サッカー日本代表 余裕をかましたボスニアヘルツェゴビナ戦で逆転ボロ負け

  • 8 年前
日本代表がキリンカップサッカーの決勝戦でボスニア・ヘルツェゴヴィナと対戦。1−2で逆転負けを喫した。

5年ぶりの開催となったキリンカップサッカー。日本代表戦初開催となる市立吹田スタジアムが決勝の舞台となった。日本が対峙するのはハリルホジッチ監督の母国、ボスニア・ヘルツェゴヴィナ。世界ランキングは20位の強豪だ。

注目の立ち上がり。日本は清武を中心にボスニアのサイドをつく。3分、清武のパスに反応した長友が中央の浅野へクロス。抜群のタイミングでヘディングしたが、惜しくも枠の外。対するボスニアもFWジュリッチを起点に、サイド攻撃を仕掛け果敢にシュートを放つも、GK西川が好セーブ。ピンチを救った。

序盤から攻守の切り替えが早く、一瞬足りとも見逃せない好ゲームが展開された。

そんな中、先に得点を上げたのは日本。28分、ペナルティエリア内にドリブルで侵入した宇佐美のパスに清武が左足で合わせて、先制点。だが喜びもつかの間の29分、ボスニアの反撃に合う。素早いリスタートに反応したFWホジッチがヘディングシュート。GK西川が反応したが、FWジュリッチに押し込まれ試合は振り出しに戻ってしまう。その後も日本は数多くの好機を生み出したが、ゴールは遠く1−1で折り返した。

後半も先にチャンスを作ったのは日本。MF長谷部のパスを受けたMF清武がタメてスルーパス。素早く反応したFW浅野がシュートを放つもサイドネット。惜しくも得点にはいたらなかったが、日本のシュートシーンが続いた。

決め手を欠く日本が攻め続けていた66分。ボスニアに一瞬のスキをつかれてしまう。途中出場のMFステバノビッチのパスに反応したFWジュリッチがゴールを奪い、逆転に成功する。ボスニアの選手交代の直後の失点だった。

その後、1点を追う日本は、初代表のMF小林祐希、MF金崎、小林悠など攻撃的な選手を投入して反撃を試みたが、決定的なチャンスも決めきれずにタイムアップ。

日本は1-2とボスニアに逆転負けを喫しキリンカップサッカーは2位。ハリルジャパン初のタイトル獲得はならなかった。

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5月30日からの代表活動期間中、日本代表は熊本地震への復興支援活動を行った。

全員が顔をそろえた5月30日、トレーニング前の募金活動(豊田市運動公園)で募金活動9万6,901円、今回の活動に参加した全25選手、全スタッフ24名にて義援金7,63万0,000円を熊本に送ったとJFAが発表した。

またキリンカップサッカー終了後、JFA.jp内でチャリティーオークションを開催。サイン入りユニフォームなどが計28アイテムが出品され、売上金を熊本県へ義援金として渡す予定になっている。


引用:www.goal.com/

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