「ベトナムのカミさん~共生社会の行方」 ドキュメント

  • 11 か月前
2020年01月25日
北海道にある人口8,400人の小さな町、上川郡東川町。町の活性化を目指して留学生を受け入れ、今では人口の4%、300人以上が外国から来た住民だ。町内の福祉専門学校に通うベトナム人の留学生ファ・ティトゥイ・ティエンさんもその一人。介護福祉士になることを目指し、町の奨学金を貰って勉強するティエンさん。名前がベトナム語で「神様」を意味することから、周りから「カミさん」と呼ばれている。町では一時期、留学生に対する手厚い支援に町民から批判の声もあったが、今では留学生は町の「宝」として期待されている。しかし同じころ、町で働いていたベトナム人の技能実習生7人が突然、会社から解雇を言い渡されるという事件が発生した。同じ町に暮らすベトナム人であるにもかかわらず、何が彼女たちの運命を分けたのか。日本で外国人の受け入れが拡大する中、彼らと共にどのように生きていくべきかを考える。

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