢力化になったと
30:55おいしいとこ取るなって感じですよね
30:57上海と洋洲港ってね
30:59鉄道とやっぱり大きな川ですから
31:01物を運ぶのは
31:02やっぱりイギリスはどこをもらったらいいか
31:04一番よくわかってんじゃないですか
31:06この人たちは
31:06しかもあれですよね
31:08前回日清戦争の時に
31:09この異海営が新艦隊の基地で
31:13この異海営の海戦が焦点になるじゃないですか
31:16異海営で負けた上に
31:19結局そこにイギリスが乗り込んできて
31:21一番いいとこをイギリス海軍捉えちゃうわけですよね
31:24日本に負けただけではなくて
31:27その後外交的にも負けていって
31:29結局は軍事的に
31:31もうイギリスのとかいろんな国の
31:33その影響力を受けられなくなっていってしまう
31:35半島という半島を順番に抑えられていくという感じですよね
31:41フランスはここへ乗り込んでまいりました
31:4699年間の期限で
31:49甲州湾を咀嚼して
31:52雲南省と
31:54普通領インドシナ
31:57現在のベトナムを結ぶ
32:00天越鉄道
32:02これですか
32:04不設権を真から獲得したと
32:08雲南省はフランスのこれで勢力下に入ったと
32:12やはりみんな支配地を得ると
32:14セットで鉄道を作っていく感じですね
32:16さあその中国分割
32:20中国を分割しましたが
32:23これは領土を完全に譲り渡す植民地ではありませんが
32:27政治的経済的に列強の勢力下に置いたと
32:32それまでは地図で見ると
32:35こういう形になっておりましたが
32:38ここに各国が入り込んできて
32:43ピンクがこのロシアですね
32:45だいぶ入り込んできました
32:46北京の方また入り込んできている
32:48ドイツがここですね
32:50チンタを中心とするこの辺り
32:53イギリスはオレンジ色
32:56これがここから
32:57なんかインドの方へ持っていきたいという感じが
33:00ちょっと見えますね
33:01それから日本はここですね
33:06この向かい側にあります
33:08台湾はこれはもう日本のものになっております
33:10さらにフランスがこのブルーのところ
33:14ここを収めていくと
33:17それを風刺画に描かれております
33:20中国のケーキと題された
33:23アンリ・メイエという人の絵です
33:26ドイツがナイフを立てて
33:29イギリスと睨み合って
33:32ロシアの肩にフランスが手を添えている
33:38これが露仏同盟を意味しているんでしょう
33:41それを日本は悩んでいると
33:46その様子を見て
33:48秦が怒っているという
33:51これ下に小さい字で
33:54ガトーデロワって書いてあるんですよね
33:56王様のケーキっていうのは
33:58多分フランスで
34:00このパイみたいなのなんかのお祭りの時に
34:03中に当たりの人形が隠してあるんですよ
34:06切って
34:08誰がその当たりを引くかなっていうので
34:11みんなで楽しんで食べて
34:12私当たったって言ったら
34:14その人が王冠をかぶるっていう
34:15そういう風習があるらしいんですよね
34:18これ単に切っているだけじゃなくて
34:21中に何か当たりが入っているんですよ
34:23どうやって俺がそれを引くかっていうのを
34:26一生懸命腰たんたんとみんな狙っているわけですよ
34:31だからみんなで先を争って
34:33ナイフを突き立てるんじゃなくて
34:35ちょっとロシアと日本考えてますよね
34:37どれだーっていうね
34:39そうなんだと思いますね
34:41フランスが悪い顔してますよね
34:43これなんか自分では働かずにっていうね
34:49これはねかなり悪い女ですよ
34:51ロシアにうまくやらせて
34:55そういうのにですねこれねでもフランス人が書いたっていうとこが笑えますけど
35:01こうした列強による中国分割に秦の人々は大きな不満を募らせます
35:10やがてその不満が真を滅亡へと導くことになるのです
35:16アメリカがスペインに宣戦布告
35:24米西戦争が始まります
35:26明治31年4月
35:29スペイン領キューバの独立運動をめぐり
35:32アメリカがスペインに宣戦布告
35:35同時にスペイン領のフィリピングアムにも攻め込みました
35:39アメリカの狙いは何だったのでしょうか
35:43アメリカがスペインに宣戦布告をいたします
35:49米西戦争
35:51開戦までのいきさつはキューバでスペインからの独立運動が起こる
35:57ここですねキューバ
35:58ここがアメリカです
36:00ここで独立運動が起こる
36:03この頃スペインの植民地のほとんどが独立残された植民地
36:08キューバを確保するためスペインは軍を増強して
36:13ここへ大西洋艦隊をキューバに派遣しました
36:17またアメリカの艦隊がキューバで謎の爆沈を受けた
36:24いまだにこれって陰謀論なのか
36:27いろんなこと言われますよねこの件に関しては
36:30いずれにしてもアメリカはこの戦争に介入する口実を探していたことは間違いなくて
36:36その時に非常に都合よくこういう事件が起こったのはそうなんです
36:40これでアメリカがキューバの独立戦争に介入していくと
36:46そしてアメリカが戦線布告いたします
36:49キューバにアメリカ艦隊を派遣し
36:52アメリカ軍がここで圧勝し
36:55スペイン大西洋艦隊はここで全滅することになりました
37:00そして開戦後すぐアメリカアジア艦隊が香港からスペイン領をフィリピンに出航したと
37:08ここでやってるもんだと思いましたら
37:11この香港にアメリカの軍隊がいて
37:14これはフィリピンへ向かったと
37:17だからスペインって一番最初に世界に出ていった国ですから世界中に点々とスペイン領がまだ残ってるんですけどだいぶ減りつつあるんですけどねその後アメリカが拾っていくっていうねそういう感じですよね
37:32だからある意味海の覇権の交代っていうのがきれいに起こりつつあるっていうやっぱりね昔スペインって言ったら大海軍国だったわけですけどもうこのぐらいになるとアメリカ海軍の前に全く手も足も出ないという感じですよねキューバで負けフィリピンで負け
37:50だけどアメリカ軍がもう香港にいるっていうのもね こういうところにはまだアメリカ出てきてないんですよねこういうところには
37:59まあとにかくスペイン領フィリピンへ出航しマジラにいたスペイン太平洋艦隊を一夜にして撃破したそうです
38:08そしてアメリカスペイン植民地のフィリピンそれからさらにはグアムも占領したと
38:16もうこれ事前に準備してたんでしょうねこっちのアジア地域で作戦を行うよっていうフィリピンも含めてこうスペインの海外植民地一挙取り作戦みたいな感じですよねこれとこれとこれ行くからこの辺で用意しとけよっていうねそういうふうに見えますよねこれね
38:35アメリカはフィリピン占領後補給基地としてハワイを重視明治31年8月にハワイを併合しますさらに米西戦争の講和条件としてフィリピンやグアムといった太平洋上のスペイン植民地を手に入れたのです
38:59アメリカの太平洋進出の足掛かりがこれでできたということになりますかアメリカでフロンティアの消滅って出てきましたよねアメリカ大陸の中ではこれ以上もうアメリカの中には征服するところはなくなったというところででもやっぱりまだアメリカのエネルギーが止まってなくて今度は海側に出てきて裏庭であるキューバを抑えでさらにこう
39:29フィリピンを領有しグアムを領有しハワイも結局併合しちゃって太平洋国家になっていくなんかすごい天気ですよね
39:39ドイツもヨーロッパからこっちへ伸びてくるしアメリカは西へ向かってて世界中がこっちに寄ってきてる感じがこの数年の間にものすごく短い間に起こっているので
39:55しかもこれこの後の20世紀の歴史の中で焦点になる場所ばっかなんですよね
40:00ハワイフィリピンこれも第二次大戦の日本との戦争の激戦地ですよね
40:06グアムもそうですし
40:07でキューバというのは後に冷戦においてこのソ連との最前線になる場所ですよね
40:12だからアメリカが19世紀の末ぐらいにババッとかき集めて最前線を作り上げてそこが20世紀中ずっとガチャガチャガチャガチャもめてるっていうなんかそんな感じがしますね
40:26太平洋での足場を固めたアメリカはこの後震に入り込んでくるのです
40:35初めて政党による内閣が誕生します
40:43明治政府は伊藤博文が初代総理大臣となって以来
40:52かつての長州薩摩藩出身者が政権を担ってきました
40:57しかし明治31年6月
41:02初めて政党中心の大隈重信内閣が誕生したのです
41:07これがですね明治18年から31年までにこれだけ総理大臣が変わります
41:18まだしっかり土台ができてないということなのか
41:22伊藤博文が初代総理になったのが明治18年
41:26内閣制度始まりました
41:28そして2代目の総理黒田清隆さんに代わって
41:33この時大日本帝国憲法が発布され
41:36帝国議会の設置が決定され
41:40明治23年になると選挙が行われまして
41:45帝国議会も始まりました
41:473代目の総理は山形有友さん
41:514代目松方正義さん
41:54この時に薩長中心の反抜政府と
41:59政党というものが対立して
42:03国政はたびたび停滞することになります
42:06しかし日清戦争が勃発すると
42:11政府と政党が協力する
42:13巨国一致体制でこの非常時を乗り切りました
42:17戦後政府は政党との連携を重視
42:21模索しますが長続きしません
42:24七代総理の伊藤博文は大隈重信
42:28板垣大輔に巨国一致体制を提案しますが
42:332人はこれを拒否
42:34逆に大隈と板垣は連携し
42:38巨大政党を作り
42:40政権を譲るよう迫ったのです
42:42伊藤さんが退いて大隈重信板垣大輔憲政党が政権を担うとこれがY藩内閣とYは大隈さんのこの字と藩は板垣さんのこの字ととなんだか目まぐるしく変わってますよね
43:04目まぐるしいようですけどずっと伊藤松方は伊藤松方で結局薩長で首相ポストを独占してるだけじゃんっていう不満がやっぱりたまるんだよね
43:14これみんなお仲間なわけですよね
43:18お友達の間でぐるぐるぐるぐる回していったんだけど
43:21さすがにくたびれてきたっていう感じじゃないですかね
43:24それで初めて政党に基づく内閣ができたのがこのY藩内閣
43:30忙しい年でしたねこの年ね
43:33新聞社大変だっただろうな
43:37外交内政大揺れって感じですね
43:40ところがそのY藩内閣がわずか4ヶ月で総辞職になっちゃう
43:48これ何だったんだ旧新保党の大隈重信旧自由党の板垣大輔が対立していたと
43:55そして八大総理の大隈重信内閣わずか4ヶ月で総辞職して
44:01中大総理山縣有友また薩長が出てきましたね
44:052回目の総理大臣になります
44:08そして山縣有友政党議員が陸海軍大臣になることに危機感を感じた
44:18政治家に軍隊を任せられないっていう考え方かな
44:22今はねチェックし合ってなきゃいけないっていう状況になりましたけど
44:27この時はやっぱり軍隊は軍隊に任せてくれっていうような感じなんでしょうかね
44:32発想になっていくしこれが後々大日本帝国の息の根止めるわけですよね
44:37山縣有友政党政治の影響が軍部に及ばないように
44:46陸海軍の独立性を高めるべきと考えていたようでございます
44:52やっぱり4ヶ月で潰れちゃうっていうところには危機感覚えるでしょうね
44:57こんな人たちに任せておけるかっていう気持ちに
45:02おじいさんになったのはまあわからなくはない
45:04次回でございます
45:07日露戦争の前夜ということになりますが
45:12北進事変 義和団事件というものが真で起こります
45:178カ国連合軍が出動して
45:20この事変に便乗してロシアが満州を占領するということになります
45:26その裏では日英が同盟を結ぶ日露戦争の前夜ということになります
45:34ありがとうございました
45:35ありがとうございました
45:36ありがとうございました

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