映画『ロンドン・バーニング』予告編
  • 4 年前
映画『ロンドン・バーニング』予告編
オリンピック終了後の景気後退で、混沌としたロンドン。その裏側では、闇を生きる男たちの壮絶な戦いが繰り広げられていた。麻薬密輸・不動産不正売買・警察汚職。ロンドン裏社会の戦慄の実話を、血塗られたバイオレンスで描く注目のクライムアクションが、この『ロンドン・バーニング』だ。

本作には、現在のイギリスを代表する実力派キャストが集結している。主演は、日本でも大ヒットした『あと1センチの恋』のイケメンぶりで注目を集めたサム・クラフリン。本作では今までのロマンチックなイメージを一新、坊主頭のアウトローをハードに演じ、アクション・スターとしての新境地を開いて見せた。

共演は、『ハリー・ポッター』シリーズのピーター・ペティグリュー役で知られるティモシー・スポール。『ターナー、光に愛を求めて』でカンヌ国際映画祭の男優賞を受賞した名優の確かな演技力で、主人公を追いつめる犯罪組織のボスを冷酷非情に演じる。ほかにも、ヒュー・ボネヴィル、ノエル・クラークといったクセ者たちがキャラを競う。その濃厚な面白さは、まさにイギリス版『アウトレイジ』と言えそうだ。

世界中から危険な映画を選りすぐり、最もデンジャラスな映画を決定する「MDGP(モースト・デンジャラス・シネマグランプリ)]が今年も開催。『ロンドン・バーニング』は11月29日よりヒューマントラストシネマ渋谷、シネ・リーブル梅田ほかにて順次公開となる。

[ストーリー]
ロンドン。強盗で服役していた元ボクサーのリアムは、刑期を終えて出所。弟のショーンの世話になっていたが、実業家のカレンから声をかけられてボクサーに復帰。食い扶持を稼ぎながら、妻と息子のためにカタギの仕事を探していた。だが実はカレンの裏の顔は、腐敗警官と手を組み、闇不動産売買からコカイン密輸まで手を染める犯罪組織のボスだった。ある時、運び屋だったショーンが組織の金を持ち逃げし、激怒したカレンは、ショーンを追いつめて殺害。リアムは復讐のため、汚職警官を追う刑事のベケットと手を組み、リアムを倒そうとするが……。

[キャスト&スタッフ]
出演:サム・クラフリン、ティモシー・スポール、ヒュー・ボネヴィル、ノエル・クラーク、デヴィッド・ヘイマン
監督:ロン・スカルペッロ
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