映画『テッド・バンディ』メイキング映像

  • 4 年前
1970年代アメリカ、30人以上の女性を惨殺したとされるテッド・バンディ。IQ160 の頭脳と美しい容姿で、司法・メディアを翻弄し、“シリアルキラー”の語源になった稀代の殺人鬼を描いた『テッド・バンディ』。

本作では、世界を震撼させた殺人犯の裏側へと迫ると共に、バンディの長年の恋人の視点を通して善人としての姿を描き、観客を予測不可能な迷宮に誘い込んでいく。

主演は、今までの“爽やかアイドル”系イメージを完全脱却し、演技派俳優としての評価を一気に高めているザック・エフロン。テッド・バンディを愛してしまったヒロインにリリー・コリンズ、判事役に名優ジョン・マルコヴィッチなど豪華キャストが充実の演技を見せる。

監督はドキュメンタリーの分野で高い評価を受けるジョー・バリンジャー。記録映像やインタビューなどを通してバンディに迫ったNetflixオリジナル作品「殺人鬼との対談:テッド・バンディの場合」でも監督を務め、劇映画とドキュメンタリーシリーズ、両方のスタイルで“悪のカリスマ”とも評される人物を徹底的に掘り下げていく試みに成功した。

この度、撮影時のメイキング、監督のインタビューをまとめた特別映像が解禁!

テッドとリリーが恋に落ちるシーンの撮影中、「不気味さはわずかでいい」とザックに指示を出すのはジョー・バリンジャー監督。「ザックの魅力を活かしつつ、観客の予想を裏切りたかった」と語る制作陣にとって、キラキラしたミュージカルやコメディへの出演を続けてきた彼は正に理想の「テッド・バンディ像」を体現できる役者だった。ザックのパブリックイメージの良さもあり、バリンジャー監督は「他には考えられない」とまで話している。

追加でザックが行った役作りの1つが「差し歯」。テッド・バンディの裁判において一番のキーポイントとなったのが歯型だったこともあり、彼は下の歯を差し歯に変えて法廷シーンに臨んでいる。うっかり下の歯と上の歯を間違えてカメラに説明してしまう、ザックのお茶目な一面も収められているのでこちらも必見!
2019年12月20日公開

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