マナー悪化で世界遺産ピンチ

  • 9 年前
2013年6月22日に富士山が世界遺産に登録され、国内外問わず、多くの登山客が訪れるようになった。しかしそれに伴い、ペットボトルやコンビニ弁当のゴミを捨てたり、山小屋での宿泊中に大声で騒ぐといったマナー悪化が問題され始めている。登山料の徴収による入山制限も検討されたが、京都大学の分析によれば、その効果はわずか1%にも満たない。また、登山料を払うことで「こっちは客だ」という意識が生まれ、結果としてさらなるマナー悪化を招くおそれもあり、関係者は頭を悩ませているようだ。同様の出来事は、沖縄県でも起きている。同県南城市の世界遺産「斎場御嶽(せーふぁうたき)」では、立ち入り禁止の祭壇に上ったり、聖地として礼拝に訪れる人の横で騒いだりといった事例が続発。これを受け、同市は9月20日、遺産保護のために昔のしきたりである男子禁制を徹底すると発表した。世界遺産認定が観光客を呼び、逆に遺産自体の保護を困難にしてしまう......そんな皮肉な現状は、どうすれば打破できるのだろうか?

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