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00:00ん
00:03ん
00:05ん
00:08ん
00:12ん
00:17てつやさ
00:30レイ
00:32着席
00:36ごきげんよう諸君
00:39今日は武学について話をしたいと思います
00:43みんな武学って知ってるかな
00:46知ってるよ 翔子が練習してるのを何度も見てるもん
00:50徹也先生がテレビでやってるのも見たことあるよ
00:53徹也先生は総務部の議官で武学の名人なんだろ
00:57久喜達也さんよ 早山様のお嬢様とご婚約なさってらっしゃる方
01:02先生 武学って私たちに難しすぎるんじゃないのかな
01:08いや 武学は決して難しいものでも
01:11特別な人たちだけのものでもないんだよ
01:15今から1200年ほど昔
01:17奈良時代に仏教とともに日本へ伝えられ
01:22章 七力 竜的 駒笛などの画楽器の演奏で舞う
01:27古典芸能なんだ
01:29僕は武学の本質はたおやかな心だと思っています
01:34先生 たおやかな心って何ですか
01:37たおやかな心っていうのは 健やかな心
01:41のびのびと優しい光があふれる心です
01:45僕たち人間は憎しみや嫉妬
01:49恨みなどで心をギスギスさせ
01:52他人や自分を傷つけたり
01:55癒しめたり
01:57でも
01:58人間は誰も心の中ではたおやかな心を求めていると思うんです
02:04武学とはそれを学ぶことによりたおやかな心を身につけ
02:08美しい形に表していくものなのです
02:11先生 私なんかでも武学を勉強できるんですか
02:15あの 私たおやかな心なんかは持ってないけども
02:19持ってたらいいな
02:21もちろん 佐渡子君も十分武学を勉強できますよ
02:24わあ 佐渡子感激
02:28それではみんな これを見てください
02:33これが七力です
02:38これが龍敵です
02:55これが駒笛です
03:05これが駒笛です
03:07これが駒笛です
03:08これが駒笛です
03:09これが駒笛です
03:10これが駒笛です
03:11これが駒笛です
03:12そうだな
03:13駒笛さん
03:15これを吹いてみせてください
03:16私はまだ未熟者ですから
03:17とても皆さんの前で吹いてみせるなんてできません
03:22それでは陽子
03:24吹いてみせなさい
03:26陽子
03:28先生 陽子じゃないよ
03:29モナリザの名前はね 長沢誠っていうの
03:32ああそうか
03:34誠くんだったね 失礼
03:35じゃあ誠くん
03:36吹いてみなさい
03:37私にできるわけがないでしょ
03:38それに私 武学なんて興味ありません
03:40私 下手だけど吹いてみます
03:42うん
03:43うん
04:13早山様 どうなさいました
04:23早山様 生徒が何か失礼なことでも申し上げたのでしょうか
04:34それでしたら
04:35いいえ 何ですか
04:36急に自分が申し訳ございました
04:38それでは延長して少しお休みくださいませ
04:40すぐにお医者様を
04:41それには及びません
04:42でもそれでしたら私が延長に申し訳が立ちませんから
04:45延長先生にお伝えください
04:47お申し出のあった寄付の件は
04:49私たちのできるだけのことはさせていただきます
05:06どうしたんですか
05:07会長の早山様が急にご気分が悪くなったと申しましてね
05:11お気分が
05:12お話
05:13ようこさん
05:14てつやさんと話をしてください
05:16あい
05:17なななななななななな
05:24お話
05:25陽子さん
05:26てつやさんと話をしてください
05:28てください
05:35余計なことをするんじゃないよ
05:40てつやさんと話をしてください 徹夜さんと私とは何の関係もない
05:45だったらなぜ徹夜さんを憎んでいるの
05:50行きなさい 陽子さん
05:53逃げるなあなた 逃げるの私がそうよ
05:59私にはあなたが大切なことから逃げているとしか思えないわ
06:05お二人で話をしてください 私は失礼します
06:10証拠さん
06:13君をここにいてください証拠には関係ないじゃないか 陽子
06:18僕は証拠さんとともに人生を歩もうと決めてるんだ だから証拠さんには僕とお前のことは全て知ってほしい
06:27そしてお前には 僕と証拠さんのことをすべて知ってほしいと思っている
06:34徹夜さん私は ここにいてください
06:39僕とよくのこと すべて君に話します
06:43いいね陽子
06:46できることなら この場から逃げ出したいと証拠は思った
06:51自分に不吉な運命をもたらすかもしれぬ 恐ろしい秘密が今明らかにされようとしているのだ
06:595年前
07:08僕は23歳 陽子は15歳でした
07:11やめてお兄さん 私とお兄さんのことは誰にも触れられたくない
07:16やめて
07:21モナリザ 久喜徹夜さんはあんたの兄貴だったのか
07:26おだまり 泥棒猫みたいな真似をしてるとただじゃすまないよ
07:32徹夜さん やはりあなたと陽子さんの二人だけで話し合ってください
07:38いや 君にだけはすべてを話します
07:43聞いてください
07:45僕と陽子はとても仲のいい兄弟でした
07:50父や母も僕たちには優しく
07:53僕たちはいつもは気合い合いとても楽しい家族だったんです
07:59徹夜 あなた本気で武学の学士になるおつもりなの
08:04ええ そのつもりですよ
08:06あなた本当によろしいんですの
08:09もう 私は構えんよ
08:11徹夜には私と同じ中国文学の道を歩んでほしかったが
08:16徹夜にその気がないならしょうがない
08:18お母様 お父様も昔 音楽家になりたいと思った時があるんですってよ
08:24それはね 学生の頃の話だよ
08:27残念ながら私には音楽の才能がなかったんでね
08:31お母様 お兄さんがお父様の果たせなかった夢を叶えてあげるんですって
08:36ね お兄さん
08:37いや
08:38ヨーコはとても無邪気で 純真な少女だったんです
08:44その春 陽子は鎌倉にある私立の名門女子高校に合格しました
08:52僕は陽子を妹として愛してました
08:56陽子も僕を兄として愛していました
08:59僕たちは本当に仲のいい兄弟だったんです
09:02その陽子さんがなぜ非公認
09:06陽子は僕の本当の妹じゃなかったんです
09:24何ですって
09:26合格発表のあった数日後
09:29事務局に書類を届けに行った陽子は
09:32偶然その事実を知ってしまった
09:35古籍当本と住民票持ってきました
09:38あ おはよう
09:40おはよう
09:41あら 久喜お子さんは久喜先生の本当の娘さんじゃないのね
09:45あら 本当
09:47まあ 幼児なのね
10:02陽子は僕が8歳の時に
10:07僕の妹として突然 僕の前に現れた
10:11お母さん 赤ちゃんが生まれたの?
10:13この赤ちゃんはお父様のお友達の赤ちゃんなの
10:16でもその人が病気で亡くなってしまったので
10:19私たちが育てることになったのよ
10:22今日からあなたの妹
10:24分かったわね 哲也
10:26うん
10:27その事実を知った日から
10:32陽子の僕に対する態度が急に変わってしまった
10:46お兄さん
10:49なんだよ こう どうしたんだ
10:53私 今日からお兄さんと一緒のベッドに眠るの
10:56ね いいでしょ
10:57バカだな
10:59お前15歳にもなって 一人じゃ怖くて眠れないのか
11:03ええ そうなの
11:04ね いいでしょ
11:12わかった
11:12それじゃあ陽子が眠るまでそばについててあげるから
11:17陽子の部屋行こう
11:18ね さあ
11:20いや お兄さんも一緒に眠って
11:23お兄さん 私を抱いて
11:25私 お兄さんのお嫁さんになるの
11:27陽子
11:29バカなことを言うもんじゃない
11:34陽子と僕は兄弟なんだよ
11:37兄弟は結婚できないものなんだ
11:39だって
11:40私 お兄さんの本当の妹じゃないもの
11:43兄弟じゃないもの
11:44それだったらお兄さんと結婚できるじゃない
11:47ですよ
11:49陽子
11:50何をしてるんですか
11:51あなた あなた
11:53おいで
11:54セルベットから出なさい
11:55いや 私 お兄さんのお嫁さんになるの
11:57よ
11:58お兄さんと結婚するの
12:00なんだ こんなの バカなこと言うもんじゃありません
12:03出なさい ったら出なさい
12:05あなた 何してるんですか
12:07陽子 起きなさい
12:12バカ
12:13お前が徹夜と結婚できるわけはないでしょう
12:16けがらわし
12:20陽子
12:22何もお前 そんなこと言わなくても
12:25話せば済むことじゃないか
12:27だったらあなたがきちんと話をしたらどうなんですか
12:30僕は話します
12:33陽子
12:51確かに君はクッキ家の幼女だよ
12:56でもね
12:57僕は君を本当の妹として愛していたし
13:02これからだって同じだよ
13:04これからだって同じだよ
13:13この日を境に
13:15陽子は湘南の扶養グループの仲間になっていた
13:18陽子は湘南の扶養グループの仲間になっていた
13:22陽子は僕に救いを求めていた
13:34だが
13:36武学の学人のテストを控えていた僕は
13:39そんな陽子が煩わしかった
13:41もしあの時僕が兄として本気で叱っていたら
13:57陽子の悲しみをもっと深く理解していたら
14:01陽子はきっと立ち直ってくれたろう
14:05そう思うと
14:07僕は悔やんでも悔やみきれない
14:10徹夜さん
14:13陽子は僕にあてつけるように
14:15ますます悪くなっていった
14:17うん
14:21うん
14:24あっ
14:26あっ
14:27えっ
14:31あー
14:32あ
14:34えっ
14:35あ
14:37えっ
14:39あっ
14:41あっ
14:43あっ
14:44あっ
14:45あっ
14:46me
14:49ああああああああ
15:00そしてあの日 ヨーコは自らが招くように恐ろしい事故を起こしてしまった
15:07ああああああああ
15:11ああああああ
15:15ん
15:172 駅から私の体上げるからさ
15:18ああああああああああ
15:34いっ
15:37ごめんなさい
15:56ごめんなさい
15:58あたちが殺したの
16:01あたちがあなたを殺した
16:04ごめんなさい
16:06何をしてるんだ
16:09陽子しっかりするんだ
16:12お兄さんあたち人殺しよ
16:16人殺しよ
16:21陽子
16:36僕が陽子と会ったのは
16:57その日が最後でした
16:59おかえりなさいませ
17:14お母様どうなさいましたか
17:15どうもこうもありませんよ
17:17京子
17:18哲也さんは
17:19藍久女子学園で
17:21音楽の講師をしていたのよ
17:23何ですって
17:24そこでね
17:25哲也さんは授業に名を借りて
17:27蘇我翔子に武学を教えていたんですよ
17:30武学を
17:31あの男は私に何も知らせず
17:33そんなことをしとったのか
17:35やはり破綻にしてよかった
17:37ええあなた
17:39あたしどんなに恥ずかしい思いをしたか
17:43だって友の会の皆さんは
17:44哲也さんが京子の婚約者だってことを知っていますのよ
17:48私
17:50めまいがいたしました
17:54そればかりじゃありませんのよあなた
17:56京子もお聞きなさい
17:58哲也さんの妹が
18:00その少年院にいたんですよ
18:02なんだって本当か
18:03ええ間違いありません
18:05なんとかごまかそうとしていましたけれども
18:07あれは間違いなく妹です
18:09なんて恐ろしいことでしょう
18:12行方が知れないなんて言うはずですよ
18:15少年院にいたんですから
18:17少年院にね
18:19これでわかったわ
18:21気分が悪いなどと言って先に帰ったのは
18:24私にその秘密を知られたくなかったからなのよ
18:27なんて人なの
18:29私たちを騙してたのよ
18:32どうかしたのか
18:42あなた
18:44おかえりなさい
18:45今日は
18:46早山さんと少年院の見学に出かけたんじゃなかったのか
18:50ええ
18:51でも気分が悪くなったもので
18:54私一人途中で
18:56あなた
18:58何かあったのか
19:00何もございません
19:03いえ
19:04何もございません
19:16はい クキでございます
19:18奥様 先ほど本当に失礼いたしました
19:25えっ
19:26何ですって
19:29徹夜が音楽講師
19:32いいえ
19:33私は存じませんでした
19:36本当です
19:37信じてください
19:39そうですか
19:40知らないとおっしゃるんですか
19:42それでしたら徹夜さんから直接真実をお聞きになってください
19:47それから奥様
19:49私少年院で徹夜さんの妹の陽子さんにもお会いしましたのよ
19:55陽子に
19:57それも知らなかったとおっしゃるんですか
20:00とにかく
20:01徹夜さんと京子の結婚はなかったことにしていただきます
20:05あの奥様
20:06後ほど徹夜友どもそちらのお伺いして
20:09納得のいただけるようなお話いたします
20:11どうぞ
20:16陽子がどうしたんだ
20:18信子
20:19陽子はどっかにいたのか
20:22陽子が
20:24陽子が
20:26陽子が菅生子と同じ少年院にいたのよ
20:29あなた
20:31陽子が少年院に
20:34そんな馬鹿な
20:35だってあの子は5年前に二度と飛行に走らないと
20:39僕
20:42はぁ
20:44はぁ
20:54陽子 翔子さんに話したよ
20:57哲也さん あなたは私とは関係ない人よ
21:01二度と私を陽子なんて呼ばないで
21:03お前は僕の妹だ
21:05陽子 お前は5年前のことを忘れたのか
21:11僕たちの前から姿を消した時
21:14どんな誓いを立てたのか
21:17仲間の死をきっかけにして
21:19お前が昔の陽子に戻ってくれると
21:22僕は信じていた
21:24あっ
21:26あっ 陽子
21:41てつや兄さん お父様 お母様
21:48私のために友達が一人死にました
21:52私は一生をかけて罪を償うつもりです
21:57陽子は二度と飛行には走りません
22:00どうぞ私を信じて 私を探さないでください
22:04てつや兄さん
22:06素敵な人と結婚して幸せになってください
22:10さようなら
22:12陽子
22:14探さないでほしいと言っても
22:17陽子は十五
22:19ほっとけるわけがない
22:21それから 僕と父は夢中になってお前を探した
22:32陽子
22:33そして 僕と父はついにお前を発見した
22:55陽子
22:57お前は鎌倉の聖人にある 二層道場にいた
23:01あんにゃあらみた 自称権を雲海空洞
23:07一切空役者にし 四季風雲
23:25父と僕らは
23:27聖人のあんじゅさまから お前の強い決心を知らされた
23:31てつや
23:33陽子のことは 死んだものと諦めよ
23:37それが陽子の意思を尊重することなら 私は
23:42私はそうする
23:44父さん
23:46陽子は必ず一人前の二層になって 会いに来てくれますよ
23:52二層道場の修行は二年
23:55父さん
23:58二年間黙って待ちましょう
24:01陽子
24:03だがお前が再び姿を消した
24:06どんなに探しても お前の行方は分からす
24:09私たちはただひたすら お前を信じ 連絡のある日を待った
24:17陽子
24:19地下与たて
24:20二層になったお前が なぜ再び飛行に走ることになったんだ
24:25さあ
24:27どうしてだろうね
24:29陽子さん
24:31翔子
24:32私を気やすく陽子だなんて 呼ばないでほしいね
24:35私はあんたのように 甘ったれで地獄に落ちたんじゃないんだよ
24:40てつやさん
24:42陽子は死んだの
24:44ここにいるあたしにとって
24:46あんたの両親は仇だよ
24:49仇の息子のあんたもあたしの敵さ
24:52陽子
24:53なぜ僕たちがお前の敵なんだ
24:56どうしてもそのわけが知りたかったらね
24:59あんたの両親にあたしの名が 長沢まことだと伝えてごらん
25:03そうすれば何もかもわかるだろうさ
25:14長沢まことというなを
25:29ただいま戻りました
25:33てつやさん そこを座りなさい
25:36はい
25:38あなた 少年院の音楽講師をしてるというのは本当なの
25:45ええ 本当です
25:47週に一度ボランティアとして 音楽を教えてます
25:50どうしてそんな大切なことを 私たちに黙ってたの
25:54はやまけではあなたのことを知って 大変なお怒りなのよ
25:59機会を見て 皆さんには話すつもりでした
26:02でも僕は誰に対しても 後ろめたいことをしているとは思ってます
26:06てつやさん
26:07てつや
26:08陽子が少年院にいるというのは 本当なのか
26:11はい 本当です
26:13本当です
26:15陽子は 長沢まことと名乗っていました
26:20なんだって
26:21長沢まこと
26:30長沢まことというのは誰なんですか
26:32陽子とどんな関係があるんですか
26:35お父さんお母さんと どんな関係のある人なんですか
26:39知りません
26:44その人私は知りません
26:47嘘をつくのはやめてください
26:49陽子は長沢まことという名前を言えば
26:52すべてが明らかになると言ってました
26:54何を隠してるんですか
26:56知りませんよそんな人
26:57知らないと言ってるでしょ
26:59お母さん
27:00今になって思えば
27:02お母さんは陽子を憎んでいましたね
27:04なぜ陽子を憎んでいたんですか
27:06その長沢まことという人と何か関係があるんですか
27:09その長沢まことという人と何か関係があるんですか
27:10徹夜
27:12私たちに少し時間をくれないか
27:15今はとても
27:17お前に冷静に話すことはできない
27:20頼みが徹夜
27:22お父さん
27:25そうか
27:27陽子は長沢まことと名乗っていたのか
27:32学生さんが今回やってくれると分かりますね
27:37そういうことだ
27:38薄りたおりこれがうちのもっとだからね
27:40それ確かはっくりたばいって言うんじゃないかと思うんですよ
27:43うるせえ
27:44同じ意味だろバカ
27:45とにかくじゃんじゃん儲ければいいんだ
27:47だんだん儲けて頭へバカンス
27:50てっこいことを言うなよ
27:51私はねお金を儲けてやることがあるんだよ
27:54何をするつもりなんですか
27:55ある人のために大きな店を行け
27:57作って待ってなければならないのだ
27:59それまさか男の人じゃないんでしょうね
28:02黒きな店を行け作って待ってなければならないのだ
28:05それまさか男の人じゃないんでしょうね
28:08青黙ってサロンを洗いなさい
28:15徹夜さん
28:16まこに伝えてくれた
28:18ええ伝えました
28:20とても喜んでましたよ
28:21まこが喜んで
28:23どうなの
28:25まこが喜んでくれた
28:26ママさん
28:27コーヒーください
28:28よしも
28:29どうもよかったな
28:33徹夜さんまだまことうまくいってないみたいだね
28:36私の知ってることはさ
28:38何でも話してあげたいんだけど分かってよ
28:40まこのことは話すわけにはいかないんだ
28:42いいんですよママさん
28:44徹夜はやっぱりこうだったのか
28:46京子さん徹夜がいましたよ
28:49京子さん
28:54じゃあねあのごゆっくりしてください
28:57はい座って座って
28:58え
29:00京子さん
29:02僕のことはもうご存知ですね
29:04ええ母から
29:06徹夜さん
29:07私はもう何も申しません
29:10徹夜さんはご自分の信念のままに生きてください
29:14私は父や母が何と言おうと
29:17あなたを信じてついていきます
29:19京子さん
29:20お子さん
29:21私
29:22父や母があなたを許さないって言うなら
29:25家を出ます
29:29徹夜
29:30京子さんはそこまで覚悟を決めてるんだ
29:33少しは京子さんの気持ちも分かってやれよ
29:35お谷
29:37吉野
29:38吉野今日はもう店じまい
29:39ドアロック
29:40分かった?
29:41分かりました
29:42お谷とはおろくしろ
29:46早くてないま
29:47徹夜さん
29:50徹夜さんか
29:51箱根の谷底以来だな
29:54相変わらずもてもてぶりで何よりだ
29:56君も元気そうで何よりだね
29:59西村
30:00うちの店にはな
30:01あんたたちに飲ませる酒も食べ物もないよ
30:04まあまあ冷たいこと言うな
30:07俺たちは朝から何も食べてねえんだ
30:09金は払う
30:10何でもいいからこいつらに物を食べさせてくれ
30:12吉野
30:13吉野 コンパの残りだしな
30:15はい
30:16情けないねえ
30:17追われ追われて缶8種
30:19落ち着く先もないのかい
30:22うまいよ
30:26これを食べたら出てってくれよ
30:27お金はいらないからさ
30:30まだ食い逃げするほど落ちぶりち
30:34徹夜 場所かいよ
30:35徹夜さんよ
30:38あんたこんな美しい婚約者がいるのに
30:40どうして証拠に夢中になるんだ
30:44ほっ
30:45やばな質問だったぜ
30:46その答えは俺が一番よーく知ってる
30:49なぜって
30:50俺もあんたと一緒だからさ
30:57徹夜 相手すんな
30:58お谷先生よ
30:59あんたこのお嬢さんは徹夜さんから奪ってしまいなよ
31:03惚れてんだろ
31:04俺でんだろ
31:19あんたたちもっと本音で勝負したらどうなんだよ
31:22ハートが楽になるぜ
31:24馬鹿なこと言うな
31:25許さんぞ
31:26ほーら
31:27怒った
31:28ふん
31:30大谷先生
31:31頼みがある
31:32俺たちのことはほんのしばらく札に黙っててくれ
31:36徹夜行こう
31:37そう
31:45お二人さん
31:46俺は君たちの幸せを願ってる
31:49あんね奴の言ったこと本気にしないでくれよ
31:52じゃあ俺はここで
31:53西村
32:03あんたもしつこい男だね
32:05いい加減しょうこちゃんから手を引いたらどうなんだ
32:08できることなら俺もそうしたいぜ
32:10だが惚れちまったものはもうどうにもならねえ
32:13あんたはしょうこちゃんを不幸にするだけだ
32:16惚れてるんだったらしょうこちゃんの幸せを少しは考えたらどうなんだ
32:19それが不良っていうもんだろ
32:21地獄に落ちても俺はしょうこ俺の女にする
32:25他人に口出しはさせねえ
32:29しょうこに相手
32:31マリの奴は何してやがるんだ
32:33しょうこ出てこい
32:35早く俺の前に出てこい
32:40じくしょ
32:42こんなところにいたら心も体も光れてしまうよ
32:45何イライラしてんのさ
32:47好きな男に疑われたいんだよ
32:50熱い体をぶっつけ合わしたいんだ
32:54ときこ
32:56あたいはもう我慢できない
32:58ここを抜けるよ
33:00一緒にどうだい
33:01一緒に?
33:02ああそうさ
33:04その気があるんならお前らも連れてくよ
33:06もっともあたいも山吹マリだ
33:10ここを抜ける前に
33:12しょうことだけは決着をつけないとね
33:16私何読むのかな
33:18私ねザリンコチェールな
33:20けいこはね
33:22授乳の仕方ってやつがいいんじゃないか
33:24バカこれ犬のじゃん
33:26あそっか
33:28大変だよけいこがマリにやられてんだ
33:40え?
33:42え?
33:44あらあらあらあ
33:54でけえ腹突き出して目障りなんだよ
33:59わかってんの
34:00バリ
34:02うるせえな
34:03あたいとの対マン逃げてるやつがでけくちゃ挟むんじゃねえよ
34:07親父が誰だかもわかんねえんだろ
34:10そんなのんでどうすんだよ
34:12何言ってんだ
34:13この子にはお父ちゃんがいるんだよ
34:15まだまだ知らせてないだけなんだからね
34:18あらあてんじゃねえよ
34:20このやる
34:22マリ
34:23どうしてもあたしと対マン張るつもりだね
34:26ああそうさ
34:28受けてた党じゃないか
34:30とうとうじゃねえか
34:45ちょっこ
34:47やめなよ
34:48今マリと対マン張ったらあんたまた懲罰棒行きだよ
34:52今度懲罰棒に入れられたらあんた2年じゃここでられないよ
34:56もう何でみたいに3年もいることになっちまうんだ
34:593年?
35:00モナリザはもう3年も?
35:02はたちを過ぎちまうよ
35:03しょうこ
35:04わかってる
35:06わたしははじめっからマリと対マンなんてあるつもりないから安心して
35:11好きなようにさせるつもり
35:13しょうこ
35:15そうすればマリのメンツも立つし気もおさまると思うから
35:20しょうこ
35:26今行っちゃダメだよ
35:28あんた黙ってここを引き上げな
35:30どきこ
35:31影の相番長が来てるんだ
35:32えっ
35:33ああっ
35:47マリー
35:51しっかりしな
35:53誰なの
35:59あんたたち
36:00あなたがここの影の相番長ね
36:04私たちは愛久女子学園白いる組さ
36:10ここを仕切っているのはこの人
36:12ここの血筋を乱すやつは
36:14この人が許さない
36:16だからってこんなにひどくやることないじゃないか
36:19マリーはここを出たがっていたからね
36:21望みをかなえてやろうとしたまでよ
36:23これで病院行きさ
36:26大人たちが来ます
36:29あなたたち何をしているの
36:38おまくなった
36:39マリーしっかりして
36:41あなたたち
36:42どうした
36:43もうなんてひどいこと
36:45先生大四九九九車呼んでください
36:48お願いします
36:48大一生先生
36:49早い
36:50あなたたちは次から次へと懲りなんだから
36:55もう
36:56ショウコ
37:00ショウコ
37:04ショウコ
37:07何
37:08あたしならここよ
37:09朝尾はあんたに渡さないよ
37:12朝尾はあたえが惚れた男なんだ
37:15マリー
37:26あなたも恋する女なのね
37:28ソガーショウコ
37:30山吹マリーをリンチにかけたのは貴様だな
37:34私ではありません
37:36それじゃどうだ
37:36言ってみろ
37:38こんなことをする人はあなた以外に考えられますか
37:42正直におっしゃん
37:44モナリザみたいに3年もいることになっちまうんだ
37:463年
37:48モナリザはもう3年も
37:50はい
37:52私がやりました
37:53前からマリーとは一度決着をつけなければならないと考えてましたから
37:59バカモノ
38:00園内での喧嘩はごはっとだ
38:02特に一対一の血統は原罰に処すると規則があんのを貴様知らんのか
38:07ソガーショウコ
38:08処分が決まるまで今夜は超没法に入ってなさい
38:12来い
38:13部屋へ戻れ
38:22ご視聴ありがとうございました
38:52私は出かける
38:53あなたどこ行くんですか
38:55バカのショウコを助けに行くんだ
38:56ショウコが助けを求めて泣いてるのはお前には聞こえんのか
39:00あなた落ち着いてください
39:02あなた夢を見ていたんです
39:04夢
39:04ああ
39:06夢だったのか
39:10ねえ
39:12ショウコの夢だったのですね
39:14そうだ
39:17ショウコが大勢の人に取り囲まれて
39:21死なやら木刀で殴られてるんだ
39:23痛い助けてって言っても
39:25誰も助けようとはせん
39:27私もそばにいるのに
39:29ただ手をこまねいているだけなんだ
39:32父親の私がだよ
39:34あなた
39:36ねえ宮古
39:38ショウコが辛い目に遭ってるんじゃないんだろうか
39:41だとしたら今度こそ私たちはショウコの親としてできるだけのことをしてあげようじゃないか
39:48え
39:48信子
39:51話がある
39:54私は
39:58陽子に会ってくれよ
40:01会って何もかも話すつもりだ
40:04あなたそれだけはやめてください
40:07いや今度だけは私の思った通りにさせてもらうよ
40:10今私たちがしなきゃならないことは
40:15陽子を救うことだ
40:18本日の面会は許可するわけには参りません
40:25しかし今日は月に一度の
40:28ショウコさんは昨日また問題を起こしましてね
40:31今懲罰棒に入ってます
40:33懲罰棒に
40:35先生
40:35ショウコが一体何を
40:37生徒の一人と決闘をして
40:40病院送りにしたんですよ
40:42高者
40:59なぜ自分がやったなんて嘘をついた
41:01ショウコ
41:04君は誰かをかばっているんじゃないか
41:07私は誰もかばってなっていません
41:09マリをやったのは私です
41:11ショウコさん
41:12あなたが現場に着く前に
41:16山吹マリはすでにリンチをされていたと
41:18証言するものがいるんですよ
41:20トスコさんお会いなさい
41:23あなたが
41:29あたやマリの言い方があんまり汚いが
41:31たまに来たんだ
41:32赤ちゃんのいる稽古を痛みつけて
41:34ショウコを挑発するなんて最低だよ
41:37トキコ
41:38ありがとう
41:40あたやの勝手でやったことだよ
41:45大磯先生
41:46午後室の室長
41:49熊谷エリカが話があるそうです
41:51何だ熊谷
41:52マリをやったのあたしさ
41:54前々から頭に来てたんで
41:57肩をつけてやったのさ
41:59あんまか
42:00来い
42:02来い
42:04ってことで
42:05お待ちしても
42:06何か
42:12何か
42:13何か
42:14何か
42:15ショウコ
42:20私に恩を売ろうなんてしてもそうはいかないよ
42:24恩を売るだら
42:25そんな
42:26いいかいしょうか
42:28私とてつやを仲直りさせようなんて
42:31生意気なことは考えない
42:32陽子さん
42:34なぜそこまでてつやさんを憎いの
42:36あなた
42:38本当は今でもてつやさんを愛しているんでしょ
42:41あなたは何をするつもりでいるの
42:45私のしたいことはたった一つ
42:48長沢誠の復讐さ
42:51あなたにどんな秘密があるのか私は知らない
43:01でもこれだけは言っておく
43:04せつやさんを傷つけるようなことをしたら
43:07私はあんたを許さない
43:09おめえ
43:10戦いたくない相手であった
43:17愛する人の妹であるならば
43:19何としてでも友達になりたい相手であった
43:22だがまことはてつやの真実の妹ではない
43:27恋もライバルなんだ
43:29その時しょうこはいつか来る
43:32まこととの宿命の争いを予感して
43:35ご対応を駆け巡る
43:37熱い血を悲しくも感じていたのである
43:40ご視聴ありがとうございました
43:47ご視聴ありがとうございました