映画『ソン・ランの響き』

  • 4 年前
映画『ソン・ランの響き』予告編
1980年代のベトナム・サイゴンを舞台に借金の取り立て屋のユンと、ベトナムの伝統歌舞劇<カイルオン>の花形役者リン・フンの刹那的な3日間の出会いを繊細なタッチで描いた「ボーイ・ミーツ・ボーイ」の物語『ソン・ランの響き』。

脚本と、主演を務めたリエン・ビン・ファットの演技が世界中の映画祭で話題を呼び、第31回東京国際映画祭ジェムストーン賞、ベトナム映画協会最優秀作品賞、サンディエゴ・アジアン映画祭観客賞をはじめ、国内外で37もの賞を受賞している。ハリウッドで女優として成功する傍ら、起業家としても活躍するゴ・タイン・バンがプロデューサーを務めていることでも話題に。

到着した予告編では、舞台上で伝統歌劇<カイルオン>を演じるリン・フンをユンが切なげな表情で見つめるシーンからスタート。

劇場でふたりが運命的な出会いを果たすシーンや、ユンが「良ければ泊まっていけ」リン・フンへ声をかける場面などが切り取られ、後半にはリン・フンの「バイクに乗っていると君を思い出すね」とのセリフが響く。孤独なふたりが運命的に出会い、友情がやがて愛情へと変わってゆく様子が伺える。
2020年2月22日公開
#ソンランの響き#カイルオン

お勧め