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00:00目を閉じて 私に触れて 祭り林が終わるまで
00:21指先で などる愛が 今 過去の川を ゆっくり下ってゆくわ
00:34あなたはいつも 悲しみを 笑い流してくれた
00:47私の手を引いて 壊れかけた橋を 渡ってくれた
00:58ひととき思い出 見つめ合い
01:04あなたとの愛を 皮もに重ねたい
01:11だから だから だから
01:22目を閉じて 私に触れて 祭り林が終わるまで
01:41目を閉じて 私に触れて 祭り林が終わるまで
02:11目を閉じて 私に触れて 私に触れて 私に触れて 私に触れて
02:23行くぞー!
02:32それー!
02:33おう! 道を開けろ!
02:44よれ! 寄るんだ!
02:46道を開けろ!
02:47はい!
02:48おう!
02:50おう!
02:54はい!
02:59いいだぞ
03:03Hey, hey, hey!
03:17Hey, hey, hey!
03:33I'm a man who is a good wife with the craft of the house of the family.
03:45I would say that...
03:48Oh, yes, I have a wife...
03:51Well, I'm a good wife.
03:54So always I used to keep her husband's hand on the hand.
03:57石田もね、ゆっくりゆっくり上がったり下りたりしながら歩く稽古をしていますんで。
04:04俺やって夫婦になって長い年つき添い遂げてきて、今でも仲良く寄り添いながら生きている。
04:13誰もあの二人の中へは割って入っていけない。そんな二人だった。
04:20我が先生、あの二人いくつに見えました?
04:24年か?
04:25ええ。
04:26いや、それが五十にも六十にも見えてよくわからない。
04:32何だ?
04:34いいえね。誰にもあの二人の年はわからないと見えます。
04:38本当はいくつのだ?
04:40旦那の方が四十五。
04:42ええ?
04:43オカリさんは四十になったばかりでさ。
04:45まさか。
04:46いいえ、本当なんですよ、それが。
04:49しかし、そうは見えない。
04:54ああ、嘘でねえ証拠に、あの夫婦がまみ穴へ越してきて店へ出したのが、六、七年前になります。
05:02まあ、そん時は旦那もまだ四十前、おかみさんの方は薬そこそこってやつで、何度も子供ができました。
05:12うん。
05:13といっても、子供を産むっていうにはお相互ざんしたからね。
05:18お産は万度難産で、とてもごらさんばの手には負えねえってんで。
05:24医者は頼んで産ましてもらったりしてたんですが、もうどういうものが生まれた子供は、ひと月とを保たずに死んじまいましてね。
05:32かわいそうに。
05:35まあ、流産は何べんしたか知れません。
05:38生まれてから死んだ子だけでも三人はいた。
05:41抑席子供には縁のない夫婦なんだろうな。
05:47まあ、結局子供は一人もなし。
05:52それで気がめいっちまったってんでしょうかね。
05:55まあ、苦しい思いをして産んだ子が死ぬたびに、おかみさんは三つも四つも年をとっちまって、
06:02旦那の方も昨年の秋にそっちを患って、それからガカンと年寄りになっちまったんですよ。
06:10まあ、すずりだ、筆なんてもな、売れるったって売れねえったって、そう数に開けやねえものだと見えて、
06:18主が患ってても店はやっていけるらしい。
06:22以前は旦那が修辞を教えてたりしたんですが、
06:26今じゃおかみさんが旦那に代わって、近所の娘連中に字の稽古をしてやってます。
06:32ええ。
06:33あのおかみさん、ありそうきれいな字をね。
06:37覚悟だそうです。
06:39羨ましいようなお話ね。
06:48羨ましい?
06:50だってそう思いませんか。
06:53そりゃ子供さんのいないのは寂しいでしょうが、そうやって暮らしの心配もなく、ご夫婦そろってお宮の石段仲良く登ったり降りたりしてるなんて、どんなにいいご夫婦だろうと思っちゃう。
07:07私も年取ったらそういう夫婦になってみたい。
07:11俺は嫌だね。
07:13あら、どうして?
07:15四十五でそっちをだなんてまっぴらだ。
07:18そりゃそっちはごめんだけど、歳をとっても仲のいい夫婦でいられるのは、うらやましじゃありませんか。
07:31つまらねえこと、うらやましがるもんだよ。
07:34うん。
07:36うん。
07:37あっ。
07:39お嬢さん、ちょっとすみません。
07:43いいわよ。入ってちょうだい。
07:49あの、千鳥沼のお客様なんですけどね。
07:52うん。どうかして。
07:54お嬢さんにちょっとお願い事があるって。
07:57はい、聞きましょう。お丁場に見えてるのね。
08:00はい。
08:01ごめんなさい。
08:08すいません。
08:10はい。
08:12お待たせいただきました。
08:16うん。
08:17うん。
08:18はい。
08:21あれは。
08:22あれは。
08:23あれは。
08:24うん。
08:25I'm going to go to the house.
08:27I'm going to go to the house.
08:29What's that?
08:33What's that?
08:35It's a house in the house of Chidori.
08:39I'm going to stay in the house of Obuke.
08:42You're going to be a little bit of a problem.
08:45No, I'm not.
08:47You're going to work.
08:49You're going to work.
08:51You're going to work.
08:53Obuke, why are you going to work?
08:57I'm going to work for you.
08:59I'm going to work for you.
09:01I'm going to work for you.
09:03I don't want to work for you.
09:05Is that your wife's wife?
09:07Yes, that's your wife.
09:09She's going to work for you.
09:11She's going to work for you.
09:13Now all the lloyd rules can be done for me.
09:15You weren't going to work for me.
09:17I'm going to work for you.
09:19How did you will all the hell aynıンダード?
09:21You want to build the scale of the pack.
09:23What's for the pack?
09:25You want to do it.
09:27You have to覆ld him with me.
09:29A little meds are..
09:30What are the cloths that need?
09:33You don't have to wear thepla.
09:35What are the clothes for?
09:37You only have to wear and for the full seni.
09:39I'm going to take care of you.
09:49I'm going to take care of you.
09:58Yes.
10:04Yes.
10:05Yes.
10:14Take care.
10:17Bye-bye.
10:28Is this your husband?
10:30What's all about?
10:35He's a son.
10:38He is a brother.
10:41Well, he's a brother.
10:43He's a brother.
10:44He's a brother.
10:45He's a brother.
10:47He's a brother.
10:49I'm alive.
10:51It's just about 10 days ago.
10:54Did you tell me?
10:56Yes.
10:58Just a minute.
11:04The house is 8畳 1間, right?
11:06The young 2人 is 1間, right?
11:08Yes, there is a bed.
11:11It's a good thing.
11:14It's a good thing.
11:16It's a good thing.
11:18That's not what I thought.
11:20I thought it was like that.
11:23It's not like that.
11:25That's a good thing.
11:26I don't know if that's why you're not going to tell me.
11:29I'm taking my clothes off.
11:33I'm going to get my clothes off.
11:35You're right.
11:37I'm going to get this.
11:40You can't do that.
11:44It's a good thing.
11:45You're looking for a lot of clothes off.
11:48You're looking for a lot.
11:50You're looking for a lot.
11:52You're looking for a lot.
11:54If it's good, if it's good for this area, there's a lot of work, so I'll be able to do it.
11:59Then, let's go, let's go.
12:04It's weird, but it's a lot of people who are in trouble.
12:08It's a house, so there's a lot of customers.
12:12敵討ちの助立まで頼まれてけがをするなよ。
12:25東郷さん、うねびさんが見えましたよ。
12:44えっ、あ、源さんが。
12:48さあ、どうぞ。
12:50お邪魔いたします。
12:55何か用か。
12:58ああ。
13:06実は、カワセミのことなんですが。
13:08何かあったってのか。
13:10新道喜一郎で泊り客をご存じですが。
13:13おいおい、ケンさん、俺はカワセミを向こうに入ったわけじゃねえよ。
13:17泊り客の名前までいちいち知るかい。
13:19女中を連れた若い武家ですが。
13:21あ、あの敵討ちか。
13:23そんなら知ってる。
13:25まるで芝居の民谷坊太郎だ。
13:27あんなひわわな男に仇が討てるのかとないない心配をしていたのさ。
13:32カスケもそれを案じたものと見えまして、一度調べてくれって言いますので、昨日宿改めってことで宣議いたしました。
13:38そいつはともご苦労な話だが。
13:41で?
13:42何かわかったのか。
13:43仇討ちというのは本当でした。
13:48あの喜一郎の父は近隣に仕える御所の役人で、新道喜左衛門。
13:53身分は軽いが歴史としたものです。
13:55その親父殿が誰かに殺されたっていうんだな。
13:58あ、当時京都町武行所の配下で、新井誠史という男が喜左衛門とは歌いの仲間で、今から7年以前に、新井が喜左衛門を打ち果たして喜左衛門の妻、つまり喜一郎の母親を奪って出奔したと言うんですな。
14:15横れんぼか。
14:18その時喜一郎は十三。
14:22親類中が集まって相談の上、御所役人の株を親類の一人が買い取って、その金で喜一郎は成人しました。
14:30御所役人という奴は、あれでなかなか旨味のある役目だと言うからな。
14:36ああ。まあ親類中が若い喜一郎をうまく丸め込んだってことでしょうね。
14:41だろうなあ。
14:43喜一郎が二十歳になって、新井誠史が江戸にいるっていう噂を聞き、女中の久美を連れて敵討ちの旅に出たってわけです。
14:51さあ、その久美だが、変わっているな。
14:56惚れ合ったどうしでもないのに、張り仕事までして主人に忠義を尽くそっていうのは、どういうんだ。
15:02ええ?
15:04惚れ合ってねえってどうしてわかるんです。
15:06お騎士が言っていたよ、他人だってな。一つ部屋に暮らしてて、他人っていうのは変じゃねえか。
15:11人間であるしも、東吾さんやルイさんのようにざくばらんってわけにはいきますまえ。
15:15おいおい、皮肉加減さん。
15:17いえ、真面目な話です。
15:19ルイさんの話じゃ、張り仕事も達者ないようで。
15:24そうかい。そいつはルイも片野に下ろしたろ。
15:28いえ、ルイさんが親民になって世話焼いておいでなので、あまり深入りしねえ方がいいんじゃねえかと。
15:34あまり深入りしねえ方がいいんじゃねえかと。
15:37カスケがそう言ってるのかい?
15:39私もそう思います。
15:41ゲンさんまでな。
15:43と申しますの。
15:45調べてみますと、新道喜一郎の立場がどうもよろしくはございません。
15:49うん?
15:51仇討ちの許し状さえ持っちゃいねえんですよ。
15:55仇討ちの許し状を持っていねえだと。
15:58なぜなんだ。
15:59おかしいじゃないか。
16:00ええ。
16:01そんな筋の取らねえ話っていうのがあるのかよ。
16:03ゲンさん、なぜなんだい。
16:04おいおい、トーゴ。
16:07ゲンさんをそう責めるんじゃねえよな。
16:10これは、兄上。
16:12おかえりでございましたか。
16:14かわいそうには。
16:17おめえと違ってゲンさんはな、律儀者なんだよ。
16:20そこまで喋ってしまっていいかどうか俺見ろ。
16:23目白くなさしてるんじゃねえかな、ゲンさんよ。
16:30ところで、なあ、トーゴ。
16:33山村信奈の神様が京都町奉行として都へ登ったのはだな。
16:38御所の役人と金利御用のあきんどとが、
16:42腹合わせて不義不正を働いているらしいという噂が、
16:46御抗議にまで聞こえてきたから、
16:48それをはっきりさせよう目的だったと、
16:52俺はそう聞いてるんで。
16:54荒井誠一氏という奉行所の役人が、
16:59神道貴左衛門に近づいたのも、
17:01まあ、ことによるとその辺の綾を、
17:04確かめようためだったかもしれね。
17:07いや、もしかすると、
17:09神道貴左衛門自身調べられる何かがあったのかもしれね。
17:15なるほど。
17:17だから御所側の方でもだ。
17:19荒井誠一氏を下手に追い込んで、
17:21妙なボロら出したくねえ、
17:23そういう思いがあるいは、
17:25あったのかもしれねえな。
17:29触らぬ神にたたりなし。
17:31仇討ちなんぞと大冗談に振りかぶって、
17:35やぶがら蛇になったしには、
17:37それこそ一大事だ。
17:38だから喜一郎には許し状を出さなかった。
17:41ということもないとは言えないだろう。
17:45しかし、それでは喜一郎はどうなるのですか。
17:49仇を売っても死闘ということになって、
17:52喜一郎の手柄にはならない。
17:54御所役人の株も売ってしまったから、
17:56京都にも帰る家はない。
17:58かわいそうだが、そういうことさ。
18:02では、では。
18:04おい、かなえ。
18:06玄さんに茶も出してやんないのか?
18:08あいえ、あの、わたくし。
18:10いくら玄さんが理事気だからっすってな。
18:13そうあいそうがねえと、
18:15いつどこでどんな悪口叩かるかわかんねえぞ。
18:18神林様。
18:20冗談。冗談だよ。
18:25ハハハハハ。
18:28何もすぐそこにうちがあるのに。
18:33いいから、いいから。
18:35何もすぐそこにうちがあるのに。
18:42いいから、いいから。
18:44何もすぐそこにうちがあるのに。
18:49いいから、いいから。
18:51どうしたって言うんです?
18:53こんなとこで、いまさらあたしをくどこうってんですか。
19:00うちじゃ、しにくい話だから。
19:02あら、何の話?
19:03そんなこと、うねびさまがおっしゃったんですか。
19:10おせっかいな人。
19:11大地、そんなひどいことがありますか。
19:17そんなこと、うねびさまがおっしゃったんですか。
19:31おせっかいな人。
19:34大地、そんなひどいことがありますか。
19:37父親が殺されたっていうのに、ご主役人の不正がばれるといけないから、
19:42仇討ちのお許しも出ない。
19:44家は親類中が寄ってたかっていいようにしてしまう。
19:47そんな勝手なことが。
19:48俺に文句を言ったって仕方がねえ。
19:51源さんにしたって何も、
19:53喜一郎主従を川澄から追い出せと言ってるんじゃねえ。
19:56類が同情しすぎて、後で困らねえようにと言ってくれたんだ。
20:00世の中ってやですね。
20:02みすみす気の毒な人だとわかっているのに、
20:05誰も力を貸してあげない。
20:07それどころか、お役人までが帰って、
20:09世話するな、だなんて。
20:11類!
20:14お前も宇根尾玄三郎という男の気象をまんざら知らねえわけじゃるめ。
20:19源さんは源さんで、
20:21神道喜一郎についてできるだけのことはしているはずだ。
20:25おそらく、
20:26新井誠七の行方についても、
20:29源さんなりのやり方で追ってくれていると、俺は思う。
20:33敵を探してくださってるんですか?
20:38うん。
20:39探し出せるかどうかはわからねえが、
20:42新井が見つかったら、
20:44源さんなりの資料分別もあるだろう。
20:47すいません。
20:50私が間違ってました。
20:53何もできないくせに、一発の気になって。
20:57恥ずかしい。
20:59るい、いいんだよ。
21:04るいがしたことは間違っちゃいねえやな。
21:11源さんの言うのは、老婆心だ。
21:19さんさ、こちらです。
21:23どうぞ。
21:24それでは、船頭が帰りますまで、 しばらくお待ちくださいまし。
21:37若旦那様。
21:42若旦那様。
21:43いけない、久美。 いけないんだ。
21:46奥美さん。
21:48あの娘か。
21:50お前の気持ちはありがたい。
21:52私だって、お前が嫌いなわけじゃない。
21:56だから、いけないんだ。
21:57久美はどうなっても、たった一度は、 若旦那様に。
22:01若旦那様に。
22:02な、す、いけない。
22:06若旦那様に。
22:07若旦那様に。
22:08久美。
22:20何をする?
22:21死なして。
22:22久美。
22:23失敗して。
22:24It's not good, Kumi!
22:33Kumi, please.
23:05Oh
23:35クミよりないと思っております。
23:39そんなに思っているなら、どうしてクミさんを抱いてあげねえのだ。
23:45クミが不憫だからです。
23:51うん?
23:56私は仇をうつみでございます。
24:02そりゃあ聞いた。
24:06仇をうつみはいつまた相手に返り討ちに会うかもしれません。
24:13撃つことより撃たれることのほうが、そんな言い方だな。
24:20腕に自信がないんです。
24:24何もかもご存知のようですので、包まずに申します。
24:35母が、いえ、もう、もう死んでいれば話は別ですが。
24:46母がもしも生きていて、
24:48仇の荒い性質と一緒にいたときには、
24:53私は母を刺している。
24:56自分もその場で腹切って死ぬ過去。
24:59人は他人のままでいたいと思っているんです。
25:14わずか十三の少年が、ある日突然父を殺され、母に去られた。
25:25その日から二十歳の今日まで、少年は母を切って自分も死ぬことだけを思って生きてきた。
25:36そのためには、いかに愛する組でも、決して抱いてはならぬのだと思い決めて。
25:47かわいそうな人たち。
25:52私たちよりも、かわいそうな人たちがいたんですね。
25:58父さん、すいません。
26:06何よ、吉さん。
26:08あの、新道様が。
26:11誠に愛すみませんが、
26:18久美を預かってやってくれませんか。
26:24久美さんを?
26:28こうなった以上も、
26:30久美と一つ部屋に寝置きすることはできない。
26:34私は他に宿を見つけて移りますから、
26:38久美を。
26:40久美をどうぞ、今までどおりこちらに置いてやっていただきたいんです。
26:44まあ。
26:50けど、そんなことをおっしゃっても、久美さんが。
26:54ねえ。
26:57いいえ。
27:02私はいいんです。
27:07若旦那様の、好きなようにしてあげてくださいまし。
27:14私。
27:16心配するな。
27:17喜一郎さんは俺が預かる。
27:20よろしくお願い申し上げます。
27:29心配するな。
27:30喜一郎さんは俺が預かる。
27:32よろしくお願い申し上げます。
27:37よろしくお願い申し上げます。
27:42よろしくお願い申し上げます。
27:47よろしくお願い申し上げます。
27:52心配するなあ。
28:01心配するなあ。
28:06心配するなあ。
28:07心配するなあ。
28:09本日家の。
28:12I'm not sure what I need to do.
28:22I'm not sure what I need to do.
28:27I'm not sure what I need to do.
28:40いやいや、今日は違います。
28:44違いましたか。ごめんなさい。
28:47実は居候を一人置いてやっていただきたいのですが。
28:52え?居候?
28:55はぁ。
29:09遠吾様。
29:10光介か。何だ。
29:12はい。
29:14お客様がご病気に。
29:16吉野が。
29:25申し訳ありませんが、姉。
29:37お熱がひどく高いのですよ。
29:41うん。
29:44クミ。
29:47クミ。
29:50さっきからずっと。
29:52わごとを言っているのですか。
29:58クミ。
30:01クミ。
30:03姉上にとんだご迷惑をおかけしてしまって、なんとも申し訳ございません。
30:09まあいいわさ。あれは俺で慣れてるからな。病人の扱いはうまいよ。
30:15おかげで熱も下がりました。
30:17おう、そうかよ。そりゃよかったな。
30:19医者もな、夏の風だから心配はいらない。まあそう言ってるそうだ。
30:23元気になるまで、元気になるまで置いといてやれ。
30:32そうさせていただきます。
30:34その代わりな、体が元に戻ったら、お前が大稽古に行ってるあの間見穴の宝月館道場、あそこへ預けるんだな。
30:40宝月館道場へですか。
30:42宝月館道場へですか。
30:52宝月館道場へですか。
30:54ああ。
30:56敵討しだ。
30:57ああ。
30:58野党の稽古もまあ少しはしといたほうがいいだろう。
31:03ああ。
31:05あなた、お茶が入りましたよ。
31:08ああ。あの、お菓子はあるんだろうなおい。
31:20うん、こりゃいい菓子だ。到来者だな。
31:25たまにはお菓子ぐらい買ってまいります。
31:29うん、おもったな。
31:32兄上。
31:34うん。
31:35いつか言ってらした御所役人と金利御用のあきんどの不正というのは、一体どういうことなんですか。
31:42うん。
31:44町のことはよく知らんがな。
31:47山村あしなの神様が京都町分業だったころに、金利から去る寺へお土地を置き寝したことがあったそうだ。
31:56うん。
31:57うん。
31:58大人が150巻目。それをだな、あきんどと役人が共謀して、二百五十巻目にしてその差額、百巻目を着服したというんだ。
32:08そんな見えすいたからくりを。
32:12やれるというのは、上から下まで一つ穴の虫な。
32:17ああ。やっぱ腐りきってだよ、当時は。
32:21うん。
32:26お世話になりました。
32:35たまにはお遊びにおいでくださいましね。
32:38はい。それじゃ、行きますか。
32:44お気をつけて。
32:46ああ。
32:54マミヤなまで歩くと汗をかくな。
32:59ありがとうございます。
33:01ああ。
33:03ああ。
33:04ああ。
33:05ああ。
33:06ああ。
33:07ああ。
33:08ああ。
33:09ああ。
33:10ああ。
33:11ああ。
33:12ああ。
33:13ああ。
33:14若先生、掃除だけはしておきましたが。
33:17すまねえ、すまねえ。
33:18さあ、どうぞ。
33:19さあさん。
33:24よろしく、頼むよ。
33:25何のお役にも立ちませんが。
33:28ああ。
33:29東郷さん。
33:30おお、玄さん、来てたのか。
33:32近くに注意と用がありましたんで。
33:38あ、そうだ、若先生。
33:40吉野家の夫婦が捨て子を拾って育てているっていうのをご存じですか。
33:46あの夫婦が捨て子?
33:48はい。
33:49初耳だよ。
33:51あの、いつも行くお宮の石段の下に捨ててあったんですがね。
33:56ああ、生まれたばかりの、痩せっこけた、今にも死にそうな赤ん坊だったんですよ。
34:04それをきっと神様が授けてくだすったに違えねえって。
34:08ええ、もう夢中になって育ててます。
34:12はためにも羨ましいような仲のいい夫婦なんだけどね。
34:16それがまたなんとも暗い。
34:18暗いんだな。
34:20笑いとかこの世の楽しみとかいうものはどこかに置き忘れてきたような。
34:25くらい悲しい二人でもある。
34:28捨て子を拾って少しでも明るさを取り戻してくれたら、見てるこっちもいくらかはほっとする。
34:35うまく育ってくれるといいがな。
34:37はい。
34:38今日あたり。
34:40うん?
34:41はい。
34:42赤ん坊を連れてお見合いやってくるかもしれませんな、その夫婦。
34:47どうしたものかと迷ってるんです。
34:52なんだい、源さんらしくもないじゃないか。何のことだい。
34:58やはりこのままにしておくか。
35:02新道喜一郎を連れて帰るか迷ってるんですよ。
35:10うん?
35:12源さん、喜一郎をまみ穴へ連れてきたのは、兄上のお指図なんだぜ。
35:19いえ、寛林様には手前がお願いいたしました。
35:23源さんが?
35:25そうです。寛林様には手前がお願いいたしました。
35:31どういうことなんだ、お池さん。
35:36人間は神様じゃありやせんからね。
35:40ああ、やっぱり赤ん坊のおかげで。
35:45ああ、若先生。
35:49ああ、やっぱり赤ん坊のおかげで。
35:58ああ、若先生。
36:04ああ、若先生。
36:11源さん。
36:16どうしたんだ、源さん。
36:21ああ、はっはっは。こちらの若旦だが、やっぱりお宮がみてぇとおっしゃるもんで。
36:30暑い。まるでもう夏ですね。
36:31あ、あなた。
36:33Oh, that's the story of Yoshino.
36:56What's that?
37:03What's that?
37:08What's that?
37:11It's Kichiro, right?
37:14What's that?
37:19What's that?
37:23What's that?
37:26Kichiro!
37:31Kichiro!
37:33Kichiro!
37:35Kichiro!
37:41父の仇!
37:43父の仇!
37:53待って!
37:57殺すなら母を切ってくだされ
38:01聖七殿は病人じゃ
38:04足腰もたたぬものを
38:06悪いのはこの母
38:08どうか母を殺して
38:10聖七殿に
38:12聖七殿に罪はない
38:16先に刀を抜いたのは紀左衛門殿
38:19嘘だ!
38:20いいえ 誠です 喜一郎 誠なのです
38:25聖七殿に罪はない
38:28先に刀を抜いたのは紀左衛門殿
38:31嘘だ!
38:32いいえ 誠です 喜一郎 誠なのです
38:37真理なのです
38:38聖七殿!
38:39聖七殿!
38:41聖七殿!
38:44須賊!
38:45将軍!
38:47須賊!
38:48須賊!
38:49須賊!
38:50須賊!
38:51須賊!
38:52Oh, my God.
39:22...
39:33...
39:41...
39:45...
39:49...
39:51I'll go.
39:57What is she?
40:01Oh, my God!
40:03Oh, my God!
40:06What is she?
40:10Oh, my God!
40:21Oh, my God!
40:41Oh, my God!
40:43Oh, my God!
40:46Oh, my God!
40:51Oh, my God!
41:01It's the flower.
41:03Oh, my God!
41:05Oh, my God!
41:21Oh, my God!
41:23Oh, my God!
41:25Oh, my God!
41:43No, no, no.
41:45I didn't have anything to do.
41:57You don't have any problem?
41:59Yes.
42:01Go.
42:12Vocami.
42:14Come here.
42:17Come here.
42:31Oh
42:42Gen 3
42:43しくんだな
42:45いや
42:47こうなると私も思わなかったんですよ 本当思わなかったんです
42:52まあ このままでは終わると思いませんがね
42:56八丁堀の知恵者は突然思い切ったことをやるものだな
43:02一つ間違ったらどうなったと思う だから忠告したじゃありませんか巻き込まれて深みにはまっちまうと飛んだことになるって
43:15木一郎さんも久美さんも 2人で抱き合って泣いてました
43:26ん
43:33キーチローさんがね やっぱり
43:37鼻の匂いがすると思ってたんですって
43:42敵を打って 母親も切ろうという最中に
43:47そしたら 相手の人もお母さんは鼻の匂いに気が付いていった
43:53同じ 鼻の匂いを嗅いでるんだなと思ったら
43:57どうにもならなくなっちまったんですって 久美さんに泣きながら話してましたよ
44:06何がおかしい
44:13いえ 私は気が付かなかったんですよ
44:17どこに花が咲いていたのか
44:20香りなんざちっとも匂いませんでしたね
44:23やっぱり 緊張していたんですな
44:30只中古 岳 川島根 井上 川島 松井 作郎 川島 川島 川島 山山 川島 一輪
44:39どうもありがとうございます
44:46いってらっしゃいまし
44:47いってらっしゃいまし
44:48大丈夫ですか
44:49お忘れもなくございませんね
44:50ありがとうございました
44:50どうもありがとうございました
44:51お気を付けて
44:52お気を付けて
44:53お気を付けて
44:54長いことお世話様になりました
44:57何から何までお礼の申し上げようもございません。
45:01何。それより今日へ帰るんだってな。
45:06はい。
45:07でも帰っても。
45:11帰ってもあんたの継ぐうちはもうねえのだろ。
45:18役人になるつもりはございません。
45:21これの。
45:23これの里が大津から北へ入ったところにございます。
45:26山里の髪をすいている貧しい村なのですが。
45:31貧しくても何とか生きていけます。
45:34若旦那様に髪付きの暮らしができるかどうかわかりませんけど。
45:41お前にできることぐらい私にだってできるさ。
45:47ま、仲良くやってみるんだな。
45:50はい。
45:52失礼いたします。
45:57お嬢さん、お預かりしたもの。
46:00はい、ご苦労さま。
46:02お預かりしていたお金、お返しいたします。
46:07どうぞお改めくださいまし。
46:10あの、お宿のお代は?
46:15お二人へのせめてものを鼻向けにさせてください。
46:19まあ。
46:21それでは、皆様。
46:33ご運は忘れません。
46:36今夜は、なるべく早く宿をお取りなさいましね。
46:40では。
46:43お元気で。
46:44お気をつけて。
46:45ちょっとお送りいたします。
46:47お気をつけてどうぞ。
46:49お気をつけてどうぞ。
47:01あの二人、もう他人じゃないみたい。
47:05お前、布団見たのか。
47:08そんな。
47:09バカばっかし。
47:11そんなもの見なくたって。
47:13なんとなくわかりますよ。
47:20おい。
47:34これだ、これだ。
47:36えっ。
47:38この花だよ。
47:41ウノハナですよ。
47:44ウノハナ。
47:49これが最低におっていたんだ。
47:54そうですか。
47:56この花が。
47:59喜一郎さんの心の向きを変えてくれたんですか。
48:06うーん、この匂いだ。
48:16人間の心なんて、弱いもんですね。
48:25うん。
48:36おめでん。
48:38FUJICO FUJIO SF短編ドラマ
49:003オレとオレとオレ
49:05分かんのよこっちもですよね17日木曜夜9時45分
49:13いすず屋は帯野真須宮の2番戦士やないかって笑われてしまったんだんすよ
49:202人で一緒に江戸に行きまひょなプロ野球16日から3試合を午後6時から生中継20日日曜は午後2時から阪神対広島現実の熱戦はNHKBSで超密着世界のスゴ技キング大理石を切り出す衝撃の仕事
49:50BS19日土曜夜7時30分