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テレビトランスクリプション
00:00イタリア?
00:06正式に事例が出てくる。それで、アキコにも一緒に来てほしいんだ。
00:13それって…
00:15結婚しよう。
00:186年前のあの時、私は雑誌の編集の仕事をしていて、ちょうど初めての連載を任されたところだった。
00:302兵衛!
00:37散々迷い、悩んだ挙句に、結局結婚することを選んだけれど、息子の2兵衛が生まれてすぐに、思いがけず、彼がディストラされてしまった。
00:505分、やめなさい!
00:53ママ、いない!
00:552兵衛!
00:56その後、再就職した会社は、決して収入がいいとは言えず、おまけに出張が多く、めったに家に帰ってこられない。
01:06お菓子はさっき買ったからダメ。
01:09ママ、嫌い!
01:11いい!
01:11もう!
01:14いいぜ!
01:15ごめん、仕事ずれ込んじゃって終わりそうもないんだよ。
01:18電球は必ず帰ってこれるって言ってたじゃない。
01:23きっぺやのバカ!
01:23こんなはずじゃなかった。
01:27子育てに追われながら、家計の足しに、つまらない在宅の仕事をしていると、ふとそう思うことがある。
01:36きっぺやかわいい。
01:36痛っ。
01:38いいー!
01:402兵衛!
01:41おうちの中でボール遊びしちゃいけないって何度も言ってるでしょ!
01:48あ、2兵衛!
01:49もしあの時、違う答えを選んでいたら、今頃どんな人生を過ごしていたんだろう。
02:02どういうのか。
02:03もしあの時、違う答えを選んでいたら。
02:10でもそれは、むなしい空想でしかないとわかっていた。
02:16ん?
02:17この扉を、開いてしまうまでは。
02:29私?
02:32何これ?
02:34誰?
02:35シュータップが。
02:42あなた誰?
02:44あなたこそ誰?
02:47あの、お名前は?
03:01あきこ。
03:02え?
03:02私もあきこです。
03:05えぇ?
03:086年前のあの時、私は恋人のプロポーズを断り、仕事を続けることを選んだ。
03:16あ、おつまみに、理想と信念を持っていたつもりだけれど、実績を積み、出世を重ねていくうちに、いつの間にか、そんなものはなくしてしまった。
03:31売り上げ市場主義の週刊誌を、会社のために作る毎日。
03:39これが恋を捨ててまで、私が手にしたかった夢なんだろうか。
03:43そんなことは、考えても仕方がないと分かっていた。
03:52少なくとも、あの扉を、開いてしまうまでは。
03:57それで、どう?結婚生活。
04:09うん。
04:10土曜の夜?
04:11そう。西亜株にね、美味しいワインが飲める店ができたのよ。
04:16あ、行きたいけど。
04:20そっか。やっぱり、子持ちの主婦に、夜遊びは無理か。
04:26ごめんね、いつも。
04:27幸せよ、すっごく。
04:30仕事もいいけど、家庭を作るのって、本当に素晴らしいことよね。
04:36容疑者は母親と二人暮らし。
04:39この母親のコメントを持ってくれない?母親の。
04:41まだ正式に起訴されたわけではないですし、それに容疑者は未定年なんですよ。
04:46そんなこといちいち気にしたら、読者の興味は引けないの。
04:49はい、やり直し。
04:51はい。
04:54うまくいってるわ。
04:55憧れの個室オフィスも手に入れたし、ついにここまで来たかって感じかな。
05:01ラレール、ブルートレインセット。
05:04引っ張っていこう。
05:05まあまあ、これ買って。
05:07やってみて。
05:08これ買って。
05:09誰を得ていって、いっぱいつまごう。
05:11どんな高いもん買いません。
05:13買って買って。
05:15電車買って。
05:16やめ。
05:17もんなバカ。
05:19嫌い。
05:19どんなこと言うにいへん、ママ大使でいい。
05:23いい。
05:25子供ってね、ほんとにかわいいのよ。
05:28あの笑顔を受けたら、嫌なことがあっても、みんな吹っ飛んじゃうんだから。
05:33ギャラリー、グラフィック。
05:35もう廃棺になってしまいましたが、編集長も以前携わってたんですよね。
05:40ええ。
05:41僕、あんな雑誌をもう一度復活としたらないんですよ。
05:45残念だけど、それは無理ね。
05:47え?
05:48この手の雑誌はコストがかかる前に、読者層が限定されるから、再三は取れない。
05:53諦めて。
05:55とにかく充実してるっていうのかな。
05:58自分の作った雑誌を、日本中の人が読んでくれてるなんて、もう最高の感動よ。
06:04そう。
06:05じゃあ、私たちの選択は、お互い正解だったってことね。
06:09そうみたいね。
06:31うわー!
06:32びっくりしたいね。
06:34ここが危ないから、向こうに行きなさい。
06:38いー!
06:38お客さん。
06:55みーへー ご飯食べちゃいなさーい
07:11みーへー みーへー おこよう
07:25みーへー みーへー 何やってんの 戻ってらっしゃい
07:32いや ママなんか嫌い
07:34みーへー どうやって言ったの
07:40呼んだら本当に来ちゃって 私だって驚いたのよ
07:44ねえ せっかく来たんだから
07:4623日 にーへーくん こっちで預からせてくれないかしら
07:50何言ってんの そんなことできるわけないでしょ
07:54そんな興奮しないでよ ちょっとしたゲームじゃない
07:573日間だけ 私は母親気分を味わうの
08:01そしてあなたは 独身気分を味わうの
08:04ゲームって
08:06大丈夫 私だってせいぜい3日が限度だから
08:10あとは全ての不通り 何の問題もないわ
08:13んー
08:14それにみーへーくんだって こっちにいたいって言ってるわ
08:17ねっ ママが電車買ってくれまで帰らない
08:21ママいない
08:23いいー
08:24買ってください
08:26ママ知らないからね
08:28ここからの放送は ご覧のスポンサーの提供でお送りします
08:35潤いが髪に与える働きを検証します
08:40ドライヤーをかけた時の乾燥状態を再現しています
08:45潤いのある髪は 乾いた環境でも広がりにくい
08:50ダブは成分の4分の1が モイスチャーミルク
08:55潤って またまりのある髪
09:00実感してください ダブ モイスチャーシャンプー
09:05メイクを落とすたび 綺麗な素肌を実感する
09:08自分の素肌が好きになる
09:10そんなメイク落としが生まれました
09:13ダブ モイスチャークレンジング
09:15成分の4分の1が モイスチャーミルクの乳液タイプ
09:19毛穴の多くのメイクと馴染んで しっかり落とす
09:23スッと流せる しかも 肌本来のうるおいはきちんと守る
09:29ダブ モイスチャークレンジング 誕生
09:32質肌が待ち望んでいた メイク落としです
09:36この子は姉の子で 一晩だけ預かることになったの
09:53ママ ここどこ?
09:55いい? ママじゃなくて アキコさんって呼ぶのよ
10:04どうして?
10:06どうしても 3日間だけ預かってもらってますんで
10:11うん
10:13イエくん 明日電車買いに行こう
10:16今日は夜までここでおとなしくしてて
10:18おいしいもおとなりに連れてあげるから
10:21うん! アキコ!
10:23イエーイ! デンキュー!
10:26イエーイ! デンキュー!
10:31アキコが来てくれるなんて
10:33今日は久々に盛り上がろうね
10:35ねえね
10:37このお店ね エスニック風の小悪魔焼きっていうのがおいしいんだって
10:42それってどんなの?
10:44えぇー!
10:46いやだ!
10:47どうなの?
10:48どうなの?
10:50どうなの?
10:51紹介しよう 紹介しよう
10:52待って
10:53待って 待って
10:54アキコ 来てきて
10:55こっちこっち
10:56紹介するから
10:57早く
10:59では 引き続きご契約ということで ありがとうございます
11:02ありがとうございます
11:03どうも ありがとうございました
11:07すみません
11:08ありがとうございました
11:09ありがとうございます
11:11あ! 三重くん
11:12この後 社長と食事に行けるよね
11:14すみません 今日は先圧だ
11:16そんなものも 少しぐらい待たしておけばいいじゃないか
11:18頼むよ スポンサーのご指名なんだから
11:20ねえ?
11:21あっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっ
11:51何抜け分けしたいのよ
11:53いいんだよ君たちは
11:54この話から
11:55私はもう
11:58いいじゃん
11:59行こうだよ
12:21もしもし
12:30はあいって
12:32さっきから何度も電話してたんだよ
12:35出かけてたの
12:37うんちょっと
12:39逃げば
12:41もう寝た
12:42今寝かせたところ
12:45そうか
12:46今度の連中なんだけどさ
12:50どうにかして帰るようにするよ
12:53大丈夫なの
12:55寝ないでやればなんとかなるさ
12:57俺だってずっと
12:58二兵に会うの楽しみにしてたんだからさ
13:01ごめんね
13:04ん?
13:08一平にしてみたら
13:10毎日二兵と一緒にいられる私が
13:13羨ましいんだよね
13:14なのに私
13:17自分ばっかり大変みたいに言っちゃって
13:21どうしたんだよ急に
13:24私ね
13:26幸せだよ
13:29一平と二兵がそばにいてくれたら
13:32それでいいや
13:34俺だって
13:37明日子と結婚してよかったと思ってるよ
13:41忘れて帰っちゃったのかと思いましたよ
14:07編集長
14:11例の放火事件の容疑者の母親ですが
14:15先ほど倒れて病院に運び込まれたそうです
14:19原因は過剰な取材攻撃による辛労だと
14:24いくら犯罪者だったとしても
14:28息子は息子ですからね
14:29ん?今なんて言った?
14:42宮君
14:42私にくれない?
14:46何言ってるの冗談じゃないわよ
14:47じゃあね
14:48ちょ、ちょっと
14:49ちょっと待って
14:50その子は
14:51本当?
15:18やったやったやった
15:19昨日のおわびにね
15:28どこでも好きなとこ切れ取ってあげる
15:30どこ行きたい?
15:31ゆり好き
15:32海平くん楽しかったね
15:41うん
15:42さあ、次は何なのか
15:44ハマさん
15:47ハマさん、あれ行こっか
15:49はい
15:49待って
15:50よし、おいしい
15:54ちょっと待って
15:58おいしくん
16:01うめちゃんね、冷たいシュース買ってくるから
16:04ちょっとここで待って
16:05うん、動いてダメよ
16:06わかった
16:07はい、じゃあアクで行こう
16:10じゃあなしな
16:11じゃあね
16:13パパー
16:23パパー
16:24パパーじゃないよ
16:26で、あの人は君のママ?
16:32ママじゃなくて、アクトさん
16:373日間預かってもらってんの
16:40どうか
16:41そしたらアクトさん
16:46を食べたにも食べてみるんですが
16:47キャッキーのママの会ですが
16:52私のも食べてみるよ
16:54ケーキをにへく
16:59ケーキやったー
17:04はーい私のも食べていいだよ
17:07ママはねケーキ食べたらダメだっていうの
17:11そうママは何でもダメダメって怒ってばっかりね
17:15うん
17:16こっちではにへくんの好きなことしているよ
17:19うん
17:24うん
17:28助けて
17:48助けて
17:48助けて
17:52急に咲き込み出したの
17:56ケーキ食べたら急に
17:59ケーキ
18:00ナッツが入ってたのね
18:08アレルギーよ
18:10ミヘはナッツを食べると
18:11ショック症状を起こすの
18:13どうならいい
18:18どうならいい
18:20落ち着いて
18:21ケーキ食べたら
18:25ケーキ食べたら
18:27ミヘ
18:28ミヘ
18:29頑張って
18:31ママここよ
18:32ママここだよ
18:36ミヘ
18:37ミヘ
18:38スカリ
18:39ミヘ
18:41ミヘ
18:42ミヘ
18:43ミヘ
18:46ミヘ
18:48ミヘ
18:49ミヘ
18:50ミヘ
18:50ミヘ
18:52ミヘ
18:53ミヘ
18:54動かさないで
18:56ミヘ
18:58ミヘ
19:00ミヘ
19:00ミヘ
19:01ミヘ
19:02顎を持ち上げて
19:12深呼呼吸をするぞ
19:16あたしできないよ
19:18あたしできない
19:20こんなのできない
19:22大丈夫!あなたはできるから
19:25あなたは私なんだから
19:32わかる
19:42やってみる
19:46鼻をつまんで
19:48口を開けさせて
19:51ゆっくりに尿
19:53息を吹き込んで
19:55鼻をつまんで
19:57口を開けた
19:59ゆっくりに尿
20:02頑張って
20:25ママここにいるからね
20:29頑張って
20:32ママここにいるから
20:42ね
20:45ごめんね
20:53ごめんね
21:23ここにいらないの?
21:24うん
21:25そう
21:26じゃあ
21:29ママのところに戻りましょうね
21:32また遊びに来てもいい?
21:38どうして?
21:39人はね
21:42二つの世界を生きることはできないの
21:46わかる?
21:47わかんない
21:48わかんない
21:49ミエくん
21:55もうママのこと
21:57嫌いなんて言っちゃダメよ
21:59ママは
22:02ミエくんのこと
22:05大好きなんだからね
22:07さあ
22:08もう行きなさい
22:13パパに会ったんだ
22:14え?
22:15パパに会ったんだ
22:25え?
22:26遊園地で
22:27あきこさんが電話してるとき
22:32いっぺいがあそこにいたの?
22:35うん
22:37それでね
22:38パパが言ってた
22:40あきこさんに頑張ってって
22:43あのね
22:45パパも頑張ってるからって
22:48仕事頑張れよ
22:51頑張って
22:53何年後かに必ずこれで良かったんだって
22:55笑っててくれないと困るよ
22:57振られた俺の立場がないからな
23:02頑張る
23:03約束する
23:09じゃあね
23:18ご視聴ありがとうございました
23:19ご視聴ありがとうございました
23:48私ね
23:51たとえ部数は少なくっても
23:53人の記憶に残る雑誌を作りたいの
23:56ただ読み捨てられるんじゃなくて
23:58本棚に並べて
24:00取っておきたくなるような
24:02そんな雑誌
24:05これ
24:06飛行機の中で読んで
24:18ご視聴ありがとうございました
24:48ご視聴ありがとうございました
25:18ご視聴ありがとうございました
25:48ご視聴ありがとうございました
26:18ご視聴ありがとうございました
26:48ご視聴ありがとうございました
27:18ご視聴ありがとうございました
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28:18ご視聴ありがとうございました