ウクライナがR-73対空ミサイルを搭載した海上ドローンを使用

ウクライナのR-73対空ミサイルを装備した海上ドローンが、黒海上でロシアの航空機によって迎撃される様子がロシアのメディアによって公開されたビデオで捉えられました。映像では、ドローンがロシアのKa-29ヘリコプターの攻撃から逃れるために回避機動を行う様子が映されています。

ビデオの注目点は、ドローンに搭載されている超構造物で、それがソビエト製の対空ミサイルR-73のデザインに似ていることです。このミサイルは短距離用として知られ、地上施設からでも空中からでも発射可能で、レーダーに依存せず、独自の熱誘導システムを使用しています。

このドローンの武器システムの特異性は、ミサイルの尾部の特定の構成によって示されており、これは以前のモデルR-60とは異なります。発射装置は二つのミサイル用スロットが装備され、安定化され回転することが可能で、ミサイル自体が目標の位置を指示することを示唆しています。

この対峙の顕著な詳細は、ロシア人がヘリコプターから撮影した写真で、ドローンのミサイルのうち一つが既に発射されていたことを示しています。ロシアのMi-8ヘリコプターへの攻撃は失敗に終わったものの、このエピソードはドローンの攻撃機能を示しています。

出典: mil.in.ua.