Skip to main contentSkip to footer
  • 4/15/2025
Transcript
00:00風の指輪を諦める!
00:05こうしてる間にも、シンエン王の軍勢は迫っておるやもしれん。
00:10ここで足踏みを続けるわけにはいかんのだよ。
00:14でも…
00:15諦めるのではない。後回しじゃ。
00:19今は少しでも早く、一つでも多くの指輪を手に入れなくてはならん。
00:25今の佐藤君では、シンエン王の騎士にすら敵わんのだからな。
00:30それは…そうだけど…
00:35あのお姫様が気になるの?
00:38まあな…なんか、俺のせいでひっかき回したようなもんだし…
00:49やっと旅立つか。
00:51指輪王など、聴名なエルフでさえ真実を知らぬカビの生えた昔話。
00:58今ここにいる者たちこそ、守るべきものだ。
01:02シェド様!
01:03何事だ。
01:05大変です。
01:06風の障壁の内部に、深淵の魔物が侵入しました。
01:10何?
01:12強力な魔物が結界に穴を開けているとの知らせで、わずかずつ、弟子との魔物を送り込んでいるようです。
01:18結界に穴だと…。
01:21父母の築いた結界が、魔物ごときに…。
01:25結界の外には、さらに多くの魔物が潜んでいるとの報告も…。
01:29報告も!
01:34おお…。
01:35あれは、深淵の魔物!
01:38えっ!
01:41なんで…。
01:42風の壁があるんじゃないのか!
01:44あの方向は…。
01:49王級!
01:50引き返すぞ、佐藤くん。
01:52指輪を守らねば。
01:54あぁ!
01:55Then, I'll go outside.
02:25始まりの鼓動 生まれた意味なんて 最初から一つだけ
02:33心に刺さった あの日の眼差し その想い 熱は 言葉を超えた
02:45Your eyes 固くなの瞳 Your face 真実を捉える
02:51こんな孤独でさえ 壊せない輝きをたたえて 守りたい
03:00君が選ぶ未来ごと 一人きりで 行かせはしないと
03:09立ち向かう 強い風に 目を凝らし
03:15光のない深淵を 照らしてみせる
03:20儚めた道 どこまでも 約束するよ
03:28魔物が障壁を超えたぞ
03:33魔物が障壁を超えたぞ
03:37魔物が障壁を超えたぞ
03:41魔物が障壁を超えたぞ
03:54魔物が障壁を超えたぞ
03:56魔物が障壁を超えたぞ
03:58お前はこのままで いいのか?
04:01お兄様が 何とかして くださいます
04:04私にできることは 何もありません
04:07ここで じっとしていることが
04:10お母様との 約束ですから
04:14そう思うのなら
04:17そこで そのまま 石にでも なればいい
04:20心を殺したエルフに生きる道はないやはり狙いは風の指輪か混乱に乗じて障壁を完全に消し外の大群を導き入れる算段か?
04:50さあ、戦争!
05:00これが、ノカナチカを襲ったという神煙王の騎士か?
05:09だが、引くわけにはいかん!
05:13私は、守らねばならんのだ
05:17父母の、残したものを!
05:29間に合ったか…
05:33指輪王!
05:35貴様、何をしに戻った!
05:37言っとくけど、別にあんたのためじゃない
05:41ここは、あの子の居場所なんだろ?
05:43あっ…
05:45この前は手も足も出なかったけど、やってみせる!
05:50今はパワーも十分だしな
05:53あっ、ちゃんと前見て、前!
05:56ここで君が倒れれば、この世界に後はない
06:00くれぐれも無理はしないでくれ
06:02ああ、追っ払えればそれで上出来だ!
06:06愚かな…
06:07剣は届かず、魔法の全ては打ち消せまい
06:15かなう見込みもなく挑むとは…
06:19そんなの佐藤は分かってます!
06:21でも、相手がどんなに強くて怖くても…
06:26それでも佐藤は守ってくれる!
06:29それは私も同じだ
06:36妹を守る
06:38そう誓った日から、そのためだけに生きてきた
06:41私がネフリティスを…
06:43指輪の宿命から守らねばならんのだ!
06:51分かっておいたが…
06:53厳しいのを…
06:55もう少し…
06:57いけると思ったんだけどな…
07:00あっ…
07:02あっ…
07:04あっ…
07:06ヒュン…
07:08なんでもない…
07:10気を付けてね!
07:12あっ…
07:22私じゃダメなんだ…
07:25私だけじゃ…
07:27姫!
07:28離れていてくれ!
07:29あっ…
07:30あっ…
07:31あっ…
07:32あっ…
07:33あっ…
07:35あっ…
07:36あっ…
07:37あっ…
07:38あっ…
07:39あっ…
07:40あっ…
07:41あっ…
07:42あっ…
07:43あっ…
07:44あっ…
07:45あっ…
07:46あっ…
07:47ネフリティス…
07:48私…
07:49クリストルです!
07:50あっ…
07:52あっ…
07:54さ…
07:55佐藤くん…
07:56ここは一度引くぞ!
07:59
08:00無理だろ…
08:01あいつの狙いは風の指輪だ…
08:04だったらここを離れるわけには…
08:07うっ…
08:08指輪を!
08:09光の輪の君は…
08:10ネフリティスを呼びに向かった!
08:12姫が…
08:13なんでそんな…
08:14すべてはお前のためを思ってのことだろう…
08:18良い妻を持ったな…
08:23今しばらく持ちこたえる!
08:28お願い…
08:30佐藤と結婚して!
08:31
08:34ちゃんと話すのは初めてだね…
08:37こんな話し方でいいかな…
08:40嫌だったら言ってね…
08:46私の両親もね…
08:48指輪と私を守るために命を落としたの…
08:52はっ…
08:54指輪とそれを継ぐ者を守る…
08:56その使命の重さは私にも分かるよ…
09:02私も…
09:03守られるだけで何もできない自分の無力さを感じてた…
09:08お父様とお母様は…
09:11自らの命を犠牲にして…
09:13風の結界を作ってくださいました…
09:16私が指を打つがなくていいように…
09:19その思いを守らなければいけないのです…
09:24私は…
09:26あなたとは違います…
09:28確かにあなたは私とは違う…
09:32でも…
09:33だからこそあなたはみんなを守れるの!
09:36あの時の私とは違う!
09:38みんな戦ってるの!
09:40でも…
09:41お兄さんも長老さんもみんな…
09:44親営王の騎士はすごく強いのに…
09:47それは…
09:49そうするのが異病を持つ者の責任だから…
09:52違う!
09:54佐藤が戦ってるのは…
09:56あなたの居場所を守るため!
09:59そのために戦っているの!
10:01佐藤様が…
10:03佐藤はあんなだけど優しいから…
10:06きっとギリギリまで戦う…
10:09死んじゃうかもしれない…
10:12なのに…
10:14私にはもう何もできないの!
10:16悔しいけど私だけじゃダメなの!
10:19お願い…佐藤を助けて…
10:22佐藤と…結婚して…
10:24結婚して…
10:25フッ…
10:27フッ…
10:28フッ…
10:29フッ…
10:30フッ…
10:32フッ…
10:33フッ…
10:35あっ…
10:36私に…
10:37できるでしょうか?
10:39フッ…
10:41フッ…
10:45フッ…
10:47ここ…
10:49姫!
10:50ネフリティス!
10:51ネフリティス!
10:52ネフリティス…
10:53なぜ来た?
10:55お兄様…
10:57ネフリティスを後でお叱りください
11:00本当に…
11:01いいんだよね?
11:03はい!
11:05何を…
11:11お母様!お母様!ごめんなさい!
11:18あっ…
11:19あっ…
11:24あっ…
11:26風の結界が消えてゆく!
11:28なんということだ!
11:32佐藤様!
11:33あっ…
11:35あっ…
11:38あっ…
11:40あっ…
11:42あっ…
11:43あっ…
11:47あっ…
11:48あっ…
11:50あっ…
11:51あっ…
11:58あっ…
11:59あっ…
12:00まずいぞ!
12:01障壁がなくては…
12:03魔物の軍勢が!
12:05大丈夫です
12:07佐藤様の光の指輪と…
12:09風の指輪があれば…
12:11ッ!
12:12障害…
12:13wivesはあったから…
12:14ismsのためも…
12:17waveも何を遂げると…
12:18
12:32dressed as pardonné…
12:34
12:35That's it!
12:40It's now, Sato!
12:42Ah!
12:48The wind will be the same!
13:05俺目覚めたか光の輪に選ばれただけのことはあったな十分に指輪の力を引き出していたぞ
13:33指輪王様我が国ロムカを新英王の脅威からよくぞ救って下さいましたロムカ王女デフリティスロムカに代わりお礼申し上げますどどなたでしたっけこのお方こそ先代ロムカ王妃の姉君スマラグディ様だ
14:01そそれって昔指輪のせいで恋人を失ってこの国を出ていったそれがどうしてここに覚えておらんのか新英王の騎士その仮面の下の顔を
14:19新英王の騎士の正体が昔の指輪の姫様
14:25見ろ
14:27黒い風の指輪
14:31それで操られていたようだ 今は力を失っているがな
14:37私は指輪を継がねばならぬ運命とそれを強いた世界を呪いましたそしてその醜い心に付け入られたのです指輪のためお前は苦しみから救ってやろう?
15:05そんな得体の知れない奴なのか新英王って奴は伝説の指輪王との戦いの後肉体を失いその魂は遥か北の地バーナーに封じられたとだけしかし姿は見えずとも新英王の賢族は人々を襲っているそして新英王の騎士を襲っていると言われますが
15:11そして新英王の騎士を生み出す黒い指輪は驚異は確実に存在するのじゃ
15:17そっか
15:29じゃあ早く指輪を集めてさっさと終わらせないとあ
15:33あれほどの指輪の力を使った後だ波の王ならとうに死んでいる
15:45その程度で住んでいるのは二人の姫の絆に守られているからこそ
15:51感謝するんだな
15:53二人の姫
15:55二人の姫
15:57そっか
15:59ついに結婚しちゃったんだな
16:01姫以外のお姫様と
16:03でも俺は
16:05ネフリティス
16:07サトウ様
16:09王宮にはチュウナのお姫様と
16:11あれほどの指輪の力を使った後だ
16:13あれほどの指輪の力を使った後だ
16:15波の王ならとうに死んでいる
16:17その程度で住んでいるのは
16:19二人の姫の絆に守られているからこそ
16:21王宮にはチュウの力を持つ泉があります
16:25参りましょう
16:26きっとすぐに良くなりますよ
16:28あ…あ…あ…
16:41これはどういう…
16:44はい
16:45お二人はもうそれは深い愛で結ばれていると存じております
16:50先に妻となられたクリストル様に
16:53妻としての心構えを教えていただきたいのです
16:56な…
16:57そうなんだ…
16:59そりゃあサトウとはお互い何でも通じ合う仲だし
17:03キスだって何回もしてるし
17:05何回も!?
17:06もちろん夜の営みだって
17:08バイバイやりまくりなんだから!
17:10ああ!
17:11バイバイ…
17:12ほう…
17:13ほう…なるほど…
17:15ならば見せてもらおうか…
17:18二人の愛の営みを…
17:21え!?
17:22この世界の人間とは何度か交わったことがあるが…
17:27異界の人間というからには…
17:29同じように見えて作法の違いなどがあるかもしれん…
17:33せっかくの機会だ…
17:36じっくりそばから見させてもらおう…
17:39ほれ…ほれ…ほれ…ほれ…ほれ…ほれ…
17:43見ててネフリティス姫姫姫姫チャンスだよ佐藤今なら私だって引けないしうん?
18:12待て!
18:15俺はこんな空気に流されたりなんかしない!ほうほう。
18:33あなたが賢者と言われる方であるならご存じではないでしょうか?
18:3950年の昔ここを訪れた若い旅人のことを私が愛したあの人殺されてしまったのか逃げ延びられたのか?
18:52あ…それは…私があの方に贈ったもの!
19:01どうしてあなたが…
19:04彼のことは古くからよーく知っております!
19:09あの人は生きているのですか!?
19:11彼はこう言っておりました…
19:14愛した女性が自分のために疎まれるのは耐えられなかったのだと…
19:21今は遠い土地で静かに暮らしていますそうですか?彼はあなたの幸せをいつも願っておりましたこうしてお伝えすることができてよかった…
19:39お父様…お母様…
19:56あなたが強くなるまで私たちは見守っていますからね
20:02ネフリティスはもう大丈夫です
20:06それに…したいことも見つけました
20:13行くのか?
20:14お兄様…
20:17はい…参ります
20:21強くなったな…
20:25ネフ…
20:27佐藤様…
20:34え…
20:35フリティス…
20:37いいのか?
20:39はい…
20:40おそばにて指輪王様のお力となるのが指輪の姫の務めですから…
20:46それに…私…外の世界をたくさん見てみたいんです…
20:51そしていつか…私を佐藤様の世界に…約束してくださいましたよね…
20:58佐藤…そんなこと言っちゃったの?
21:01え?あ…うん…
21:02ちょっと…
21:05もう…悟ったな…
21:09今度の指輪の姫は幸せになれるでしょうか…長老…
21:18いい…最初の指輪の姫の一人…
21:23ペリドータ様…
21:26今まで私が見てきた指輪の姫は…
21:30みんなろくなことにならなかった…
21:33それは初代も叱りだ…
21:36新たな指輪王は…
21:38王としては少々奥手すぎるが…
21:41かえってそれが良い方向に働くこともあるかもしれんな…
21:46ふっ…
21:48指輪王様は立たれたのか?
21:50ああ…もうロムカの領外だろう…
21:53そうか…
21:55大賢者アラバスタに一度会ってみたかったが…
21:58アラバスタ…
22:01あの方が…
22:03どうした?じいさん?
22:10ああ…いや、何でも…
22:13ほれほれ、急がんと野宿になるぞ!
22:17おいおい…
22:33大賢者アラバスタ…
22:37隣にいる意味を言葉にできなくて…
22:44だけど離れる理由さえ見つけられなかった…
22:51深呼吸で飲み込んだ薄っぺらい言葉が…
22:58今もずっと引っかかって取れないんだ…
23:04それでもこぼれ落ちた涙は…
23:08いつか忘れてしまうような…
23:11ああ…
23:12知っているつもりで何も知らない心の中…
23:19いつだって傷だらけ…
23:23うまく笑えてるかな…
23:26どうすれば変わるのかな…
23:30隣にいたいんだ…
23:33ひとつひとつ震える足のままで…
23:37ひとつひとつと増えてゆく光…
23:41離れたって忘れないように…
23:45涙もおそろいアクセサリー…
23:49……
23:512…
23:532…
23:542…
23:551…
23:572…
24:002…
24:022…
24:032…
24:053…

Recommended

1:43
Up next